
やはりNHKドラマだった! 『岸辺露伴は動かない』が面白い!
はじめに
今さらですがAmazonプライムで『岸辺露伴は動かない』を視聴しています。現在は2024年5月が最終放送となっていますが、2025年の今年、実写映画化が予定されています。ドラマ好きには待ち遠しい限りですね。
では、岸辺露伴について、少しおさらいしましょう。
岸辺 露伴(きしべ ろはん、Rohan Kishibe)は、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険第四部 ダイヤモンドは砕けない』に登場する架空の漫画家。同漫画のスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』の主人公。血液型はB型。
『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる、荒木飛呂彦の短編漫画が原作となっています。私自身、『ジョジョ~』は見ても読んでもいないため、荒木飛呂彦作品に触れるのは初めてです。そう言うと、熱狂的な原作ファンに怒られそうですが、それを加味したうえでドラマ版の『岸辺露伴は動かない』の内容を中心に触れていきたいと思います。
やはりNHKドラマは抜きんでて面白い!
初めてこの作品を観たのは、『岸辺露伴ルーブルへ行く』という映画を観たことがきっかけでした。これもやはり、Amazonプライムで無料配信されていたことがきっかけとなっています。このように考えるとAmazonプライムからは数多くの学びをいただいていると、改めて思いますね。アマプラ、おススメです!(笑)
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(きしべろはん ルーヴルへいく、フランス語: Rohan au Louvre)は、フランスのルーヴル美術館とフュチュロポリス社が2005年より実施してきたBD(バンド・デシネ)プロジェクトの第5弾として、2009年に発表された荒木飛呂彦の漫画作品。
2023年5月26日に実写映画版が公開された。
それはそうと、映画『岸辺露伴ルーブルへ行く』を観たときには、わけもわからずに観たのですが、とても面白く視聴することができました。それでも、約二時間の映画では、中だるみした記憶が強くあったため、「こんな作品もあるのか」くらいの気持ちで心に留めている程度でした。
『岸辺露伴ルーブルへ行く』Amazonプライム
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CGVXSMS2/ref=atv_dp_share_cu_r
しかし先日、『東京サラダボウル』の記事を書いたところ、思いのほかバズって(私的には爆バスだった)いたため、「他にも面白いドラマはないかな?」くらいに軽い気持ちでアマプラ内を探していました。
すると「あ。これは観たことある!」と、岸辺露伴に扮する高橋一生さんの画像が出てきたのです。それを、気軽な気持ちでポチッとしたのでした。
今、この番組について調べていたら、これもNHKドラマだったということを知り、驚きおののいています(笑)! NHKすごすぎる!
『岸辺露伴は動かない』の概要と内容の紹介
『岸辺露伴は動かない』の初回を視聴すると、マナーに厳しい家に取材に行くというストーリーでした。マナー違反をすると追い出されるルールの家の敷居をまたぐという、単純明快でありながら、ちょっと怖くもあり、飽きさせない程度のテンポのいい会話が織りなす展開に、とても惹きつけられたのでした。
何よりも、映画で感じていた中だるみ感もなく、テンポよくストーリーが進んでいきます。岸辺露伴の個性が際立っていて、ドラマで見ることによる手軽さがいい塩加減になっていて、あきることなく観ることができました。
『岸辺露伴は動かない』Amazonプライム
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B8JKTG2Y/ref=atv_dp_share_cu_r
そもそもこの岸辺露伴について調べることもなく見続けた結果、私はこのような記事を書いているため、観ることで知ることができると思いますが、申しわけ程度にご紹介しておきますね。
岸辺露伴とは
『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物、漫画家の岸辺露伴を中心として展開するスピンオフ作品。タイトルの「動かない」は、「露伴は主人公ではなく、あくまで物語のナビゲーターである」という意味である。
「露伴は主人公ではなく、あくまで物語のナビゲーターである」というのは、少々驚きです。その存在感たるや、ナビゲーターの枠から完全に逸脱しています。その理由というか、物語のキモともいえるのは、何と言ってもその特殊能力でしょう。『スタンド』と呼ばれる超常的能力を駆使して、難問を解決していきます。そこには人間が生きていく上で必要なことが、少しずつ散りばめられており、見終わった後に心に残るストーリーが多いのが特徴です。
『岸辺露伴は動かない』について
