この医学書・看護書がすごい!2022【照林社】
本日は照林社です。
照林社といえば『プチナース』と『エキスパートナース』ですよね。
その『エキスパートナース』が毎月すごい。本当にすごい。すごすぎるとすごいしか言えなくなります。
そんなエキスパートナースってなによ?っていう方は(いないと思いますが)こちらをお読みください。
特集が毎月いいんですよ。バックナンバー一覧を見ていただくと、おっ?これは気になるというのが絶対あると思います。
國松先生の『患者をみる技術』が連載されているのもエキスパートナースです。毎回面白い。本当に面白い。医療従事者ではない私が読んでも面白い。『こんくに』も含めて必読です。
さて、照林社営業担当イチオシはこちら!
『みんなでできる「医療的ケア児」サポートBOOK』
まずは営業担当の推しポイントをどうぞ!
はじめて医療的ケア児を受け入れることになった、もしくはかかわることになったけれど、具体的にどうサポートすればいいのかわからない方、必読です!
医療的ケア児のことを知るところからこの本は始まります。
日常生活はどういう感じなのか、用語の意味、小児在宅医療の歴史と医療的ケア児の今、そして医療的ケア児を支援する基本姿勢など、順を追って丁寧に解説されています。
Part2では実際に医療的ケアはどのようにして行われているのか解説。
必要物品を写真で紹介、ケアの仕方もイラストで解説しているのでとてもわかりやすい!
Part3とPart4では退院の準備における在宅移行支援のポイントと、地域での生活を支える視点として大切なことがまとめられています。
ずっと使える知識と、支えになるアドバイスが満載!
タイトルに『みんなでできる』とあるように、支援にかかわるすべての人に向けた本です。病院だけではなく、療育施設や教育機関などのさまざまな現場で活用できます。医療的ケア児のご家族の方にも読んで欲しい一冊です。
そして売り場担当のイチオシはこちら!
『スタッフナースにも 看護師長にも 信頼される主任になる』
新刊入荷した時にこの本は売れるだろうなと思いました。タイトルがキャッチーなんですよ。そしてカバーイラストと本文イラストが大野文彰さん。誰もが大野さんの描かれたイラストを一度は見たことがあるのではないでしょうか。
実際売れました。この本。初速がむちゃくちゃよかったです。
繰り返し言いますがタイトルがいいんです。信頼される主任になる。
信頼って大事ですよね。
『呪術廻戦』の七海建人も『信用しているし信頼している でも尊敬はしてません』とある人物を評しているんですが、尊敬してなくても信頼はできるんですよ。そのくらい信頼のチカラは強い。
それに信頼って一朝一夕で作られるものではないと思うんです。尊敬って頭がいいとか、技術がすごいとか、いつも機嫌良くニコニコ笑顔で対応しているとかで抱くことはありますよね。
でも、信頼はそれだけでは生まれません。さまざまな要素が積み重なって信頼というものを周りの人間は抱きます。そして、その信頼は悲しいかな、容易く失ってしまうこともあるのです。
主任という立場に置かれた時、信頼というものはとても重要な力になります。信頼されているからチームの仲間がよりよい方向へと動いてくれる、チームの仲間を信頼していると思った以上に力を発揮してくれる。
それは日頃の関わり合いから生まれるのですが、管理者目線だけで物事を見ていてはひとりよがりになりがちです。スタッフ目線からも見ることも必要となるでしょう。スタッフ目線から見て、果たして自分はどうなのか。この振り返りが大切なのです。
この本では信頼される主任になるのはどんなチカラが必要なのか。具体的な例を挙げ、「こんなとき、どうする?」を考えながら、学ぶことができます。
主任になった時、まず真っ先にこの本を開いてください。なによりもあなたのチカラになる一冊です。
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