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いつの間にかなくなっていた

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インフラ総合職(23)が、今までの人生で出会った男性たちの中でも忘れたくない人々と過ごした日々を独断と偏見の100%私目線で、そして少しの理想を込めた80%ノンフィクションのお話…
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#思い出

三回目のデート

三回目のデート

このまま終わらないでほしい
いつか終わることをわかっているから
できるだけ長く見ていたい
枕元の明るい画面に映る時間を確認する
まだ時間はある、だからもう少し、、、

甘く幸せで生々しいくらいリアルなのに
架空の時間はものすごいスピードで
頭の中から溶けてなくなる

辺り一面、雪化粧した木々と降り積もった雪だけだ
そうかここは東北であったのか、と
まだ仲睦まじい瞼を片眼でこれが現実だったと認識する

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中途半端な名前

中途半端な名前

中途半端というなら有坂の名前もだ。シンジ。その先はなんだろう。シンジルか。シンジナイか。それともシンジタイか。そういうことを考えてしまうから私は有坂を信ちゃんと呼ぶ。

三浦しをん著『きみはポラリス』という
短編小説『夜にあふれるもの』の一節である

初めて読んだのは高校3年生、18歳だった気がする
その頃はこの小説の良さが分からずに
”面白くなかった本リスト”に入れていた

いつも常にまだ

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