”〇〇っぽさ”を知らないという唯一の強み
少し前まではAmebaでブログを投稿しておりました。
が、時代に乗って(ちょっと乗り遅れ気味?)noteを使って今後は継続していこうと思います。
UIが違うので違和感はありますが、
サクッといじった感じでもこちらの方が読みやすい記事が書けることは確信したので、早速投稿します。
(とは言っても以前にAmebaに投稿していたのも結構前の話なので、ちゃんと継続していけよ、という自戒も込めて頑張ります。。。)
ここで書くトピックはざっくりと
くらいの比率になると思っています。
簡単に紹介をすると
・2020年12月にITベンチャーに営業として転職
・2021年9月に現職の人事部長と出会い、ご縁をいただき転職決意
・同年11月〜12月がっつり休暇(人生最後の夏休み)
・2022年1月よりにて現職にて人事総務として勤務開始
といった来歴になっています。
早速タイトルの話をすると、
「結論、転職直後の強みってこれまでの
・キャリア
・経験
・スキル
も勿論あるんだけど、それ以上に”その会社の文化を知らないからこそ見える違和感”の方が重要では」
という話です。
■「早く染まろう」としなくていい
僕自身そうなのですが、
結構「孤立」することには耐えられない人間ゆえに
早くその場の環境に馴染もうとすることが多々あります。
前職も然り、新卒時代も然り、マレーシアに行った時も然り。
ただ、その中で削ぎ落とされてしまうものもあって
たとえば「普段の自分っぽさ」だったり、
「あれここってなんか変だな」っていう感覚(違和感)なんかが、
少しづつ、けど着実に薄れていったりしてました。
もちろん「郷に入りては郷に従え」で、
環境に適応していくことは必要なのですが、
また何も知らない、まだその環境に染まっていない人間にあって
既にそこにいる人たちにはない強みがあることを忘れてはいけないです。
それは「フラットな視点で見た着眼点があること」や
「批判的思考を持って物事を見れること」であって、
易しい言葉で言うなら「違和感が持てること」とも言えると思います。
■人の適応の速さってすごい
そもそもの話をすると、人間の適応力はめちゃくちゃすごくて
「もうこの環境でなんとか生きていかないといけない」ってなると
急速にその環境に思考や行動を作り変えていきます。
その理由もシンプルで
僕たち人間がはるか昔にまだ狩猟民族だったとき、
社会(つまりコミュニティ)から追い出されることは”死”と同義で
そうならないようにするには、それなりの”社会性”が必要だったわけです。
実際問題いまの社会でどこかのコミュニティから追い出されようが
どこにでも属することができるコミュニティはあるのですが、
いかんせん長年かけて↑の思考プログラムは本能に組み込まれているので
どう意識してても勝手に発動してしまうようです。
極端な例ですが、
ストックホルム症候群(人質が犯人に好意抱く的な)とか、
ブラック企業で過労に追い込まれてしまうといった話は
ひょっとするとこの思考プログラムがよくない形で作動してしまったケースなのかな、とも思ったりしてます。
■作るには壊す必要があることを理解する
会社が人を採用をする理由の1つは「事業を大きくする」ためです。
で、その前提を踏まえると、
当然、会社は今までのやり方を続けていればいい訳はなく、
”変化”していくことが必要不可欠になってきます。
新たな仕組みを作ったり、制度を新しくしたり、
組織体制を変えてみたり、新たな商品サービスを開発したり。
で、会社としては新たな人材を入れたときには
心のどこかで「この人にこの会社の◯◯を変えてほしい」って思ってたり
「この人と一緒に△△を変えていきたい」と考えてたりします。
(特に、高いレイヤーの方々なら)
そうなったとき、新たに入社した人間が
早くその会社の”色”に染まろうとしていたり、
早く馴染もうとして自分を殺しているのを見たら
それは採用してくれた会社を裏切っていることになってしまう。
自分を守るために環境に合わせて自分を変えるのではなく、
会社を変えるために自分を貫くことが、
外からやってきた人間ができる最も価値のある行動になるのです。
少なくとも最初のうちは。
現状に染まって、その現状を維持し続けても何も新しいものは生まれず、
現状に物申して、壊すことができた人間こそが
新しい何かを作ることができる。
そんなことを考えながら、
気づいたら入社からもう1ヶ月半経ってしまい、
完全に、自戒の念を持って、文章にしてみました。
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