「ヘブンズ・ドアー 今、心の扉は開かれる―――」 相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家の岸辺露伴が、編集者の泉京香とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かうドラマ『岸辺露伴は動かない』。 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズで世界的な人気を誇る荒木飛呂彦の原作漫画を、高橋一生の主演で実写化した人気ドラマシリーズの最新作「密漁海岸」の放送が決定しました。 今回、露伴が対峙するのは、伝説の幻のアワビ。 さらに、2023年5月に劇場公開された映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』をテレビ初放送することも決定しました。岸部露伴が“美の殿堂”ルーヴル美術館を舞台に、「黒い絵」の謎にまつわる事件に挑みます。
上記のHPは、更新されていないため情報が古いですが、放送決定といっている作品はもはやすべて放送されました。そして、映画『岸辺露伴ルーブルへ行く』も上映されました。
これに加えて、今年(2025年)、実写映画化されるということが決まっており、高橋一生さんには、それこそ一生をかけて毎年シリーズ化(映画化)していただきたいと思っています。
岸辺露伴の特殊能力「ヘブンズドア」について
「ヘブンズドア」
このセリフ自体があまりにカッコいいため、キャッチーな言葉としても頭に入りやすい代名詞のようになっています。この能力の説明も、していきたいと思います。
「ヘブンズドア」について
露伴のスタンド。対象を「本」にする能力を持つ。能力を受けた者は、基本的に身体のいずれかの部位が薄く剥がれるような形で、「本」のページとなる。「本」には対象の記憶している「人生の体験」が記されており、記述を読むことで相手の記憶や相手の知っている情報を知ったり、さらにはページに情報を書き込むことで相手の行動・記憶を露伴の思い通りに制御することもできる。本にされた者は、ショックで一時的に気を失ったり、身体がスタンドの本状・紙状になり動きづらくなる。また、ページを破り取ると相手はその部分の記憶を失い、体重が激減する。なお、ドラマ版第3話「D・N・A」では対象者を「本」そのものに変えている。ある程度の知能を持った動物や幽霊、また露伴自身にも能力は有効である。また、相手に文字を書き込むことによって支配する力は絶大で、対象者がどれだけ拒絶しようと逆らうことはできず、「短期間でネイティブ並みの語学力を身に付けさせる」「後方に時速70キロの速度で吹き飛ぶ」など、その人物にも本来は実行不可能な事象を実行させることもできる。
対象を本にして読んでしまうという、何とも聞いたことが無い特殊能力は、誰も殺さず、誰も傷つけないという、平和な能力であるところがとても穏やかな気持ちで観ることができます。それでいて、体に刻まれた記憶のすべてを読まれてしまうという、ある意味、殺されるよりも恐ろしい気持ちになる「おぞましさ」も魅力の一つでしょう。
その能力は、いかにして手に入れたのかを知ろうと、調べてみたところ、詳しく書かれていました。
「スタンド」とは「パワーを持った像(ヴィジョン)」であり、持ち主の傍に出現してさまざまな超常的能力を発揮し、他人を攻撃したり持ち主を守ったりする守護霊のような存在である。漢字では「幽波紋」と表記される。Part3『スターダストクルセイダース』で初登場し、以降のシリーズでも設定が引き継がれている。作者の荒木飛呂彦によれば、スタンドとは超能力を目に見える形で表現したものである。例えば、「曲がるスプーン」や「破壊される壁」などといった超能力の影響を受けた物体を描くのではなく、超能力そのものに姿を持たせて絵に描くことができるようにしたものが、スタンドである。荒木はかつてインタビューで、「裏づけというか説得力というか、そういうものが欲しかったんです。『ムッ』と念じるだけで物がバーンと割れるんじゃなくて、他人には見えないんだけど実際に何かが出てきて、そいつが物を割ってくれる、みたいな」と述べている。
おそらく、岸辺露伴がいかにして「ヘブンズドア」を手に入れたのかを詳しく明かすときは、最終回が近いと思われます。それであれば、その点は詳しく説明不要ということにしておきたいと思います。なぜなら、まだ続きが観たいからです。
2025年には実写映画化も予定されているため、これからの岸辺露伴にも注目ですが、主演の高橋一生さんは、とてもこの役がハマっていると感じます。
飯豊まりえさん演じる泉京香ですが、まるで泉鏡花をほうふつとさせる名前に、少し興奮しました。泉鏡花のことが、荒木飛呂彦さんも好きなのでしょうか。夏目漱石や森鴎外などの時代に活躍した文豪ですからね。
この件に関しては、また、調べてブログの記事にしていきますので、おたのしみに♪
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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