「Riddle」間もなく公開!
ボイスドラマ「マリンスノー・トパーズ」。
この作品は、現在制作中の少年(しょーや)の冊子型2枚組アルバム「晏ノ运(unknown)」に収録予定のコンテンツとして鋭意制作中です。
「マリンスノー・トパーズ」のスピンオフ作品として、フェイクドキュメンタリー形式のボイスドラマ「Riddle」をご用意しています。
来月8月2日を皮切りに、毎週水曜日夜21時から1本ずつYouTubeでプレミア公開します!
各話5分前後でご視聴頂ける一話完結型の内容となっています。
2種類のトレーラーを公開しました。
▽「Riddle」トレーラー《白》▽
▼「Riddle」トレーラー《黒》▼
同じ作品の予告動画でありながら、白と黒で全く正反対のテイストになるよう、趣向を凝らしました。
白は「希望、憧れ、理想、偶像」。
黒は「現実、裏側、実態、噂話」。
めっちゃ不思議なんですが、トレーラー用の各楽曲、ピアノの右手の鍵盤を押える場所がどちらも全く同じなんです。
オクターブの上下はあるものの、弾いてる音階は同じです。
左手のベースラインを変えるだけで、陰と陽を表現出来たのは驚きでした。
最初は《白》の方の曲を練習していた時に、左手の位置を間違えて弾いてしまったのがきっかけだったんですが、思わぬ発見となり、そのまま《黒》の方の曲に導入しました。
「Riddle」は簡単に言うと
《「マリンスノー・トパーズ」というボイスドラマを作るに至るまでの課程》
を描いた作品です。
ボイスドラマ「マリンスノー・トパーズ」に登場する人物達に、僕がインタビューをして回るという趣旨で、各話ごとに色んな人たちのインタビュー音声が流れ、それがそのままプロローグとして形を成していきます。
「Riddle」の音声は、インタビューっぽさを出すためにわざと録音当時の環境音やノイズが目立つようにしてあります。
さも現実に起こっていることのように演出したかったからです。
内容は全てフィクションなんですが、もしかしたらどこかで起こりうるかもしれない……そんなお話です。
「Riddle」に出演して頂いた役者さん達にも、「出来るだけセリフを発している感じをなくして欲しい」とお伝えしました。
「脚本に書いたセリフもそこまで一字一句忠実でなくて大丈夫、内容さえ伴っていれば細かな言い回しは変えていい」と伝え、出来るだけ自然な会話のやり取りになるようにしました。
ボイスドラマやお芝居って、キャラAがセリフを発している間、キャラBはずっと黙っていますよね。
それだと、「会話」としてのリアリティが薄くなってしまうんです。
普段の日常生活の中で誰かと会話をする時って、相手の発言に相槌を打ちますよね。
その空気感を作中に盛り込みたくて、相槌を意識した演技を何度も練習して練り上げていきました。
なので、細かな部分で役者さん同士の声が被ってる部分もあります。
敢えてそれをOKテイクにしました。
整い過ぎず、誰かと誰かの会話を盗み聞きしているようなリアルを目指した作品です。
あくまでもフィクションでありながら、ノンフィクションのスレスレを狙っています。
「Riddle」は8月2日から毎週水曜日に1本ずつ、約2ヶ月半の間、定期的に公開していきます。
公開期間は設けません。
いつでも繰り返しお聴き頂けます。
「マリンスノー・トパーズ」本編と合わせてご視聴頂くことで、点と点が少しずつ線になっていく感覚を味わって貰えると思います。
ぜひ、よろしくお願いします!
▼「マリンスノー・トパーズ」本編の「お試し版」▼