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なぜ小さな会社こそマーケティングが必要なのか?

これまで家電製品の通販を20年以上、
価格.com、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonで
商売してきました。

スタートは価格.com創業以前からなので
Web通販としては結構なパイオニアです。

元は家電製品の卸業だったので、
「安く仕入れて安く売る」ことが商売で
売り先が販売店からWebに変わっただけ。

たまたまパソコンに詳しいアルバイトが入社、
そこで自社でホームページを作って
Web通販を始めました。

当時は、まだWeb通販なんてマイナーで
確か、雑誌の広告にホームページのアドレスを
載せていて注文方法の一つみたいな感じでしたね。

そのうち価格.comができて楽天ができて
そのあたりからWeb通販が主な仕事になってきました。

その後、何社かの同業の会社にお世話になる中で
仕入れや販売方法を学び2015年に独立。

開業2か月目には月商8桁を超え、
Yahoo!ショッピングで新人賞をいただきました。

ですが、安売りしか知らない販売スタイルなので
どんどん競合が増えてくる中、売り上げはジリ貧に……

このままではまずいと色々探していた中で
出会ったのがマーケティングでした。

私のブログでは、
「安くしてなんとか売れた」から
「自力で売れる」になるための
チワメタル流マーケティング
お伝えします。


マーケティングとは

「欲しいを作り、買い続けてもらうために行う全てのこと」

ここに至るまでには、5年ぐらいかけて
いろいろな学びをしてきました。

はじめて購入したマーケティング講座では
具体的にどんなことをやるのかを学び、
自社のサイトで実践を。

そのときは、モールでの家電販売で
成果が感じられず(言い訳)、
マーケティングが何なのかも
よくわかりませんでしたね。

セールスコピーとの出会い

さらに情報を探していく中で出会ったのが
セールスライティング。

この時は、セールスライティングよりも
主催者のマインドにひかれ、
セールスライターを養成する
コミュニティに参加することに。

そこでは、オウンドメディア、Facebook広告、
LPの書き方、インタビューなど
マーケティングやセールスライティングに
関わるいろいろことを学べました。

特にLPは何十回もフィードバックを受け
地獄のようでした。

小さいながらも現場での実践を体験できたことで
マーケティングの本質とは何をどうすればいいかが
少しずつわかってきました。

セールスコピーで売り上げが

当時、Yahoo!ショッピングで
Apple製品を販売していたので、
学んでいたセールスライティングを
商品ページで実践してみました。

この頃は、どのように書けば売れるコピーが
書けるのかなんてよくわかっていませんでしたが、
MacBook Airの商品ページに、製品発表時の
スティーブ・ジョブズのストーリーを
盛り込んでみました。

すると、大した台数ではないのですが
1日に2台、3台と注文が入ってきて
驚いたのを覚えています。

この時は、販売価格を安い順に並べると
10位以下、コピーを変える前は、
最安にしていても日に1台売れるか
どうかだったのですごい成果です。

とはいえ、Yahoo!ショッピングの中で
さらにMacBookを探しにきている人の中で
商品ページを見にきてくれた人だけの
反応ですから効果は限定的。

マーケティングの力

これが、「欲しい」と思っていない人の
注意を引いて商品ページに誘導し、
そこで「欲しい」となって購入に……

そうなったら、安さが価値ではなく、
商品購入後のお客さんの
嬉しい変化、結果が価値になります。

ショッピングモールだからこその
集客力があるので、モールでの
販売を否定するわけではありません。

しかし、商品と安さで売っていると、
モノがあふれ、競合が増える中で
ますます選ばれることが難しくなってきます。

だからこそ、小さな会社はマーケティングに
取り組むべきだと考えています。

今は風の時代と言われて
所有からシェア、モノからコトへと
消費のスタイルが変化する中で
われわれ小さな会社が目指すところは

「あなたから買いたい」

そうなったらどうです。
商売は楽しくなりませんか?

それがマーケティングの力です。

少しでもマーケティングに興味が
湧いてきたら「スキポチ」してもらえると
チワメタルが喜びます。

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