日本人は足し算できないことを日本政府と官僚に謝罪すべき
今日、You Tubeで、GPIFから衝撃的な発表があった。
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あまりにも破壊力のありすぎる公表であり、東大卒の官僚の恐ろしさを知った報道でもあった。
しかし日本のマスメディアは読売、朝日、毎日、産経とすべて報道しなかった。
GPIFとは年金積立金管理運用独立行政法人のことである。
ここで私たちの年金は勝手に運用されている。
新聞を読めば分かることだが(noteも含めてネットはいまだ新聞以下の情報媒体であり、GPIFについて記述したファイナンスの記事や会計学を使った記事は1本も存在しない。noteには1,500万本もの記事があるのに、ファイナンス理論の記事も会計学の記事もただの1本もないのだ、ネットのフリーペーパーとはただのゴミである)、この衝撃的な報道に対してYou Tubeで公開しているGPIFのサマリーを報道する記事がこの世に存在しなかった。
既存メディアは政府の失敗だけ報道し、GPIFの神の如き運用実績について報道せず、そのサマリー(決算概要・要約文)、を日本人はたし算ができない民族だから理解できず、私は読解し衝撃でいま手が震えている。しかし、一般人はこの破壊力ある公表を理解していない。
恥ずかしい民族である。
まあ、disってもなにも変わらないし、会計学・ファイナンス理論両方齧(かじ)った障害者がわかりやすくここでその衝撃の報道内容について説明していく。
当然無料でだ。こういう社会性、公共性ある記事は無料で公表すべきだからだ。
まずGPIFが4時間前にYou Tubeで報道した動画から見ていこう。
それがこちらだ。
■年金資源を使った衝撃の運用実績
GPIFは2001年度から市場を使って年金の運用を始めた。要は、年金原資で株を買ったり債券を買ったりしていた。
22年後の今年で運用実績は127兆3,658億円。
国民が納付した年金およそ91.9兆円を22年間運用して219.2兆円に増やした。日本人は、差し引き127兆3,658億円受け取れる年金額が増えた。
要は2倍以上に増やし、年率複利ペースでの運用実績が3.97%。
毎年私たちの受け取れる年金額はGPIFによって、22年間年率約4%ずつ増えていたのだ。
キチ○イのような運用実績である。
91.9兆円を22年間3.97%で運用して(GPIFは、1年も損しないで年率約4%の複利ペースのパフォーマンスで運用を22年間成功させている)、219.2兆円に増やしたと言っているのだ。
しかも直近の四半期(財務会計において3ヶ月のこと。具体的には2023年4月~2023年6月の3ヶ月間)の間だけで国民の年金を19兆円(9.49%)増やしたと言っている。
額が大きすぎるので小さくしてみると、100万円をたった3ヶ月で109万4,900円に増やしたということである。で、3ヶ月で19兆円も儲けを出したと公表している。
ちなみに四半期の金利が9.4%だと年率換算で1.43倍に増えることになる。100万円を預けておくと1年で143万円になるということだ。
複利だからほとんどギャグの領域である。上のグラフの一番右上の黄色で囲んだ枠を見ればこの四半期のGPIFのパフォーマンスが如何に異常な出来であるのかということが分かるだろう。
ポートフォリオのうち半分は安全資産の債券なのに(残り半分は国内株式と海外株式25%ずつで、私たちの年金は運用されている)1年で43%も年金が増えている。
■年金運用の半分は安全資産
ちなみに日本の銀行に普通預金として預けておくと受け取れる金利は年0.001%である。GPIFは地味にその430倍の投資効率を誇っている。舐めているとしか言い様がない。
noteの有料記事やYou TubeでFXでお金を増やします!
とか言ってる胡散臭い人たちよりGPIFの運用成績のほうが遥かに優れているし、22年間複利4%のハイパフォーマンスを実現した投資家はインターネット上にただの一人も存在しない。
インターネットはGPIF以下である。低劣で詐欺まがいの空間であることがよくわかる。私たちの多額に納めた年金は、実は日本で一番ハイパフォーマンスなもっとも運用実績の良いGPIFによって、要は国家によって適切に運用されていたのだ。
しかしこの事実を報道するメディアは国内に1社も存在しなかった。note1,500万本すら1本もまともに報道ができていなかった。
酷い話である。
インターネットはフリーペーパー以下のゴミである。ここは人の善意に頼った(はよタダで書けよという善意に頼った)ゴミ溜めである。
年金の納付者は国民年金、厚生年金併せて6,762万人。
6,762万人が日本国内で毎年給与明細のなかで厚生年金を給与天引きされているか、自営業者は国民年金を支払っている。
その厚生年金と国民年金の納付者の総数が6,762万人である。
GPIFが株と債権を買って22年間掛けて増やしてくれたお金が127兆3,658億円。
これを年金被保険者(納付している人)6,762万人で割ってやると、GPIFが国民一人当たり厳密には納税者一人あたりの金を188万3,552円増やしたということになる。
納付者一人あたり200万円程度年金を増やした。なのに、一切報道されない。なんなのこの国の国民?馬鹿なの?
