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【プラモデルレビュー】ジョイントモンスター 03フェイトドラゴ

110円ショップで買える
脱法ゾイドをレビュー!

 私はプラモデルが好きなのですが、ガンプラよりもゾイドでプラモデルレビューしたので、ガンダムよりもゾイドの方が好きです。ただ、コンテンツとしては平成期に盛り上がった製品のリメイク(それも子ども向けではない高額な製品がほとんど)ばかりで、実質ほぼ終わってしまっている状況と私は思っています。

 そこで、X(旧Twitter)で一時期「脱法ゾイド」と呼ばれて話題となった「ジョイントモンスター」を組み立てて、ゾイド欲を少しでも満たしながらレビューしたいと思います。本製品は110円ショップ(私は税込でそう呼びます)のSeriaで販売中(2024年12月時点)の子ども向け玩具のひとつです。パッケージをみる限りではわりとゾイドに似ていてデザインは私好みなのですが、どうでしょうか。

パッケージ
裏面に組み立て方が記載

パーツ数はわずか18コ
PP素材で塗装は不向き

 110円の商品のためか、パーツ数は全18コでシールなども付属しません。昔こうした製品がスーパーのお菓子コーナーなどで、ガムや飴入りで1コ80円(税込)くらいで売られていたような気がします。

ランナー
組み立て
背面

 一応口が開閉するのと、翼部がボールジョイントになっていてアクションが取れるのがポイントでしょうか。塗装したり接着したり改造するのも楽しそうですが、本製品はPP素材。塗料が乗りにくかったり、接着剤が対応しなかったりする素材だそうで、PP用プライマーを吹く必要があるようです。

サイド

獣脚類型や四足型など
シリーズはあと5種類!

 今回購入したのは「ジョイントモンスター 03フェイトドラゴ」で、シリーズはほかにも本製品の色違いも含めあと5種あります。組み替えて遊ぶことを前提としている商品ですが、私はほかは集めないかもしれません。コスパはいいものの、塗装や改造ができてこそのプラモデル。やはり私の中ではバンダイのSDシリーズがコスパ最強かもしれません。

 ゾイドシリーズはこれまで「ちょっと高めのプラキット」といった印象で、子どもたちにとっての夢の商品だったように思えます。ところが、最近はもともと高価な点で市場で勝負していたためか、ますます高価になり、ついに子どもたちを見放した印象があります。ゾイドワイルドシリーズでも、もう少し価格を抑えてよりたくさんの子どもたちに触れてほしかったと、ファンのひとりとして感じます。

 ぜひともメーカーには原点回帰の意味を込めて、安価で新しいゾイド(リメイクではない製品)を出して、改めて市場で戦ってほしいところです。

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