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*子宮塾*プロローグ
15歳、平均より遅めに始まった生理
周囲の友達が、生理が来る中
「私も生理痛つらいー」
「ねぇねぇ、ナプキン持ってたら貸してくれない?(ヒソヒソ)」
の、大人になっていく会話に取り残されていくような気がした
身長も低く、幼児体型、童顔で…そして生理がまだ始まってない
周りに比べて幼い自分が、女子中学生だった私の小さなハートの小さなコンプレックス
みんなと同じ、女の子→女性のステップを踏みたくて
生理が始まっていないのに、薄ピンクのナプキンを学生鞄にいれて、友達と貸し借りしていた
今思えば…すこし恥ずかしいエピソードだけれどw
生理に、女性に憧れていた、小さな私が可愛くも思える
32歳、あの頃の私の憧れていた女性になれたかな
*
15歳、高校入学の直前に、やってきた
初めての生理は黒く少量で、お腹がすこーしだけチクチク
これが生理?!ついにきた?!と、
トイレットペーパーについた経血(けいけつ)を母に見せに走った記憶が鮮明に残っている
(少々汚い話を失礼w
でも、じっくり見てくれた母ありがとう。)
その時は、女性のカラダになれたような嬉しい痛みだった
ここから、月に一度の私と生理との闘いが始まる…
高校生~どんどん生理痛はひどくなり
鎮痛剤は常備、1日3回服用は当たり前
6時間間隔を空けましょうと言われても、4時間が限界
2日目の夜は、介護オムツなみの最強夜用ナプキンでガードするも、シーツを汚すことも度々
鈍い痛みで夜中に目覚めて、鎮痛剤をのみ、
早く薬が効きますように、と祈りながらベッドにうずくまる…
鎮痛剤ロキソニンが市販された時には喜び
(当時CMをつとめていた貫地谷しほりちゃんが好きになってしまうぐらいw)
生理が終わると、鎮痛剤で荒れた胃の痛みに耐える
そんな子宮生活を送っていた
だって、
「生理痛はつらい」 「鎮痛剤をのんで、学校/仕事に行く」 それが当たり前だと思っていたから
*
大学生活、一人暮らし
20歳の真夏の生理、きつくて大学を休んでいた
下腹部なのか腰なのか、もはやどこが痛いのかわからない鈍痛
と、同時に子宮の内側をフォークでガリガリやられるような鋭い痛み
痛みから寒気、吐き気、
鎮痛剤2回分のんでも効かない
一人暮らしだったから、余計こわく感じたのかもしれない
そこで耐えきれず、救急車を呼ぶ
生理痛なんですけど、ごめんなさいと謝りながら…
運ばれた婦人科で、子宮内膜症と子宮奇形(中隔子宮)と診断
そこからは、ピルを服用したり…子宮を「ごまかし」ながら数年
毎月生理がくるのが怖かった… 夜中に痛みで目が覚めるのが恐怖だった…
*
そんな私が、自分のカラダとココロと向き合うことで
32歳の今は、ぬくぬく(^^)と生理日を過ごせています
鎮痛剤もほぼ消費しなくなり
ワタシよくがんばったね…
と大げさじゃなく、涙ぐんでしまいそうなぐらい
*
なので、みなさんにもお伝えしたいのです。
「生理はこわくないよ」 「自分のカラダとココロと向き合いましょ」と。
まず大切だと思うことは、
◇正しい知識
◇自分の状態を知ること
生理痛で苦しんでる全ての女性たちに
妊活をしている女性たちに
そして、嫌いだった子宮を愛することができるようになったワタシに、むけて…
ここに、子宮塾を開塾します
次回は早速、
子宮塾①正しく知ろう子宮内膜症
一緒に子宮の勉強しませんか?