それどころか、GPIFのこの決算発表サマリーの動画の視聴者数はたったの140人。
チャンネル登録者数は9,390人。
■ソース
国民のお金を127兆円も増やしてくれた。一人あたり約200万円も私たちが将来受け取れる年金額を増やしてくれた。
なのに主要メディアのどこも報道せず、再生数140回でチャンネル登録者数9,390人。
酷くね。これ。この程度の国民の分際で再生数1億2,000万人中140人しか、一人あたり年金を200万円も増やしてくれた超絶スーパー官僚が国内にいることを知らないんだよ。
酷くね。この社会。この程度の国民にこんな優秀な官僚は不要だと思う。
こんな、こんなずさんな扱い受けたら、普通だったら民間行くよ。
民間のアクティブファンドの運用報酬は1%だもの。
127兆円も増やしてくれたのだから、1%くらい普通払ったって良いんだよ。
官僚や政治家にボーナス1兆円2,700億円程度やっても国民はべらぼうに得してる。
だって残りの125兆円超全部受け取れるのだから。
なのに議員の歳費(給料のこと)ガー!とか、国家公務員のボーナス44万円は高すぎる!許せない!
とか、何でたし算も引き算もできない人たちが喚いているわけ。財務諸表も読めない財務会計も理解できないくせに発狂してるわけ?イミフ?
ていうか、1兆円くらいあげて良いんですけど。44万円とかマジでウケるわ。そんなはした金。
一人当たり1億円ずつ配って良い。それでも国民は丸儲け。
そんなはした金どうでもいいし、ぶっちゃけ政治家と官僚に国民は地べたに這いつくばり頭地面に擦り付けて土下座しても足りないほど、私たちには過ぎた者である。
偏差値30が偏差値77をタダ同然で雇ってる感じ。
マジで日本国民に超ウルトラ有能な日本の政治家や官僚はマジもったいない。
それほど衝撃的な決算公表であった。頭沸くほど金稼いでる。なんで公務員やってんの?この人たち?
年率4%を22年間ってあり得ないでしょ。
ほんと我が国の公務員って優秀。超優秀。民間人100人が、まあ、そこらにいるサラリーマン100人適当に集めて公務員試験受けたら97人は落ちますよ。
98人くらい落ちる。会話してれば分かる。我が国で一番優秀なのは公務員と政治家。
年金はいつの間にか2倍になってた。
もちろん運用してない(支給してる)部分もあるんで、総支給額が2倍になるわけではないのだが、あまりにもグッドニュースすぎて、そして日本のマスメディアは政治家と官僚の失敗しか報道しないので、これほどのグッドニュースが無視されていることに、その浅ましさと下劣さに(他人の失敗とか政治家の不倫とか官僚の失策とか、人の失敗ほど視聴率が高くなる、我が国ではね、日本人は人の不幸が大好き。要は金になる)、その程度の国民にウチの官僚はマジでもったいないよね。
が私の所感である。
あ、GPIFの決算動画貼っておきます。これ。国民としてこのずば抜けた運用成績は視聴すべきです。
3ヶ月で年金10%も増やしてるとか頭おかしい。病院行ったほうが良いほど我が国の官僚は優秀である。
ちなみにGPIFのポートフォリオのうち半分を株式にしたのは故安倍総理である。第二次安倍内閣以降のGPIFのパフォーマンスが異常なのはそのため。
これも報道されていない。127兆円も将来国民の受け取れるお金を増やしたのに、失礼な話である。
日本において年金は絶対にもらえる。税金が投入されているし、原資は2倍に膨らんでいる。また、お年寄りは頭が良いため選挙へ行く。
お年寄りが選んだ政治家が中枢となって、この国においては政策運営している。
支払う労働者より受け取る高齢者のほうが多いから金額は増えないけど、127兆円も増やしておいて、不安がるのは情報弱者と言わざるを得ない。
少しは国と政治家、独立行政法人のGPIFへ天下った、国家官僚に感謝すべきだ。
(おしまい)