Yell note :Page25 絆のアリル第8話「憂いのティータイム」感想
アリルズ配信でもアニメ本編でも色んな意味で話題の中心だったクオンさん。川口さんも早く体調が良くなりますように…!
※記事中のアニメ本編画像は絆のアリル公式サイト(©KA/絆のアリルPJ ©絆のアリル製作委員会)より引用しています。
1.What is アルティメット
オリジナル歌詞で課題曲に挑戦しメキメキとランキングを上げていくノエルとクリス。ノエルは何と9位まで上昇し、クリスも73位とスロースタートながら上位を狙える位置に。
しかしミラクはというと例のミラクチャレンジがバズった以降は明らかに伸び悩んでいるようで(168位)。
まあこれはミラク自身の実力不足というのもありますが、そもそも見てもらえないことには評価の俎上にも乗らないという現実があります。ノエルの場合は自身の実力に加えて有名な家族による知名度も多少は後押ししているのではないでしょうか。
私たちの世界においても商品の良し悪しよりインフルエンサーの宣伝によって売り上げが大きく変わるなんてままあることですし。
そんなわけでよくわからんポーズのトレーニングをしていたミラクたちの話題は学内イベントである「アルティメット」について。アルティメットは空飛ぶ板であるフォーゲルボードを用いたレース大会。操作方法も推進力も謎ですがVR世界なので何でもアリです。(そもそも道具すら不要な気もしますが)
このレースで優勝すれば全生徒から注目される→ランキングが上がる、という脳筋理論でミラクはレースへの参加を決意。理屈はわかるんですが歌やダンスを放り出してレースをがんばるって手段と目的がごちゃごちゃになってる気も…。
2.きみの花の色
さてさて、3人がVGAに向けてあれこれ努力している陰でまるまるはというとエントリーしていないらしく。しかしミラクたちと過ごす内に「彼」の心境も少しずつ変化があったようです。
ミラクが紅茶の君に相談したフォーゲルボードのデザインデータ、それをまるまるも持っていたのです。つまり第1話からぼかされていた二人の正体…同一人物であるということがようやく視聴者に明かされました。
第7話でリアル世界とVR世界の人間関係についてまるまるが話している場面がありましたが、これに対する示唆でもあったのでしょう。
つまりまるまるはリアル世界でもVR世界でもミラクと接していたわけで、彼が文句を言いつつも彼女たちに協力的だったのはミラクのことを一番近くで見ていたから、とも言えます。
自分が何を描きたいのかわからなくなっていたまるまる。生身の外見と求められる資質のギャップに悩んでいた時、考えるよりとにかくがむしゃらにがんばるミラクは異質すぎる存在だったのかもしれません。そしてそんな彼女だからこそ彼の世界を覆う殻を壊せたのです。
元々デザイン科にいたというまるまるの協力もあり花の柄をあしらったフォーゲルボードが完成!花びらの色はミラク、ライン2色はクリスとノエルを表している(たぶん)らしく「みんなと一緒にいる気持ちになれるデザイン」を目指したらしいです。まるまる…おまえ…いいヤツだな…!!
ミラク専用機が完成したということで次回はアルティメット開幕!しかし優勝を目指すライバルは数知れず、果たしてミラクは栄冠を手にできるのか…?!
3.第8話で判明したこと
・ミラクたちの学年について
まるまるが2年生でミラクが1年生であることが確定。恐らくクリスとノエルもミラクと同学年と考えて良さそうですが、アリルズの正史(本流)の設定ということでいいのかな…?クオン先輩って呼んだ方がいい?
・EDクレジットを見てみよう
EDクレジットのキャスト紹介は「ミラク、クオン、ノエル、クリス、リズ」とちゃんと登場順に並んでいます。なので今後の話数で真・クオンが出てくると思いますがいちおうあの人第1話からのレギュラー出演ということなんですよね。