舌癌の手術(患部写真あり。閲覧注意)
2021年9月。舌の左側面に口内炎のような白い部分ができたため、口腔外科を受診。「白斑症」と診断されたものの、この白斑症は場合によっては舌癌になる可能性もあるため、経過を観察することになった。
3か月後の2021年12月。舌の左側面の白斑症が無くならなかったため、検体採取して調べることに。翌1月8日、舌の細胞を採取。
2022年1月14日。先日採取した細胞から「悪性腫瘍」を確認。舌癌であることが判明。以降、手術に向けて診察を開始
1月08日 舌の細胞を採取
1月14日 先日採取した細胞から「悪性腫瘍」を確認
1月18日 血液検査 造影CT検査 頸椎リンパ節エコー検査
1月20日 胃カメラ 造影MRI検査
1月21日 耳鼻科受診 肺レントゲン検査
1月22日 皮膚科受診
1月25日 PET/CT検査
これらの検査の結果、「多臓器への転移確認なし」「頸椎リンパ節(左)にPET診断で陽性箇所あり」であった。
上記の点から、下の悪性腫瘍部位の切除手術をすることになった。また、頸椎リンパ節については術後観察となった。
2月5日 入院。術後の感染症予防のため、血糖値コントロールを開始
2月9日 手術。全身麻酔 右鼻チューブ装着 10時~13時30分 HCUに移動
2月10日 一般病棟に移動 流動食 点滴(抗生物質、痛み止め)
2月24日 退院
5月26日 再入院(今年2回目)
5月30日 手術(全身麻酔による左舌の腫瘍切除) HCUに移動
5月31日 一般病棟に移動
6月07日 退院
6月10日 奥歯を一部削り
6月30日 造影CT
7月13日 PET/CT 左頸部リンパ節1か所に集中を確認
7月28日 エコー検査
9月01日 エコー検査
9月02日 造影CT
9月05日 これまでの検査結果から左頸部リンパ節への転移と断定
9月12日 入院(今年3回目)
9月16日 左頸部リンパ節 郭清手術(全身麻酔)HCUに移動
9月18日 一般病棟に移動
9月26日 ドレーンパイプ3本すべて撤去。抜糸開始
10月01日 退院
10月22日 9月16日の郭清手術で摘出したリンパ節の病理検査結果。悪性腫瘍がなかったことを確認。以降、通常の経過観察をする。
12月02日 造影CT。周辺への転移は確認されず。以降、経過観察をする。
この造影CTの際に造影剤によるアナフィラキシーショック発生。以降、エコー検査で対応することになった。
2023年12月29日 リンパ節を切除した縫合部を再手術
以下、術後の写真のため、グロ注意
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2021年9月4日 診察初期 舌の左側面 白斑症
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2022年1月20日 手術前 頸椎リンパ節の確認
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2022年2月11日 手術から2日後
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2022年2月12日 手術から3日後
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2022年2月14日 手術から5日後
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2022年2月16日 手術から7日後 抜糸
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2022年2月19日 手術から10日後
(更新2022年2月23日)
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2022年2月23日 手術から14日後
(更新2022年4月3日)
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手術から2か月。舌の腫れはだいぶひいたものの、それでもまだ痛みは結構あります。
そうはいっても、食事も発声も今では問題ありませんので、生活はほぼ完全に元に戻ったといえます。
ただ、この先もリンパ節の観察は必要ですし、そのための検査もしていきます。
最初は、正直なところ「まあ、癌といっても、舌を一部切除して縫い合わせるだけだから」とタカを括っていましたが、実際はそんなものではありませんでした。はい。
(更新2022年4月27日)
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奥歯が腫れた舌に当たっていて、手術後から2.5か月経っても写真のとおり、傷が癒えないどころかひどくなっている状態。
奥歯を少し削り、マウスピースで舌へのダメージを緩和しているものの、その効果は無い。
というわけで、このままだとこの部位が癌化してもおかしくないです。
(更新2022年5月3日)
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奥歯が当たって変異している状態が続いていたため、5月30日に再手術することに決定。3か月もこの状態なので、切除して検体として検査して悪性腫瘍になっているかどうか確認するため、場合によっては5月30日以降も切除その他の治療が必要になるかもです。
(更新2022年5月8日)
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再手術まで3週間ほどありますが、わりと変化しているので、手術まで1週間ごとの写真を残しておこうと思います。
(更新2022年5月15日)
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(更新2022年5月22日)
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(更新2022年5月26日)
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5月26日、再手術のため入院。血糖コントロールをして5月30日に全身麻酔で腫瘍の切除手術を予定。
(更新2022年5月29日)
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明日、5月30日は11時から手術の予定。
全身麻酔はべつにいいんだけど、尿管カテーテルと鼻に入れる管がちょっと辛いです。
(更新2022年5月31日)
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2月9日の舌癌手術から3.5か月後の5月30日。前回の切除部分が腫れて、奥歯が常に当たっていたため腫瘍化したため、再手術で切除。
前回同様、全身麻酔による手術なわけだけど、今回は、前回より痛みが強く、また、扁桃腺が腫れてしまいいろいろとツライ状態です。
気になるのは、今回切除したものの、奥歯が当たり続けることに変わりないので、また腫瘍化するのでは?という気がするので、奥歯をがっつり削るか抜くかしないといけない気がする(ので、担当の先生に聞いてみます)
(更新2022年6月01日)
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(更新2022年6月02日)
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(更新2022年6月03日)
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(更新2022年6月04日)
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(更新2022年6月05日)
