Yell note :Page50 絆のアリル第17話「片思いのライバル」感想
つまり私のメンカラに合わせてきたってこと？入籍？？
— 夏目 妃菜 (@natsume_hina) November 5, 2023
オタクはすぐに「結婚しよ？」って言いがち。まあ幼馴染は負けヒロインポジションなんですけどね。
※記事中のアニメ本編画像は絆のアリル公式サイト（©KA/絆のアリルPJ ©絆のアリル製作委員会）より引用しています。
１．戦わなければ生き残れない
ミラクとニスカのコラボ（意味深）配信を見つめる新生BRT5の面々。天真爛漫なハルは朗らかに、かつ辛辣な評価を下す。「レベル違いすぎな奇跡のデコボココンビ誕生～♪」
……ミラクも日々努力はしているもののトップランカーであるハルたちから見ればまだまだその程度の実力ということのようです。
「バーチャルアーティストの頂点を目指す」。実力だけでなく意識も高いBRT5。クオンの目標はあくまで「PathTLiveで輝くこと」なわけですが果たして今後どうなることやら。
一方ADENアカデミーは文化祭の季節。その名も「ADEN文化祭 CHEER UP」。これはもしかして放送日に合わせたりしているのでしょうか？アリルズの中の人たちも学園祭イベントに出演する方がチラホラいるので参加するファンもいるかもですね。
この文化祭はADENシード参加者を応援する催しということでバーチャル世界で開催されているようです。ややこしいな…。
賑やかな文化祭の中をひとり仏頂面で歩くサラ。そしてそんな彼女の横にはいつの間にやら上位ランカーであるゾーイ（CV古畑奈和さん）の姿が。
どうやらこの二人は知り合いの様子。サラはどこかしら敵意を漏らしていますがゾーイは無関心。二人の過去に何があったのか。
文化祭のイベント参加するらしいサラとゾーイのもとにたまたま居合わせたミラク、ジュア、セア（CV月乃さん）、ハルも集合。偶然にも本選参加者6名が集まるという豪華な顔ぶれに。
そんな彼女たちが挑むのは「バニゲーム」。以前アルティメットを作成した学生たちによるものらしく、やたらとキャラが濃いXR生徒2名も再登場。ルールは氷鬼を流用したもので違うのは鬼に捕まるとバナナになってしまうということ。なんでバナナ？
そんな細かい疑問に答えてくれるはずもなく、野良参加者4人を含めた10名はジャージ姿にフォームチェンジ。ハルなんかは明らかに運動神経よさそうですが、逆にセアは佇まいからして運動音痴そうな雰囲気が…。
ともかく、勝利景品のお菓子詰め合わせをかけてバトルスタート！
２．僕を見つけてくれたのはキミだった
さてさて、参加者を追いかける鬼となったのはスーツにサングラスをかけた大人モードのバニティ。見ただけで逃走しないとヤバいとわかる姿。まあ途中離脱してもお金はもらえないでしょうけど…。
そしてここで意外な新事実が。鬼に狙われたミラクがアスレチックを縦横無尽に駆け巡り鬼を翻弄している！本人曰く「あらゆる遊具を制覇して公園マスターと呼ばれた女！」とのことですが軽々と前宙をキメてみたりと普段のポンコツっぷりからは信じられない運動能力です。ていうか予選の時にこの能力をアピールしておけばもっと簡単だったのでは…？！なんでミラトーークとかやってたんだ。
一進一退の膠着状態が続いているとオマージュ元と同じく鬼の追加を防ぐイベントが発生。何かと絡みの多かったジュア、ミラクの即興コンビプレーにより見事ミッションクリア！こうして見るとジュアも結構主人公属性持ってますよね。誰とでもすぐ仲良くなれちゃうとことか、理屈より感情優先だったりとか。
ついにゲームも終盤。参加者同士の協力によりどうやら脱落者はいまだゼロ。しかしそんな時サラは存在しない記憶…じゃなくて彼女とゾーイの記憶を思い出していた。
どうやらこの二人は幼い頃からの知り合い、つまり幼馴染というやつで意外にもサラは様々な分野でゾーイに一歩及ばずにいたらしい。
描写を見る限りゾーイが天才型、サラが努力型といった感じですが、いくらがんばっても才能ある人に勝てないというのは誰しも一度くらいは経験があるのではないでしょうか。BRT5としていつもピリピリとした空気をまとっているのもただひたすらに勝ちたいというひたむきさの表れなのかもしれません。
そんな物思いに耽っていたせいか鬼に捕まりバナナに変えられてしまうサラ。絵ヅラだけ見るとシリアスな雰囲気がぶち壊しだよ！！
決死の覚悟でサラを助けに向かうゾーイ。それをサポートしようとしてバニティの群れに飲み込まれるジュア、ミラク、ハル。呆れるセア。最後なのに何だか締まらない空気ですが、ゾーイは無事にサラの救出に成功。それはまるで二人が子供の頃に遊んだかくれんぼのように。
『かくれんぼだったらサラには勝てないね』
「相変わらずかくれんぼの方が得意？」
重なる感情と、言葉。ゾーイはサラのことを「友達」と呼び、照れるサラ。平成のツンデレかな？
「バニゲーム」をクリアし仲が深まったらしい6人。サラは意を決してゾーイにコラボを申し込みますが…。
ここで二連続の新曲披露！まずはサラ×ミラクの「未完成Fate」、そしてジュア×ゾーイの「パーフェクト・ゲーマー」。
なし崩し的に始まったコラボなのに2曲ともカッコイイ！！特に「パーフェクト・ゲーマー」の方はアリルズでは珍しいクール系なのでめちゃめちゃライブ映えしそう！
サラの意外な一面も見れた第17話。しかしやはり実力者であることに疑いはないようです。まだ底を見せていない面々も多くいる中、ADENシードはどう展開していくのでしょうか！
今回ゾーイ役の古畑奈和さんは初めてのアニメ出演（のはず）ということでしたが幼少期も含め違和感なく演じていたと思います。というか配信でのキャラが強烈すぎて今後アニメゾーイがなかったことになるのではないかという心配をしています…。いやまあ他のキャラも似たようなもんですけど。
３．第17話で判明したこと
・「50％」の信ぴょう性
第7話にてクオン先輩が「ADENではリアル世界の自分をそのままアバターに使っている人は50％くらいしかいない」と話していました。とはいえADENシード本選参加者を見る限り、今のところリアル世界≠バーチャル世界となっているのはその話をしたクオンだけです。ミラクの場合はアバターをカスタマイズするセンスがないという理由でしたが、上位ランカーたちがこの50％の傾向に当てはまらないというのはなぜなのでしょうか…？