PlanetsSchool 課題の赤入れを分析する
批評家・宇野常寛さんのオンラインサロン「Planets Club」での添削課題で提出した文章が添削されて返却していただいた。
添削された内容を自分なりに分析し、何をどのように改善していくべきかを考えてみた。
この作業は地味だし、辛いものだ。きわめて低レベルなミスが連発しているからだ。ありのままの自分を知ることは痛みをともなうが、それなしに成長はないと考えている。
それでは自分で自分を血祭りにあげる作業をはじめていこう。
要約
・文章の始まりは「◯◯は、◯◯だ」「◯◯は、◯◯と定義する」「なぜ、◯◯は、◯◯なのか」と、どんな話を始めるのかをわかりやすくしめす。
・その後に「なぜなら(理由)」「つまり(説明)」「しかし、(否定)」などとつなげていくべきである。
・文章の書き出しが綺麗につながってない文章は読んでいられない。
感想
・「理不尽で何を言い出すかわからない父親」ではなく「何を言い出すかわからない理不尽な父親」である。伝えたいのは「理不尽な父親」である。
・「父親に何も言われずに離れられる貴重な時間」ではなく「何も言われずに父親と離れられる貴重な時間」である。
・どんな時間→貴重な時間
なぜ貴重な時間→父親と離れられる貴重な時間◯
なぜ貴重な時間→何も言われない貴重な時間△
・基本的な国語文法を理解できてない。
①自分にとってどんな実家なのか? ドラクエの教会
②実家の地理や環境はどんなものか? 駅近で駅前には何でもある
③どのように都市を活用してたか? チャリでいろんなものにアクセスした
④具体例 本棚はブックオフとゲオ ジム 古着屋
⑤この章のまとめ 拡張機能 サードプレイス RPGをプレイしている気分
構成をしっかりするだけで、読みやすさが全然違う。
・「飲み会の予定も職員室の会話からの流れが多かったし、」ではなくて「職場の飲み会は、職員室の会話の流れからが多かったし、」である。
・「職場の飲み会は、」と始めることで主語がはっきりする。
・この文では「〜から」を「多かった」にかけるべき。自分は「流れ」にかけていた。
・「〜し、〜し、〜だった」は長い。短く区切って書く方が読み手は読みやすい。
・これは「KindleとネトフリとYouTubeへ、飲み会や、、、」も同様で「YouTubeへ。飲み会や、、、」と区切った方が読みやすい。
・ネトフリもNetflixと正式名称の方がいい。
・30歳までスマホを買わなかったのに、なぜ購入したのか。その説明がスマートでない。
①奥さんとの連絡用であることをしめす。
②結婚という生活様式の変化によってネット空間を活用する必要があることをしめす。
③「ネット空間への置き換えの具体例」→「結婚生活はこれがないと無理」を書く。
・構成が甘い。流れが悪い。
・「相手に動かさせて」はおかしい。「相手を動かして」か「相手に動いてもらって」である
・ここでは自分の時間をいかに生み出すかという内容。そして親と娘の関係である。
よって主導権は親側にあることを踏まえて「相手を動かして」になるのが妥当。
最後に
書けるようになるまでの道のりは険しい。
でも、その険しい道のりに挑戦するだけの価値があると思っている。
自分は教師という仕事をしているが、この仕事は言葉をちゃんと使えないと成立しない職業だ。
同じ教科書を使っていても、面白い授業をする先生と大半が寝てしまう授業をしてしまう先生がいる。
この差は、発信能力の差だと思う。
この発信能力はインプットの段階から、もっといえば社会とどのような距離感をとるのかから勝負が始まっていることをPLANETSで学ばせてもらっている。
ここで学び、実力をつけ、確かな発信能力をもつ。
それは仕事はもちろ、いろんなところで役立ち自分の人生を豊かにしてくれるはずである。
これからもPLANETSのスタッフの方にはご迷惑をかけることにはなるかもしれないが、継続して頑張っていきたい。
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