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分厚い本が好き

鈍器本が好きな理由

厚い本を見ると欲しくて仕方がない

小説でも実用書でも、分厚い本が大好きです。
中でも一番の好物は、広辞苑です。

あの重み、あのフォルム、あの名前。
『広辞苑』
本の中の本。
『広辞苑』
一日中ページをめくっていられる。
『広辞苑』
紙の手触り、紙の香り、紙のめくる音。
『広辞苑』

分厚い本が好き。
鈍器本といわれる本が好き。

京極夏彦さん、万城目学さん、佐藤究さん、森見登美彦さん、町田康さん、東野圭吾さん、平家物語、聖書……

本棚には、意味もなく、脈絡のない分厚い本が並ぶ。
速読には興味がないわたしは、じっくり読みたい。
じっくり読むのに、薄い本ではすぐに終わってしまう。
すぐに終わっては面白くない。
やはり、分厚い本がいい。

辞書も、必要ないのに買ってしまう。
「お! この辞書、ページをめくる手触りが好き!」
そう思ったら次の日には、自宅の本棚に並んでいる。

実用書の分厚い本は買って損することもある。
書いてあることが例題だらけ。
海外の著者の実用書、ビジネス書は文字数の割に内容が薄い。

それに引き換え、広辞苑の素晴らしいこと!!

広辞苑は、どのページも同じくらいタメになる。
内容に薄い濃いがない。

これほどの内容を持ち合わせているのは、
『広辞苑』
一択。

知らないうちに、広辞苑愛について書いていた。

厚い本が好き。
特に、
『広辞苑』

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尾崎コスモス/小説家新人賞を目指して執筆中
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