同窓会幹事代行のマーケティング担当が同窓会のマイナスイメージを考えた話①
すずきと申します。
笑屋の同窓会という同窓会幹事代行サービスとWakkaというSNSのエバンジェリストをしております。
本日は世にはびこる同窓会のマイナスイメージについて考えていきたいと思います。
本記事は一個人の意見として捉えていただけますと幸いです。
ハライチ岩井さんのエッセイを読みました
少し前ですが、ハライチ岩井さんの同窓会に関するエッセイを拝見いたしました。
岩井さんのエッセイは個人的に大好きで読んでいたのですが身近な話題だったので興味深いと思いました。
早速読んでみての感想ですが・・・
確かに共感できる!!!!!と感じたのです。。
エッセイから感じたこと①開催頻度について
岩井さんも書かれていましたが、年に1回同窓会を開催することがすごいです!
毎回場所を抑えて、呼びかけて、、、幹事さんはモチベーションよく保てるなあと感心します。
同級生同士で集まった時の話題が毎回一緒なのだ。同窓会の序盤は自分と久しぶりに会った友達との現状報告。それが終われば「○○と××が付き合ってたよなー」「あの時の○○のあれ面白かったー」「久々に○○のあれ見たいわ!」といった毎回同じ学生時代の話だ。仮に5年に1回の頻度で集まっていても、このメニューは変わらない。
おっしゃる通りですよね。毎回集まるメンバーが同じ、話題も同じだったら流石に飽きてしまいます。
しかし、開催頻度を5年に1回にする、先生を呼ぶなど少しでも変えていくことができれば楽しくなるのではないでしょうか。
エッセイから感じたこと②主催者のコミュニティについて
30歳を過ぎたくらいで、人を集めて同窓会をやろうと思う訳は大体想像がつく。同級生に自分の現状を聞かれて、答えたいのだ。自慢したいのだ。
正直に思ったことを書きます。
これは主催者側のコミュニティを改善する余地があるのではないでしょうか。
確かに「同窓会をやろう!」「みんなに会いたい!」と言い始める方々は目立つグループに所属をされていた場合があります。
しかし、それだけでは主催者と仲が良かった一部の繋がりだけの会になってしまい、輪が広がっていきません。
主催者は参加者に声をかける以上、最低限の目的を明かし、納得した上で参加してもらうようにはたらきかける必要があるのではないでしょうか。
よって、目的がないまま開催に至ってしまうことで参加者と主催者に温度差が生じてしまいます。
エッセイから感じたこと③岩井さんの立場について
岩井さんはお笑い芸人をしていることもあり、同窓生の中では有名人です。
会いたがっている同窓生とは当時は接点がなかったようですが、「有名人だから会いたい」という相手の下心を感じたため不快になってしまったのではないでしょうか。
自分と相手のどっちが有名かを競ったり、自分がどれだけ有名かを相手に説明することは、不良や暴走族までで終わっていると思っていた。その価値観を持っている大人がいることに、僕は単純に驚いたのだ。
この言葉からもあるように、有名人の岩井さんに対してマウンティングのような発言をすることでますます不快感を感じてしまったことが伺えます。
よくテレビなどで「芸人だろ?おもしろいことやれよ!」と言った具合に決めつけられたり、下に見られることもあると聞きます。
自分だったら非常に嫌ですよね。
しかし、岩井さんは面倒であっても同窓生に会うことにしています。
嫌な気持ちになるリスクがあったのに行く決意をするということは大変勇気がいることだと感じました。
エッセイから感じたこと④人を見下してはいけない
するとその男がグラスの酒を飲みながら「っていうかさ、30過ぎて警備員ってどうなの?」と吐き捨てるように言った。警備員も立派な仕事だ。友達が今警備員の仕事をやっている。何が悪いのだ。僕は同級生のその友達が下に見られ、バカにされたような気がして許せなかった。
これは本当におっしゃる通りです!
人を見下す行為はあまりにも失礼ではないでしょうか。
同窓会以前の話ですが、コミュニケーションにおいて特定の誰かを否定にするような発言は控えたほうがいいのではないかと感じました。
エッセイから同窓会にマイナスイメージがつく理由を考えてみた
同窓会は過去の繋がりがベースになっています。
よって学生時代の自分にタイムスリップしたような気分になるため、当時の振る舞いのままコミュニケーションをとってしまうことがあるのではないでしょうか。
また、本エッセイの登場人物のように、同窓会を自慢する場にしている人がいることから、マイナスイメージがつきやすいのではないかと思いました。
最後に
同窓会はどうしても過去の人間関係や繋がりの影響が大きいイベントです。
マイナスイメージは思ったより根深く、コミュニティの質にもよるため、一概には言えないことを実感しました。
幹事さんだけでなく参加者の方が「行ってよかった!」と感じてもらえるように分析を続けていきます。
ご覧いただきありがとうございました!
ハライチ岩井さんのエッセイをこれからも読ませていただきます!