Yell note :Page51 絆のアリル第18話「初めての感情」感想
第18話にしてようやくリズの掘り下げ回!……なのはいいんだけどストーリー全然進んでなくない?いつになったらユニットバトル始まるんだ…?
それにしてもサムネの画像をソフィア絡みのやつにしようと思ってたんですが思いのほかネタが少なくて困りました。そういえばお披露目配信でちょっとだけリズとソフィアのライバル関係が匂わせされてましたけど前フリだった…のかもしれない。じゃんけんならなおさらデータ対決だろぉ?!
というわけで今回は描写されたキャラクターたちに焦点を絞って書いてみようと思います。
※記事中のアニメ本編画像は絆のアリル公式サイト(©KA/絆のアリルPJ ©絆のアリル製作委員会)より引用しています。
1.クリスの前世は猫だった疑惑再び
初顔合わせの時からやたらとソフィアを警戒するクリス。知り合い…というわけでもなさそうなので何かしら感じるものがあるのでしょう。確かにソフィアは何を考えているか読みづらい人物ではありますが。
そもそもクリスがこんなに感情を表に出すのが珍しいですね。
2.ソフィア、襲来
褐色肌データガールということでリズと若干キャラが被っているソフィア。
某テニヌ漫画みたいに強キャラ特有の「羽織った上着を落とすゲーム」でもするのかな?と思ったら「バニバニペア」という神経衰弱でリズと勝負することに。
上級者モードのバニバニペアは何と毎回カードがランダムで配置されるというク○ゲーオブザイヤー待ったなしのルール。挑んだソフィアの攻略法はというとバニティムを使い乱数アルゴリズムをリアルタイムで解析するというもの。そういうゲームじゃねえから!
ちなみにこの乱数というのはRPGのやりこみプレーヤーならお馴染みの要素で、有名どころだとファイナルファンタジー12のレアアイテムでしょうか。ゲーム中の最強武器である「ザイテングラート」という武器は入手確率0.01%なのですが、乱数を調整することで確実に入手する方法が確立されています(まあそれも多くのプレーヤーが解析に相当な時間を費やしているわけですが)。で、この乱数は時間経過によって変化するので、ソフィアがゲームプレイ中にタイマーを気にしていたのも解析に「時間」を組み込むためだったと思われます。
そんなこんなでリズに圧勝しデータキャラとして格の違いを見せつけたソフィア。パフォーマンスのクオリティといい今のところ完全無欠といった雰囲気ですが彼女に弱点なんてあるのでしょうか…?
3.悔しさの痛みを知ったリズ
予選期間中にはアルティメットの勝者となり、難なく予選を突破したリズ。PathTLiveの中でも天才型という意味ではクリスに近しい彼女ですが初めてと言っていい敗北を味わいます。
やむを得ず応じたコラボライブでの「Fake out」でも気のせいかリズのダンスがワンテンポ遅れているように見えるのですが…。
しかも何とリズは「悔しい」という感情自体を知らず、ノエルに指摘されるまで自分に生じた心の動きが何なのかわからなかったと言います。変わった性格どころの話じゃないですが、努力らしい努力もせずに予選7位に入るだけの才能があったということなのでしょう。
恐らく独りでいたら気づかなかった感情も「その道のプロ」を自称するノエルがいてこそ自覚できた。「くーやーしーいー!!!」と叫ぶ彼女が見せる姿はほとんど初めてと言っていい「リアルの発露」でしたね。PathTLiveの中ではリズだけリアル世界での描写が無いのでどんな雰囲気なのか私、気になります!
4.ノエルプロ、ドヤ顔をキメる
第16話では涙すら見せていたノエルでしたが吹っ切れたおかげでリズに先輩風を吹かせていました。どの道のプロなんだ…。というかすっかりリズとのコンビが板についてきた感がありますね。
ノエルはまさに「努力の人」というイメージがあるのでその辺はリズと対照的ではありますが、その分誰よりも悔しさを知る人物なので気付きを与えるには最適な役回りだったと思います。
5.その頃クオンは…
ハルによって着々とキャラ変させられていたり。あれ、PathTLiveにいた時より生き生きしてない…?そしてジェシ―のツンツンっぷりに相変わらず慣れないな~。次回はどうやらジェシー回のようですが…?
6.第18話で判明したこと
・予選と本選の違い
予選は日々配信を行うことでランキングが変動していましたが、本選はコラボ対決の日まで明確なレギュレーションが決められていないっぽいのでギャラリーの反応がわかりづらい感はありますね。文化祭を含め学園を挙げて本選を盛り上げようという取り組みはあるみたいですけど…。現状PathTliveのメンバーと他参加者のコラボしか実現していないので、前回ちょろっと絡みのあったハルとセアのコラボとか見てみたいけどなあ。