コロナ禍で母親が発熱した話
2020年4月11日(土)、母親が熱を出した。
昼過ぎくらいに起きて1階のリビングに行ったら母親が居なかった。
「お母さんは?」と父親に聞いた。
すると
「お母さん、コロナや。感染した」
と父親が答えた。
おかあさん、ころなや。かんせんした。
一瞬、時間が止まったように感じた。
昨日は普通にしていたのにそんな急に悪化するもんなんか?
熱は何度くらいなんや?
検査は受けたんかな?
色んな疑問が湧いてきたけど、確認のために改めて父親に聞いてみた。
「え?本当にコロナに感染したん?」
「知らん」
は?
「知らんってどういうこと?!」
「まだ検査も何もしてないから分からん」
「じゃあ、なんで今『感染した』って言うたん?!」
「お母さん、最近マックスバリューの10%OFFデーで買い物するために、わざわざ人が多い時間帯に行ったらしい。恐らくそれが原因やろ。たかが10%安くなるだけのために……自業自得やろな。とりあえず隔離した」
話を整理すると、『感染した』発言は完全に父親の思い込みだった。
母親の症状は、体のだるさと38度台の熱が主。
咳や呼吸の違和感は無いようだった。
2日後に診てもらったところ、発熱の原因は虫刺されによるものだった。
抗生物質を投与したらすぐに良くなって、それ以降は今現在も体調に異変は無いようだ。
もちろん、僕を含めた家族全員、なんの影響も受けていない。
このご時世、自分や身の回りの人の体調に異変を感じたらまずは診察や検査を受けましょう。
思い込みや偏見は、誤解や混乱を招きます。
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少年(しょーや)
歌と言葉と音。
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