飲み会を必要としている胸の内を解剖する
こんにちは。修業ボーイです。
二人目の子供が生まれてからもうすぐ7ヶ月。悪戦苦闘の日々が続いております。
一人でも大変だったのに二人目ともなるとやることが順序立てて進むことは難しく、何をやるにもスムーズにはいきません。
また、奥さんが一番大変ということで愚痴を聞くことがあっても愚痴を言えることはありません。これが相当メンタルにくる。
このご時世もあって飲み会もなく、あったとしても「じゃあ誰が風呂入れるの?」と詰め寄られ、行けない上に「飲みに行こうとした」ということが戦犯になるため飲み会を断り続け、家に帰り愚痴を聞き、自分の吐き出す場所はない。
こんな状況に疲れています。
中には「そんなストレスなんて子供の可愛さで吹き飛んでしまう」という人もいるかもしれません。僕にとっては、「父親とはそうあるべき」という圧力でしかありません。使い勝手の良いシッターだと思いながら日々を過ごしています。
そんな中で、離婚に関する本を数冊読みあさったり、反対に育児書を読んでみたりしても自分の心の芯をとらえる感覚がありません。
どうやら、離婚したいわけでもイクメンになりたいわけでもないようです。
じゃあ、どうしたいのか。
それは「日常を楽しく話せる人」になりたい。そんな願望が心の奥底にあることに気づきました。
子供が全然言うことを聞かないとか、片付けてもすぐに散らかっていくとか、奥さんとは考え方が違ってなんでそんなことをしないといけないのかと不服に思うこととかを根本的に解決したいとは思っていない。
それはそのままでもいいので「いや〜、昨日はこんなことがあってさ〜」と話せる場所がほしい。そして、その切り取り方や視点が面白い人間になりたい。
そのように考えているようです。
だから子供と一緒にNetflixをよく見るのですが「おさるのジョージ」「クレヨンしんちゃん」なんかはずっと見ていられる。それは成長のない、おっちょこちょいな主人公との生活をいかに楽しむかという作品だからです。
また、オールナイトニッポンをはじめ深夜ラジオへのハマり方が最近は異常なのも、失敗話や大変な話を面白おかしく話したいという願望の裏返しだったのです。
自分のモヤモヤの正体がわかったことにスッキリしたのですが、それと同時に「それだから俺はダメなんだ」とショックも受けました。
現状を改善しようとする努力をしようとしてない。少しでも家事をスムーズにできるように考えてない。奥さんと本音で話そうとしてない。「俺の人生こんなもんだよ」と構えている。
そんな人間だから何をやっても成長がないんだなと痛感しました。
実は今年は文章のレベルを上げようとオンラインサロンでの課題提出を頑張ろうと決意していました。しかし、半年を過ぎると書くペースがどんどん遅くなり、ここ2ヶ月は課題提出すらできない状況です。結果的に実力はついていません。
不満をどこかで吐き出してスッキリし、本質的に改善することなく元の生活に戻っていく。そのサイクルをやめない限り、負の連鎖は止まらないでしょう。
飲み会に行けないことを嘆くのではなくて、飲み会でしかモヤモヤを吐き出せない自分に嘆くべきで、非常に自分の生き方に反省しているところです。
2021年もあと2ヶ月。少しでも本質的な改善ができるように物事を進めていきたい。
人生はしんどいな〜。