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(更新2022年6月06日)
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6月7日 退院。
(更新2022年6月08日)
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(更新2022年6月10日)
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左下奥歯の側面に尖った部分があり、それが舌の切除痕に当たって刺激してしまい腫瘍化してしまうため、とりあえず歯の内側側面の突起を一部削って様子を見ることとなった。
また腫瘍化するようであれば、奥歯の抜本的な処置をするとのこと。
(更新2022年6月12日)
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(更新2022年6月16日)
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(更新2022年6月25日)
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(更新2022年7月10日)
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5月30日の再手術から6週間。腫れはだいぶ落ち着いて見た目はだいぶきれいになりました。まだ突っ張っている感じが強くて、患部の感覚はほとんどないですが日常生活に支障はないです。
ただ、先日の造影CTでリンパ節の腫れが大きくなっていることを確認。今週、PET-CTの予定です。
(更新2022年8月02日)
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6月30日の造影CTでリンパ節の腫れが大きくなっていることを確認し、その後7月13日にPET/CT検査で頸椎リンパ節の腫瘍は悪性の可能性ありと診断。炎症による腫れの可能性もあるため、アスピリン系錠剤を5日間服用しエコー検査した結果、腫れが小さくなっている様子がないため、来週、造影CTを実施し比較することになった。
(更新2022年09月05日)
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■頸部リンパ節への転移 今年3回目の手術に向けて
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前回7月のPET/CTで左頸部のリンパ節1か所に集積が見つかり、以降、エコー検査と造影CTを、8月、9月と2回づつ実施したところ、炎症による腫れの可能性も捨てきれないものの、リンパ節転移と考えるべき、ということで、手術でリンパ節を切除することで決定した。
外側であれば一部採取という方法もあるが、今回の場所はかなり内側なので、リンパ節を一部切除というわけでにもいかないため、大きく切除(頸部郭清術)することにした。
というわけで、9月12日に入院し、9月16日に手術ということになりました。
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■左頸部 リンパ節 郭清手術 (左首のなかのリンパ節を大きく除去)
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PET-CT、造影CT、エコー検査により左頸部のリンパ節1か所に転移していると判断したため、除去手術を実施。
9月16日、全身麻酔による5時間の手術でしたが、無事成功。
手術後、2日間はHCUで経過観察しましたが、この2日間、痛みはあるものの術後は順調。切除した部分の隙間に出てくる血を吸いだすため、3か所(アゴ、鎖骨、胸元)にドレーンパックを装着。しばらくはこのままです。
除去した部位の検査結果が出るまで3週間ほどかかるとのことです。
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■左頸部 リンパ節 郭清手術から8日後(2022年9月23日)
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手術から1週間、ドレーンパイプ3本のうち2本(鎖骨、胸元)を外してもらいました。
痛みはありますが、経過は順調です。
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■左頸部 リンパ節 郭清手術から11日後(2022年9月26日)
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先日、ドレーンパイプ3本とも撤去され、縫合部のケアを開始。
1回目はホチキスを半分撤去し、縫合の甘い部分をテープ止めして落ち着くのを待つことに。
感染症の心配があるため、血液検査を進める予定。
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■左頸部 リンパ節 郭清手術から16日後(2022年10月01日)
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入院20日目、手術から16日目、無事退院しました。
病理検査の結果はまだ出ていませんが、傷の状態もよく、一安心です。
手術をしてくださった鶴見大学の川口先生をはじめ口腔外科の先生たち、看護師さんおよびスタッフの皆様に感謝です。
退院後、手術箇所の痛みはそれほどなかったのですが、時間が経つにつれて腫れが大きくなり、つっぱり感と痛み(手術直後の虫歯の痛みの酷い感じではなく、筋肉痛のような痛み)が増加しており、結構広い範囲で固くなっていて10月21日時点で首があまり動かない状態です。
一方、左腕は上までちゃんと上がるようになりました。
10月22日 摘出したリンパ節の病理検査結果が出た。悪性腫瘍は見つからなかったため、舌ガンについては通常の経過観察を進めることとなった。
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■左頸部リンパ節郭清手術から3か月後(2022年12月16日)
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手術から3か月経ち、造影CTによる検査を実施しました。
これまで何度も造影CT検査はしていたのですが、今回、造影剤によるアナフィラキシーショックを起こしてしまい、HCUに入院となりました。
CTが終わった後、普段より造影剤が効いてるなあ、と感じていたのですが、
だんだん身体じゅうがかゆくなり、発疹が出て、息苦しくなったと思ったら、鼻が詰まり、吐き気がして、立ってられなくなりました。
幸い、病院内だったのですぐに処置してもらい事なきを得ましたが、血圧が80まで下がり、かなり怖かったです。
で、肝心の造影CTの結果ですが、今回の検査では他への転移などは見つからなかったので一安心です。
今後、造影CTではなく、エコーとMRIによる検査となるそうです。
なんにしても先生、看護師さん、スタッフの皆様に感謝です。
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■左頸部リンパ節郭清手術の縫合部を再手術(2023年12月29日)
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2022年12月の造影CTによるアナフィラキシーショックにより、以降は造影CTが不可となり、エコーのみの検査を続けてきました。
そんななか、首の縫合部の再手術となりました。
・2023年12月29日
手術は無事に済んで問題もありませんでした。縫合も問題なく完治しました。
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