εκτοςπλσμα 深夜巡廻
不思議な体験をしたことありますか?幼い頃からひとつやふたつは皆さんもおありでしょ⁉️
このところの深夜巡回で、解らないことが頻繁に起こるのです。音、というか声ですね。そして人感センサーですね、でもこれは出入りの専門設備業者に仔細に伺うと、空間の帯電の様な状態変化で誤動作はするようですが、稀だそうでまずあり得ないと断言するんですよ。ま、戯言と思ってくださって結構。
深夜の24:00過ぎくらい、屋外巡回中に、3階の連絡通路内の照明が、順に灯るんです。そこで暫く観察していると、2〜3度。とっくの昔施錠し人が残っている筈はありません。仕方なく非常口ひとつ開き、現場に向かいます。真っ暗な現場に僕を感じ取ったセンサーが、ブンブンブンと、順に照明点灯します。大声で「オイ!?オーイ!誰かいるのかっ⁉️」何度か発声してると、おいってなんだろ⁉️何語なんだろ⁉️語源は⁉️変なもんで国文的疑問が咄嗟に脳裏を掠めます。自問します真夜中に怖がって荒ぶる自分もおかしいし、笑えてくる。誰もいないし何も起こらない。当然です無人なんだから、で足速に去ります。というか一才の感覚を拒絶し、真夜中の孤独な競歩ランナー!ですかぁ。あーもー嫌だなあ。
それから二週間ほどして、またこの事案が発生したのです。で、つきいちの警備の会議前、同僚にコソコソって告ったわけです。おひとりは「何言ってるんだよ、勘違いか気のせいか、じき退職だし来ちゃってるね」またひとりは、「うちの親戚にもいるんですよ、おかしなことばかり言う姪っ子が」だの、散々な仕打ちを受け、そうですわなあ、ふつーそうなるわなぁ、と、僕は、おかしな己を嗜めるしかすべがなかったのでございます。