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なぜ、学歴社会が無残で規則正しい社会と呼ばれるのか?
先進国は実に無残な社会システムを採用している。学歴社会だ。
人生の半分は18歳で決まるのだ。
☆☆☆
しかし多くの日本人がその規則性を理解していない。
この世に存在するすべての企業は5つの市場のうちのどれかに分類される。
そしてどの市場に分類されたかによってその企業の強さ、社員の所得の多寡、生涯平均年収、福利厚生、技術力、独創性、それらすべてが最初から決まっている。
当然強い市場にいる企業の方がワクワクする独創的な仕事が出来、仕事が楽しいだけではなく、所得も高い。
しかし上位の市場ほど高偏差値大学の学生しか採らないため、18歳で人生の半分は決まるのだ。
ちなみに日本でもっとも所得の高い東証一部上場企業は高卒の正社員職を募集していない。
高卒に総合職の求人は存在しないため(SONYも任天堂もそんな求人は出していない、工場内の期間工くらいだ)、入社どころか、市場の選択どころか、職業選択すら、応募することすら許されないのが現実である。
それぞれの学生はそれぞれの自分の偏差値に応じた市場の会社へと応募し、就職活動をし、内定していく。
偏差値の順に内定していくのだ。
ミクロ経済学における、それら5つの市場とはこちらである。
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