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この医学書・看護書がすごい!2022【メジカルビュー社】
※『この医学書・看護書がすごい!』って何?という方は、まずはこちらをお読みください。
※とにかく推し本を知って欲しい!その一心のみで作成しております。医書担当歴5年となりましたが、相変わらず専門知識に乏しいところは多々ございますので、各出版社の公式サイトにて補完をお願いします。
本日はメジカルビュー社です。
なんと『臨床画像』の冊子+電子版の年間購読が開始されました!2023年1月号より冊子+電子版の年間購読では冊子を郵送でお届けするほか、2017年1月号~最新号までのバックナンバーのPDFの閲覧が可能となります!
詳しくはメジカルビュー社ホームページをご覧ください!各5年間のバックナンバーが紙+電子版で読み放題!これは強いですね。
どうぞご活用ください。
あとメジカルビュー社のマスコットの名前は
メジダコちゃんです、ありがとうございます🐙 https://t.co/HfRzMmVyWH
— メジカルビュー社編集部 (@MV_ed_dep) November 26, 2022
だそうです。タコなんです。クラゲではないそうですよ。
さて、メジカルビュー社営業担当のイチオシはこちら!
『レジデント必読 病棟でのせん妄・不眠・うつ病・もの忘れに対処する
精神科の薬もわかる!』
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まずは営業担当の推しポイントをどうぞ!
初期研修医が精神科ローテでこれだけはおさえたいことをギュッとまとめた一冊。
知っておきたいこと、基本的な知識や対応を簡潔に解説。即実践に活かせる現場で困らないための必読書。
初期研修医向けということで、Part1は『病棟で遭遇するトラブルに対処する!』がテーマとなっており、『不眠,どうする?』『不眠の薬物療法,どうする?』『せん妄,どうする?』『せん妄の薬物療法,どうする?』などと、項目ごとに『どうする?』という問いかけがされ、それに対しての具体的なケースが示され、まずは段取りをどうするのかという構成になっています。
その段取りが簡潔にポイントを押さえて説明がされているので、初期対応のイメージしやすく、すぐに実践に活かせます。精神科で起こり得る病棟トラブルに対処できるようになりたい方は特に必読!
Part2では『精神科の薬の概略』、Part3では『知っておきたい最近の話題』が取り上げられ、初期研修医が知りたいことがぎゅっと詰まった一冊です。
そして売り場担当のイチオシはこちら!
『究める 腎・副腎腫瘍に対する腹腔鏡・ロボット支援手術』
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実は私、昨年末と今年初め、2回立て続けにロボット支援での手術を受けました。Wダヴィンチです。
いやー、すごいですね?十年以上前に開腹手術を受けたことがあるんですが、ロボット支援だと本当にこれだけしか切らないの?というくらい切らないんですよ。術後の経過もよくて、痛みも手術当日の夜に苦しんだくらいであとはほとんどなく、2回とも一週間も経たないうちに退院となりました。医療技術の進歩は凄まじいものがありますね。
そんな私の経験はさておき、『究める』と銘打っているだけあって、基本手技からトラブルシューティングまでを『究める』動画が72本収録されています。そして本文はオールカラーでイラスト70点、写真300点!
腹腔鏡、とくにロボット支援手術に関する類書は少ないため、基本から豊富な写真と動画付きでしっかり解説されているこの本は、安全・確実に行うために必携の一冊といえます。
腹腔鏡、ロボット支援手術がさらに普及され、この本を通じて手術を行う先生方の技術が高められ、私のように感動する患者さんが増えていきますよう、願ってやみません。