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無料で使える勤怠管理システム「IEYASU」を初期設定してみた


初期設定の手順や操作画面をご紹介

システムを比較検討をする際には、短時間で複数のシステムに登録し、初期設定を行って検証する必要があります。

その忙しい最中に、初期設定が分かりづらいシステムに時間を取られるわけにはいきません。比較材料の1つとして、初期設定の流れを記録しておきます。

※今回の比較では「取り急ぎ打刻ができるまで」の初期設定を比較します


無料で利用できる勤怠管理システム「IEYASU」

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今回ご紹介するのは「IEYASU」の初期設定の手順です。

https://www.ieyasu.co/ 

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3つの無料の勤怠管理システムを比較したところ、「人数制限がない=何人でも無料で使い続けることができる」という点が強みです。

(なぜ無料なのか気になって調べたところFAQが掲載されていました)



初期設定の流れ1.申し込み→ログインまでの流れ

主な流れは以下の通りです。

  サイトから仮登録

→ 送られてくるメールから本登録

→ 送られてくるメールからログイン

仮登録

1−1.IEYASUサイトの「今すぐ無料で試してみる」

1−2.メールアドレスなど申込者の情報を登録

「システム管理者(申込者)」というアカウントの情報を登録。

1−3.仮登録メールが送信

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1−4.仮登録メールのURLから、本登録情報を入力

ログインURLはあとから変更できないそうなので注意が必要です。

https://p.ieyasu.co/ ログインURL /login

上記のように、会社ごとに設定されたログインURLで、その会社のIEYASUにログインするそうです。

あとから変更できませんので、「test」などの適当な文字列で登録をすると、あとで痛い目をみることになります…


1−5.会社情報と申込者の氏名を登録すると、環境構築が開始される

1−6.本登録完了メールが送られてくる

ログインURLが掲載されておりますので、そちらからIEYASUへログインできるようになります

本登録完了メール



初期設定の流れ2.「初期設定9STEP動画」に従う

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早速ログインしてみたは良いものの…一体何をすれば…?

と途方にくれていたところ、IEYASUからメールが届いていました。


メールによると、まず「9STEP動画」に沿って初期設定を行えば良いそうです。

メール

【再生リスト】初期設定_9つのSTEP動画


しっかり作成された初期設定動画でしたので、画面右にYouTubeのブラウザをおいて、動画に沿って設定することにしました。

動画によると、IEYASUのシステム管理画面の「サイドバー」を下から順番に設定していくようです。

初期設定の流れ



2−1. システム設定 

・IEYASUのどの機能を利用するのか

・G Suite連携、各種システムとのAPI連携 etc.


2−2.  勤怠設定 

・端数処理
・打刻(切替時刻、複数打刻 他)
・日次勤怠の項目
・打刻漏れ通知メール
・一括申請・承認
・集計期間の設定
・36協定
・労務形態(フレックス、裁量労働制など) etc.




2−3. 日次勤怠 項目設定 

・日次勤怠画面(出勤簿のような画面)に何を表示させるのか設定


2−4. 勤務区分 

・「出勤」「公休」「有給休暇」など勤務状況の選択肢のを作成


2−5. 雇用形態 

・「管理監督者」「一般社員」などの雇用形態を設定(名称を登録)


2−6. 拠点 

・「本店」「新宿支店」などの拠点を設定(名称を登録)


2−7. 部門

・「営業部」「開発部」などの部門を設定(名称を登録)


2−8. カレンダー(休日設定)

・「土日祝日」「月水定休」などのカレンダーを設定

・シフトの設定は別にあるらしい


2−9. 社員登録

・社員を設定する

・今まで設定した拠点や雇用形態、カレンダー等を紐づける



初期設定の流れ3.社員へログイン情報を通知

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初期設定9STEP動画を完了させると、打刻ができるようになります。その状態にした上で、社員へ各自のログイン情報を通知します。

●会社固有のURL(共通)

●個別ID

●個別パスワード


会社固有のURLとは、IEYASU申込時に設定したログインURLのことです。

https://p.ieyasu.co/ ログインURL /login

人事担当者が社員を初期登録する際には、IDを社員番号に、パスワードを社員の生年月日などに登録をしておけば、1人ずつメールの内容を変えず、1通のメールを一斉送信するだけで完了します。

「IDは社員番号、パスワードは生年月日8文字の数字です。ログインをして自分のパスワードを変更してください。」

と案内すれば、全員同じメールで通知は完了します。(IEYASUの「クイックスタートマニュアル(打刻機能)」により抜粋)

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初期設定の流れ4.打刻の準備(必要に応じて)

パソコンから打刻を行うブラウザ打刻の場合は、上記3つの手順で完了します。

ただし、ICカード打刻、スマホやタブレットでのアプリ打刻、LINE打刻、Slack打刻など別の方法で打刻を行う場合は設定が必要になります。それぞれ動画やFAQが掲載されていました。


【動画・FAQ】

Q. ICカード打刻の設定方法は?

Q. アプリで打刻をさせる場合の設定方法は?

Q. LINEから打刻できますか?

Q. Slackから打刻できますか?

【はじめてのIEYASU】打刻のすべて|タイムカード代わりのシンプル設定、不正打刻の防止、複数回打刻等を解説



IEYASUの初期設定のポイント

①初期設定9STEP動画に沿って設定

登録後に送られてくるメールを見ずにログインをすると設定に戸惑いますが、本登録直後に送られてくるメールに「初期設定9STEP動画」が添付されています。

そのメールに沿って初期設定を進めると迷わずに初期設定を進めることができます。


②動画やFAQなどのコンテンツが充実

何かわからないことがあった場合、Google等で「IEYASU  ●●」と検索をすると必ず何かがヒットします(管理画面右下にもチャット質問あり)。

調べてみると、ヘルプサイト、FAQサイト、オウンドメディア、YouTubeチャンネル等があり、高頻度で更新させれていました。


「IEYASU_YouTubeチャンネル」


「FAQサイト」


オウンドメディア「打刻ファースト」


③「無料のオンライン質問会」や「初期設定代行サポート」

無料の質問会や、初期設定をすべて代行してくれるサポート、最適な設定方法を提案してくれるサポートなど、各種サポートが用意されていました。


【無料の質問会】勤怠管理システムIEYASUのオンライン質問会を開催

【個別サポート申込み】個別相談や設定代行で最適な設定方法をご提案します

【無料の個別オンラインDEMO申込み】勤怠管理システムIEYASUのサービス全体像や実装機能を操作画面と共にご案内


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「IEYASUの無料版はサポートが少ない」「設定方法がわからない」という評判を聞いていましたが、私が触れてみた限りでは問題はないかと思います!


次回は、無料の勤怠管理システム「フリーウェイタイムカード」の初期設定を行います!



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