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この医学書・看護書がすごい!2022【新興医学出版社】
※『この医学書・看護書がすごい!』って何?という方は、まずはこちらをお読みください。
※とにかく推し本を知って欲しい!その一心のみで作成しております。医書担当歴5年となりましたが、相変わらず専門知識に乏しいところは多々ございますので、各出版社の公式サイトにて補完をお願いします。
本日は2023年に創立50年を迎える新興医学出版社です!
新興医学出版社のnoteでは新見先生が『ポストコロナに向けたパラダイムシフト』と題してコラムを連載中です。
さて、新興医学社営業担当のイチオシはこちら!
『医薬品に関する臨床系論文の読み方』
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まずは営業担当の推しポイントをどうぞ!
・論文の読み解き方を伝授する「東大・康永研最強シリーズ」の医薬品バージョン。
研究デザインや統計学の基本といった論文読解に必須となる知識がこの1冊で網羅的でありながらコンパクトに解説されています。
・その解説に使用されているのは、著者たちが厳選した実際の英文論文です。
「なぜ重要な論文なのか?」「どこが論文のポイントなのか?」「どのようなエビデンスが導き出され、医療にはどう役立つのか?」
こういった点が論文初心者でも十分に伝わってくるはずです。
・最後には「副作用自発報告データベース」の論文にも言及。製薬業界や薬剤師の方々など、がっつり薬剤と向き合っておられる方々にも満足いただける内容となっているはずです。
第1章で『臨床系論文を読むための基本事項』を学び、横断研究、コホート研究、症例対象研究と研究デザインごとに論文の読み方をわかりやすく解説!
エビデンスをきちんと理解するためのポイントが最短で学べる一冊です!
論文を読むのが苦手な方でも『医薬品に関する』とターゲットが明確になっているので、必要な知識がコンパクトにまとまり、理解しやすいつくりになっております。
そして売り場担当イチオシはこちら!
『フローチャートコロナ後遺症漢方薬 あなたも今日から診療できる!』
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こちらの本、著者のひとりである新見先生がnoteで内容に触れていますのでまずはこちらをお読みください。
新型コロナウイルスに感染後、後遺症と呼ばれるさまざまな症状が報告されています。後遺症に関する研究は始まりましたが、いまだ解明はされていません。
医療現場でも試行錯誤している現状、この本は後遺症に漢方を使ってみたいと考えている先生方に向けて緊急出版されました。
冒頭には漢方薬の副作用の項目があり、興味はあったけれど実際に処方したことはないという漢方ビギナーの先生へという項目もあるので、初めて漢方を扱う先生にも親切なつくりです。
新興医学出版社から刊行されている漢方薬関連の本と同様に、どんな症状にどの漢方薬が必要かひとめでわかる大人気フローチャートで構成されていて、すぐに実践可能!
明日からの診療に役立てる一冊です!