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シスポの保護猫活動記録12:被災猫のリキとココ、仮設住宅で待つ飼い主さんのもとへ!そして…

こんにちは!シスポで保護猫活動をしているかっちゃんです。

今回は、noteでも度々近況を報告していた、
令和6(2024)年能登半島地震の被災猫としてお預かりしていたリキとココ(シスポの保護猫活動記録5:仲良く寄り添う、被災猫のリキ君とココちゃんの今)について。

予告通り、飼い主さんの仮設住宅入所が決まりました!

そして、仮設住宅にてリキとココを受け入れる準備もできたとのこと。
寂しいけど、良かった。長かったですね。

ジリジリと日差しが照りつけるような猛暑日。

飼い主さんがお迎えに来る日、
つまり黒猫のルナが、リキとココとお別れする日がやってきました。

リキとココは仲良くお昼寝。寄り添っていますね。

心なしか、ルナは羨ましそうに見ているようです。

お散歩時間には、3匹で玄関に行ってくつろいでいました(笑)。
私がいないところで、内緒の話でもしていたんでしょうか。

仲良く半年近く暮らしていました3匹での暮らしも、今日で最後。

ついにリキとココをキャリーに入れて、
飼い主さんへお渡ししに出かけようとしていた時です。

キャリーにルナが近づいてきました。
挨拶?
元気でね!とでも言っているのかな?


思えば、ココは人といることが大好きで、ひと時も人のそばを離れないような猫でした。

お散歩時間はこうして私の隣で寝ていることが多かったココ。
これからは、大好きな飼い主さんと一緒に寝られるようになります。

リキは、ルナと横並びでくつろいでいることも多かったですね。
これからは、飼い主さんの膝の上でのんびりくつろげることでしょう。

うん…。
とても喜ばしいのですが、私たちとルナはちょっぴり淋しい気持ちにもなりますね。

さて、リキとココを保護猫団体さんのシェルターまで連れていきました。

シェルターは保護している猫さんたちで溢れかえっています。
車に乗せられて移動してきたリキとココは興気味で、気が立っていたので、
シェルターの中に入るのはやめて、駐車場でお返しすることにしました。

飼い主さんは、リキとココを抱えると「震災前の体重に戻っている!」
久しぶりの対面を非常に喜んでくださいました。

その姿を見て、半年ほどではありますが、
私たちの活動が少しでも役に立ったような、そんな嬉しさがありました。

仮設住宅は、やや狭い室内だとお聞きしております。
リキとココと一緒に暮らせるのは癒しであり、自分たちを奮い立たせてくれる存在でもあるとのこと。
「この子たちのためにもがんばろう」という気持ちが、
飼い主さんたちからしっかり伝わってきました。


まだまだ元の暮らしには戻ることは叶いませんが、家族が揃ったことで少しだけ前に進めたと思ってもらえると嬉しいです。

飼い主さんは何度も「長い間ありがとうございました」とおっしゃっていましたが
私たちの方こそ、リキとココと暮らせて本当に楽しかったです。
かけがえのない時間、思い出をたくさんもらいました。本当にありがとうございました。


数日後、なんと飼い主さんがリキとココの写真を送ってくださいました!

飼い主さんと暮らす仮設住宅でのリキとココ

相変わらず仲良しですね。
表情もやさしく、凛々しくもなっているような感じがします。

私はまだまだ寂しさが抜け切っていませんが(笑)。
元気にやっているみたいで良かったです。

そして
リキとココをお返しできたことで、保護猫活動の記事は、一旦ここでおやすみです。

ここまで記事を読んでくださり、本当にありがとうございました。
コメントや「スキ」のリアクション、とても励みになりました。

…実は、ルナを引き受けてくださる方も見つかりました。

まだまだお世話を必要としている保護猫はたくさんいますし
これからもシスポでは、1匹でも多くの命が救われるように保護猫活動を続けていきます。

活動の報告もまた、いつか再開できる日が来ることを
私自身、こっそりと祈りながら。

また会う日まで…!
ありがとうございました。
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