構造心理学 17. 直列と並列
人間性=人間の習性
についての説明の前置き
前回、1つ目の原初的恐怖を見ていきました。
今回は2つ目。
直列と並列について、です。
人というものは
今の現状から前向きに進む
という特徴がある。
(ダメになっていこうという無意識の働きはない)
可能性
↑
↑
↑
世界(土台)
(今の自分の現状)
良かれと思って進んで行く。
逆行はしない。
(悪くなろうと意識的にはできるが、そんな人はあまりいない。)
周りの人から見たら、悪い方向へ向かって行っているように見えても、本人は自分にとっての良い方向、上手くいく方向へと向かっている(つもり)
土台から可能性に向かうのは「直列」のものごと
ただ、いつも前向きにだけは疲れる
細いロープで綱渡りしながら前に進むのは危険
そこで、より良い方向へ向かっていく時の
道路の幅を広げるのがこちら↓
成功←←←←→→→→幸せ
成功に向かって広げる
幸せに向かって広げる
この二つは「並列」のものごと
①直列のものごと
一方通行(逆行しない)
両立しない
土台を固める作業をするか?可能性に向かう作業をするか?どちらか片方
②並列のものごと
両立できる
バランスをとってやっていく
片方だけだとバランスが狂っていく
幸せだから成功できない、成功したから幸せにはなれない、というのはない
<上手くいかない例>
直列のものごとなのに、並列にとらえている
例:土台固めをすることが、可能性に向かうことだ!
並列のものごとなのに、直列にとらえている
例:成功すれば幸せになれる!
ものごとを見るときに
直列のものごとか並列のものごとかを考える癖をつけておく。
成功と幸せは並列のものごと。
両立する。
どちらも広げる。
広げなかったら
細いロープで進んでいくしかない。
進みたくないもん!このままでいいもん!
と言っても、人間の習性で進んでしまうのです。
別々のものごとなので
それぞれに取り組む必要があります。
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