大人になったあとも一生脳を鍛え、頭を良くする勉強法
脳科学の論文を1本読み終わった。
☆☆☆
弱視であまり眼が見えてない自分だ。
247ページの書籍を読むのに、速読で2日かかった。
大体目で見るペースで文字を追えるので、弱視でなければ、余裕で1日で1冊読了できる。
高校時代自分は偏差値46の学校に通っていたのにだ。
年を取ると脳機能が低下するとよく言われる。
高橋洋一さんの瞬間記憶能力(写真機、彼は眼で見たものを写真機のように瞬間記憶し、いつでもその画像を脳から取り出すことができた、中学生のとき東大の過去問を解いていた人間とは、こういうものだ、一般人と脳のスペックが最初から違う。同じ東京大学合格者、堀江さんの本を読んだからといって、堀江さんと同じ人生を送ることはできない、なぜなら、脳の基礎スペックが彼と一般では異なるためだ、社会科学ではこれを「再現性がない」と呼ぶ。株や為替・FXのネットや投資本に書かれていることをそのまま実行しても、ほとんど上手く行かない。なぜなら、同じ相場は二度とやってこないためだ、元証券会社社員として本を読んだのに、ネットに書かれていることをそのまま実行したのに、と、言いつつ、資産をすべて溶かした人間を何度も見てきた、ちなみに富裕層は集中投資などしない、投資するなら資産の16分の1ずつからである、富裕層もたまに騙される、未公開株などのうまい儲け話に間違って乗ってしまい、投資してしまう。しかし失敗しても、資産の焦げ付きは最大16分の1で済むのだ。集中投資をしているのは、低所得者だけである、こんなのは富裕層の実態を見てきた証券会社側の常識である、株式で儲かると謳った本の、そのほとんどに再現性はない、なぜなら同一条件における同一の相場など二度とやっては来ないのだから)、東大数学科卒の高橋洋一さんも、年を取るにつれて写真機が衰え始めたと仰っているし、何より50代60代の高齢の方は物忘れが激しい。
話が脱線した。
脳科学の内容に戻す。
子供の脳はよくスポンジであると言われる。
情報を入れれば、入れただけ吸収するという意味だ。
皆さんは、小学生に上る前、日本語を覚える時英会話のように一生懸命勉強しただろうか。
してませんよね。
私もしなかった。
7歳くらいの頃、気付いたら日本語がぺらぺら話せるようになっていた。
まだ漢字の書き取りもできないのに、日本語だけはペラペラに話せた。
英語の場合、言葉に出したり、単語を一つひとつノートにまとめたり、書き出したりして、一生懸命になって覚えた。
しかも日本語のときと異なり、効率が悪かったし、使わなかったらほぼすべて忘れてしまった。
なのに私たち日本人は日本語がぺらぺらである。
いまでは英語が小学3年生から、大卒でなくとも、高校3年生までの10年も学ぶのに、全く話せるようにならない。
日本語はまるで勉強してこなかったはずなのに、小学に上がる前の、6歳の段階で既に話せるようにはなるのに。だ。
偏差値30だろうが偏差値70だろうが日本人は全員日本語を話せる。
なぜか?なぜなら、子供というのは聴覚系脳番地が大人より発達しているためである。
私たちは、子供の頃、耳で聞いて、脳の海馬に日本語を入れてやることで、暗記をしていた。
言葉の意味は分からない。
漢字でも書けない。
でも、とりあえず、聴覚から脳に入れた単語はすべて暗記した。
だから親に対して「お母さん、不倫ってなあに?不謹慎ってどういった意味?」と、親が困るような質問をし、分からない単語の意味を一つひとつ覚えていった。
脳における聴覚を担当する部位(論文のなかでは聴覚系脳番地と呼ばれる、脳の中央に水平にある部位、また、その下部には、一時記憶を保存する海馬と、長期記憶を保存する記憶系脳番地がある)、聴覚系脳番地は、海馬との距離が近く親和性が高い。
人間は眼で見るよりも耳で聞いたほうが記憶しやすい生き物である。
子供の頃、小学生に上る前の6歳の頃には皆日本語がぺらぺらになる。
少し拙い喋り方であれど皆日本語を聞き、それを理解し、話すこともできる。
英語の時のように一生懸命ノートに書き出したり音読したりすることで日本語を覚えたわけではない。
耳から脳に何度も生きた日本語を入れることで、親や兄弟家族の会話を聞き、それを記憶することで、私たちは日本語を覚えてきた。
私たちは耳から日本語を学んだ。
しかしこの様なことは大人になってからでは、ほぼ不可能である。
脳機能における聴覚部位の機能性が子供の頃と比べて落ちるためだ。
では、なぜ、弱視でほぼ見えていない自分が、40代の大人脳の私が、脳を高スペックで維持し、速読できるのか?
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