e-sportsにおける選手批判
読んでほしい人
・e-sportsチームを応援したい人
・選手批判を頻繁にしてしまう人
・コメント欄に飽き飽きしている人
まず初めに、日本代表のZetaDivisionの選手並びにサポートスタッフの皆様、VCTお疲れさまでした。次の挑戦も楽しみにしています。
今回はe-sportsの大会の生放送等で散見される選手批判のコメントについて思っていることを書いていきたい。
大前提として、プロ選手に批判は付き物だと思う。こればかりはしょうがない。プロとして他の競技者と競っている以上、優れていれば称賛されるし劣っていれば批判されてしまうのは、e-sportsに限らずどの分野でも変わらないと思う。
しかし、生放送のコメントやTwitter等の多くのファンがいる場所で批判コメントをしてしまうことに問題がある。批判コメントが流れるとどうなるか。皆さん知っての通り、試合中なのにも関わらず始まるコメント同士の喧嘩、その結果放送コメント等が荒れてしまう。
損をするのはただ純粋に試合を見たい、応援したいファンの人たちという最悪の結末。
やめないか?私たちは皆日本チームを応援する仲間だったはずじゃないか。
負けて一番悔しいのは生活の懸かっている選手自身、その次が関係者の人たち。私たちファンは良くてもその次くらいなもんだ。
「~が悪かった!」とコメントするより「相手が上手かった」の方が良くないか?
試合に負けて打ちひしがれている選手を相手に追い打ちをかけるようなコメントが選手にとってプラスになると思うか?
何が良くなかったかなんて私たちが言わなくても選手自身やコーチ陣、アナリストの方が詳しいに決まってると思わないか?
黙って見ろなんて言えないけれど、選手を攻撃するコメントは相手の立場にほんの少しでも立ってみれば出来なくないか?
大前提として選手に批判は付き物ってさっき言ってたじゃないかと突っ込まれるかもしれないので言っておくと、
1.表立って批判をしているジャーナリストやアナリストの人たちは、本名で活動していたり自分の画像を載せてたりと、ある程度身分を明かしたうえで批判を行っている。
2.批判が的外れであれば自身に跳ね返ってくるというリスクを孕んでいる。
言わば対等なのに対してtwitterやコメント欄は一方的、まるでサンドバックを殴るかの如く批判をしている。選手たちは私たちと同じ人間、批判されたら少なからず傷つく。そこでもし仮に選手がコメントに突っかかったとしよう、下手すれば炎上してしまう。これではとてもじゃないが対等な関係とは呼べない。
嫌なら見るなと言われるかもしれないが
Twitterでトレンドに入ってたら見えてしまうし、応援コメントやNICEの中に選手批判があった嫌でも目に付く。
どうしても選手を愚痴りたいなら、目につかない場所、つまりこのブログの様な場所で愚痴ってほしい。
ここまで読んでくれた人たちの多くは応援コメントしかしない人や、コメント等をせず見守っている大多数のうちの一人だと思う。
もし仮に選手批判をしてしまっていた人がいたら、コメントを送信する前に一度そのコメントを打つ意味を考えてみてほしい。
最後になったが
今月末にはLoLの世界大会も開かれる。
DFMという日本チームがグループリーグを目指して世界各国のチームと熱い戦いを繰り広げてくれるだろう。
皆さんと共に暖かい応援で選手の力になりたいと切に願っている。
先日帰国したLaz選手がVCT振り返り雑談をしていて、スタッツの悪い選手に批判が出るのは7.8年前からあるあると語っていて本人たちはあまり気にしていなさそうだったので一安心。この記事が無駄な心配で良かったと心底思った