この医学書・看護書がすごい!2022【三輪書店】
本日は三輪書店です。
リハビリテーションを中心とした書籍を刊行している出版社ですが、グループ内の2社と共催して『三輪書店グループ共催セミナー』をZOOMで配信中です。最新のセミナー開催は12/20『神経認知障害のリハビリテーション』。
詳しくは以下のサイトをご覧ください!
さて、三輪書店営業担当のイチオシはこちら!
『研修医当直御法度 第7版
ピットフォールとエッセンシャルズ』
まずは営業担当の推しポイントをどうぞ!
ドーンと登場!表紙の赤が目印『研修医当直御法度』の第7版です。
医書担当になったばかりでなにを発注したらいいのかわからなかった頃、これは売れる本!と安心して発注していたのが『研修医当直御法度』でした。
1996年の初版から26年!「赤本」、待望の6年ぶりの改訂!です。
シリーズ累計18万部!
症例の大部分を刷新しただけでなく、現場のピットフォールを意識して、リスク回避の視点をいっそう意識した内容となっています。
項目は全50項目!なんと刊行されてから26年経っているのに、お値段は据え置きです。
そしてもちろんこれだけでは終わりません。
『研修医当直御法度 百例帖 第3版』
通称青本、こちらも同時に9年ぶりの改訂です。この青本と赤本はリンクしているので、ぜひ赤本と青本、二冊揃えてご活用ください!
研修医だけではなく、専門医の先生方にも愛されている一冊です!
そして売り場担当のイチオシはこちら!
『言語聴覚士が作った 思わず話したくなるイラストBOOK 〜ことば・コミュニケーションを育む〜』
この本、昨年の11月に刊行されたものです。
なので本来なら2021年のすごい!に入れるべきだったんですが、実は私が11月に手術&入院してまして、職場に復帰してからこの本を知ったというわけです。
刊行以来、各方面で好評でなんともうすぐ4刷が出来上がるそうです。
ということで、今年のすごいに選びました。言語聴覚士というかなりコアな分野で売れているというのはまさにすごいと言えるからです。
紹介ページのキャッチコピーが、
この『あったらいいな』がポイントですよね。
言語聴覚士向けの本は他の分野に比べて少ないです。だからこそ、この『あったらいいな』は言語聴覚士にとって、待ってました!と言える本ではないでしょうか。
子どもが自ら言葉を話せるようになるには、「事実を客観的に伝えること」と「自分の意見を自分のことばで伝えること」を意識する必要があります。
それは強制されたり、言わせるように仕向けたりしては意味がなくなります。では、子どもの方から自然と言葉が出るようにするにはどうすればいいのか。
この本はタイトルにあるように『イラストブック』です。しかも『思わず話したくなるような』です。そして『言語聴覚士が作った』です。他の分野の方が作ったものではないので、まさに「こういうのがあったらよかったのに」と現場で言語聴覚士の方が思ったものが本になっています。
まず、第1章で子どもとの関わりのヒント、第2章のイラストでことばの発達のヒントとなる要素を盛り込んだイラストを掲載。
それはトレーニングのように難しいものではありません。最初から言葉がでなくても焦ることなく、イラストを見せていると表情が変わったり、指で指し示したりして子どもが楽しんでいるうちに、言葉が出る工夫があちこちにされています。
言語聴覚士の方々だけではなく、言葉の発達が気になるお子さんのご家族や、その支援者にも読んでいただきたい一冊です!
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