構造心理学 2.前提知識(一次・二次・逆次)
構造心理学コースでは
人間の可能性の全体像が話されるのですが
自分を生かし、かつ、自分の人生も生かす(一次)
ということが、基本になってきます。
自分を生かすには順番があって
① 資質(=個性)を扱う
・強みを知る
・優しさのあり方を知る(優しさ資質)
② 人間性を扱う
・人間は1人で生きているわけではないので、人間関係(=みんなとの関わり)について
・人間的な概念 「愛」や「創造(生み出す力)」などを扱う
③ 阻害要因(止めるもの)を探る
ここまでで、自分を十分に生かせている状態
次に取り組むのが
④ 未知の世界に飛び込む
というふうになります。
コースの方も
概ね、この流れで進められます。
はじめに
基本概念のアウトラインの説明から
① 一次(いちじ)
自分を肯定し、世界を肯定している状態
自分を生かし(個性をいかす)
自分の人生を生かす
この二つが両立されている
ほとんどの人が、自分の人生をいかすということを考えていない。
自分を生かすことと、自分の人生を生かすことは矛盾する場合もある。
対立した場合は、「人生」の方を優位にする。
② 二次(にじ)
自分を生かすことをあきらめている。
しかし、人生はあきらめていない。
人口のほとんどが二次。
③ 逆次(ぎゃくじ)
自分の人生はあきらめている。⇒世界に対してあきらめている。
自分はあきらめていない。
自分を生かすことに熱心。
成果を出し続けていないとダメな感じ。
この一次、二次、逆次
というのが、今までにない概念なので、
私も最初にコラムを読みまくっていた時は
「二次と逆次って何なの?」
と思っていました。
2014年の『強み発掘コース』受講後に、少しずつ理解が深まっていきました。
大切なのは
<自分も生かし、自分の人生も生かす>
という、一次として生きていくことです。
➡️ 構造心理学対面3日コース