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最後の一言、あなたなら何を伝えますか?

こんにちは!メンタルコーチ高木ミカです。

コロナ禍、昨年は、完全無観客で試合が実施されていましたが、現在は入場制限はあるものの、リアルで観戦もできる今。

5月3日は久しぶりにエコパスタジアムに「静岡国際陸上」と東京オリンピック代表選考レースでもある「10000m日本選手権」の観戦をしてきました。

地元静岡県出身のHonda陸上競技部所属伊藤達彦選手が優勝し、代表を決めた。感謝にあふれた優勝インタビューは、レースの感動をより心に残るものとしてくれました。

試合の前後、またはそれ以外でもアスリートはコメントを求められることがあります。

特に試合後のヒーローインタビュー。
「今日の試合はいかがでしたか?」
「勝因は?」

試合について聞かれた後、
「最後に、ファンのみなさんに一言」

大事なのは、このコメントだと思うのです。

《脳は最後を記憶する》

これは、脳の特徴です。一番最後に入ってきた情報を’重要’と判断し記憶します。

レースに勝って感動している観客。ヒーローの活躍に酔ってしまっている観客に、そのヒーローの言葉は、何を言っても疑いなく「YES!」と受け入れやすいものになっています。

折角「YES!」なのだから、自分の信念とか、競技の普及に対する思い、社会性のある言葉を最後に一言付け加えたら、ヒーローの言葉のグレードはグンっとアップ♪

具体的なプレーに対することだけではなく、「我々アスリートは、競技を通してこんなことを考えている」「我々アスリートと言うのは、こんなに大きな思いで競技をしている!」という一言をコメントは、競技やアスリートという仕事の価値を高めることになります。

《脳は最後を記憶する》

「最後」というグッドタイミングで結果の価値もアップします。

最後の一言、あなたならどんなことを伝えますか?

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