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本田健一『はしゃぎながら夢を叶える世界一簡単な方法』から見る人の欠点とは
短所は欠点ではなく「欠かせない点」である
短所を「悪いところ」とみる人たち
「あなたの長所をあげてください」
「つぎに、あなたの短所を教えてください」
このような質問を、一度はされたことがあるでしょう。
そうです、面接ですね。
アルバイトや就職などの面接を受ける際、ほとんど必ずと言って良いほど効かれる質問です。
これは、俗にいう「いいところ」と「わるいところ」を教えてほしいと言っていることと同意だと感じている人がほとんどです。
しかし、この「自分の長所」と「自分の短所」ですが、きちんと答えられたという人はいらっしゃるでしょうか。
「これは会心の出来だ。これ以上ないくらい完璧な答えだ」
なんて、感想をもって答えられることは、ほとんどないのではないでしょうか。
ましてや、自分の「長所」は、ほとんど応えられないという人もいるはずです。
なぜなら、わたし自身がそうだからです。
「悪いところは出てくるけれども、良いところはほとんど浮かばない」
そんな人がいるはずです!私だけなはずがない!(笑)
それに引き換え、「短所なら山ほど出る」なんて人も、これまたいらっしゃるでしょう。
「自分の良いところは言えないけれども、悪いところなら言える」
こんな感想を持った方も多くいらっしゃるでしょう。
短所は悪いところではない
よくいう「言い方次第で長所にも短所にもなる」そんな話ではありません。
「気が長い」というのは、「のろま」ともいえる。
「すぐに行動できる」というのは、「思考停止」ともいえる。
「思慮深い」というのは、「優柔不断」ともいえる。
「注意深い」というのは、「神経質」ともいえる。
このような言いかえは、良い方を言うことによって、面接などを勝ち抜く手段としてあげられます。
ところが面接というのは、「通った方が良い」というものでもないことが、先日の記事でも明らかになりました。
かいつまんでいえば、「面接は受かることが目的ではなく、ありのままの自分を知ってもらい、相手に判断してもらう事が目的である」ということです。
この考え方は斬新で、完全に人生の【ものの見方を変えられた考え方】でしたが、この考え方でいえば、「たとえ短所であろうとも、そのまま知ってもらう事の方が重要である」ということが分かります。
この記事を読んで、短所をそのまま伝えることは重要だと思うけれども、それでも伝えにくいのが、短所というものですよね。
短所は欠点ではなく「欠かせない点」
そこで、本書に書かれている「短所は欠点ではなく欠かせない点である」という考え方です。
「欠かせないからこそ人から愛される」と、著者は言っています。
これは真理です。
わたしの職場にも、人当たりのいい人がいます。
その人は、誰にでも「当たり障りのないものの言い方」をされるため、人に不快感を持たれることがありません。
そのため、多くの人に頼りにされています。
しかし一方で、わたしには「温度感のない言葉」に聞こえてしまいます。
どちらかと言えば、良い印象を持たれる方の方が多いでしょうが、くせがないということは、あまりにも人間味にかけるような気がしてしまうのです。
くせが強く、とっつきにくいけれども、なんだか愛される人。
そんな人の方が、人間的で魅力的に映ります。
その人にとって、そのくせの強さは、欠かせない魅力となっているのだと思うのです。
多くの人には欠点だと映ることでも、多くの人には不快感を持たれるようなことでも、それはあなたにとって必要不可欠な要素であるのかも知れません。
こう考えると、短所というものの見方が変わってきませんか。
もっと、自分の短所に耳を傾けてみましょう。
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