Yell note :Page20 絆のアリル第4話「混迷のアンダンテ」感想
いくらGW中とはいえ前日に8時間配信の告知って急すぎません?というかこの人たちいつになったらアニメに出てくるんですか…?!何はともあれ出演者と視聴者の皆さん長時間お疲れさまでした。私はハリポタについて無知だったんですがプロテゴとアクシオは覚えました。
そんなわけでアニメ第4話の感想です。Cパートが本編とか言うなし。
※記事中のアニメ本編画像は絆のアリル公式サイト(©KA/絆のアリルPJ ©絆のアリル製作委員会)より引用しています。
1.試行と錯誤
バーチャルグリッドアワードのエントリーが始まり俄然やる気になったミラク。惰眠を貪るまるまるの横でクリスからアドバイスを求めることに。それにしてもまるまるの声ってどこかで聴いたことがあるような…。
どうやらミラクは自分が普通であることに引け目やコンプレックスのような思いがあるらしく、そんな彼女がなりたい自分になれると気づかせてくれたのがキズナアイなのだそうだ。クリスさん、普通車のくだりはつっこんでいいんだよ。
練習の成果を確かめるためミラクは歌の配信を行いクリスとまるまるに感想を求めたものの、まるまるからは「可もなく不可もなくっていうか、特に盛り上がりどころがないっていうか…」「普通だよね」といった一番気にしているであろうポイントを指摘される。
極論を言ってしまえば一般的に欠点とされるようなことも「人とは違う個性」として活かすこともできるわけで、だからこそ「普通」なのが一番困るというのが演者の本音なのかもしれません。
そしてクリスが気になっていたのは歌やダンスではなく「トーク」。いや、第2話でクリスが配信してた時はトークしてなかったのにみんなから注目浴びてましたけど?!
ともかく二人はキズナアイの配信を見てトークのお勉強。お決まりの挨拶である「はいどーも!」ってすごい聞き覚えあるな~。
トークなら一人より二人!という発想で急遽始まる「ミラトーーク」。このアニメってテレ東系じゃなかったっけ?という疑問もありつつ、クリスをゲストに小粋なトーク番組を…と思ったらミラクの話題フリに対し「うん」と相槌を打つだけのクリス。高度な漫才すぎる。それにしても二人が並ぶと意外に身長差があるのが面白いですね(クリスの方が頭半分大きい)。
2.ピンチはチャンス
迷走するミラクはリアル世界にて再び中庭へ。そこには当然の如く紅茶の君が現れる。何も言わず紅茶淹れてくれるの優しい。
口下手らしい彼からは何か特別な言葉があったわけではなかったのにミラクにとっては沈黙の時間も有意義だったらしい。相変わらずお互いの名前も知らないはずなのに不思議な関係性。
そしてミラクは「なりたい自分」になるため様々なチャレンジを敢行。
エクストリームトーク、バーチャル漫談、イングリッシュトーク、ミラク怪談、ミラクルマジックショー…正に迷走を地で行く手当たり次第っぷり。
コメントも中々辛辣な内容で埋まっていたものの、その中の「自由」という単語に引っかかりを覚えた人もいたようで…?
最終的にミラクが辿り着いた答えは「キズナアイのように」ではなく、「自分のやりたいように」。
これは私の想像ですけど、実際にキズナアイの後追いをしたVtuberってたくさんいたと思うんですよ。あれだけ有名になればひとつのモデルと言ってもいいわけですから。とはいえたぶんそういう「二番煎じ」の人たちって結局生き残れなくて別方向で尖った個性を持った人たちが最前線を走っているイメージです。
キズナアイのガチ勢であることを活かしてキズナアイについてのトークをするミラク。それっていつも通りやないかい!でも好きなことについて話すミラクはとても活き活きしていて楽しそう。
そしてトークの締めとなるくだりで何と配信トラブルが。せっかくいい話をしてたのに音声が途切れてしまい落ち込むミラク…に助け舟を出したのは何とまるまる。
「アイちゃん、わたし 『バーチャルオートミールやバーチャルフィットネスでバーチャルダイエット!』 がんばるよ!」
といった具合にまるまるの声がアテレコのように上書きされていた。まるまるさんノリノリですね…。
しかもそれが視聴者にウケて始まるミラクアテレコ選手権。一歩間違えればネットのオモチャになるんじゃないかと心配になりましたがそんなことはありませんでした。優しい世界…。
知名度を上げるきっかけを掴みツンデレなまるまると仲良くなれた第4話。しかしまだまだ予選は始まったばかりです。果たしてこれからどんな強敵が現れるのか…?!
Cパートではクリスがアリについてのウンチクを語っていました。ドヤ顔クリスちゃん可愛い。
3.第4話で判明したこと
・ポイント獲得の手段は歌だけに限らない
課題曲とかあるのにトーク技術を向上させるってえらく回り道な気がするのですが、どうやら配信中の全てが「バーチャルアーティスト」としての審査対象になるらしく。トーク一点突破の参加者とかいるのかな。
・VR世界でも疲労する
五感はともかく心肺機能までアバターに反映させるって超技術すぎるだろ!これってゲームみたいにVR世界で訓練をすると内部的にステータスが上がってたりするのだろうか。