27. 飛躍する未来の描き方
つぐさんに導いてもらいはじめてから、わたしはそれまではほとんど持っていなかった、あることをする時間が、増えました。
そして、そのことで、未来のやってくる感覚が、大きく変化してきたことを、実感しています。
その、”あること”とは何かというと
未来の自分を描く時間。
そう、未来の自分を描く時間をよく持つようになったことで、わたしの未来はどんどん塗り替わっていったように思います。
未来の自分をイメージすること。
これを実践することで、最初の1,2年目も、大きな変化を実感していました。
しかし、3年目に入った頃から、目の前にひらける風景が、明らかに変わってきたことを感じています。
それはまさに、”飛躍”という言葉がぴったり。
それまでの延長のような予定調和の未来ではなく、自分の想像していた範疇を超えた世界に、ポンっと飛び出していくような感覚です。
どうしてこんなに、飛躍するような未来を手繰り寄せることができるのか?
もちろん、そこにいろいろな要素が関係しているのだとは思います。
ですが、その中でも、変化に最も直結してきたこと
それは、
自分の中で思い描けるイメージの自由度が
それまでとは比べ物にならないくらい
大幅に上がった
ことだと、思っています。
そう、今その人がどのような状態かや、達成のためのリソースがあるかどうか、よりも、
どのくらい未来へのイメージを自由に広げていくことができるか
が、大きな鍵になってくる。
そして、つぐさんは、撮影を通してはもちろん、その他のかかわりを通しても、わたしのイメージの自由度がぐーんと上がる働きかけを、いつもしてくれていました。
その中のひとつが、未来の自分をイメージすること。
ある時には
この半年で実現したいことを30個書いてみて
と言われて、書き出してみたり
(叶ったら最高!と思うことをニヤニヤしながら書くのがポイント。)
ロールモデルの作り方を具体的に教えてくれ
すでにそのような人として過ごすように
アドバイスをくれたり
なりたいイメージや
やりたいことなどを
折に触れて尋ねてくれたり。
そんな風にして、折に触れて、わたしが未来を描くことができるような投げかけをしてくれました。
そして、未来の自分を描く時に大切な条件があります。
それは
現状がどうであるか や
どうやって実現するか は
考えないで描くこと。
ですが、これが、最初の頃はなかなかできなかった。
当初は、叶えたいことを書き出す作業は、わたしにとっては楽しいというよりプレッシャーに感じる作業でした。
叶えたいことを書こうとしても、頭のどこかで無理でしょと思ったり、どうやって叶えるの?と思ったり。
そんな風に、自分の可能性を、自分で小さく限定してしまっている状態でした。
ですがつぐさんは、そんなわたしに対し、無理に何かを引き出そうとするそぶりは全くありませんでした。
そして、わたしが勇気を出して言葉にした希望に対しては
いいね♪
できるよ
やっていこう
と受け止めて背中を押す、という態度を一貫して取ってくれていました。
すると、それまではどうせ無理でしょと最初から諦めていた、縮こまっていた願いが、少しずつ少しずつ顔を出してくれるようになってきました。
最近、5年後の自分を描いてみるように言ってもらい、描いてみていました。
そこまで先の自分を描くように言われたのは初めて。
数年前のわたしなら、たくさんの心理的な制限がかかり、のびのびと5年後を描くなんてできなかったはず。
ですが、今回描いてみて驚いたことは、自分でも意外なほどスケールの大きな未来をイメージできたことでした。
ですが、その一方で
”いやー、、こんな大きく夢を持っていいのかな?”
”無理だと思われるんじゃないかな?”
と思う自分もまだ残ってもいました。
そんな思いがよぎりながらも、ちょっとおそるおそる見てもらうと、とてもさらりと
これをやっているわたしは
どんな女性である?
と、もうわたしがすでにそれを叶えることができる人であるかのような、返答が返ってきました。
そして、その理想の自分に近い、モデルとなる女性を何人でもいいので挙げて、その人のどの要素がいいのかを抽出するように、と。
このあたりから、わたしはとてもわくわくし始めました。
身近な人から著名人、物語の主人公など、憧れの女性を何人か集めて、その人の憧れポイントを書き出しました。
すると、不思議と、その憧れの女性たちの憧れポイントは、すでに自分の中に潜在的にあるもののように思えてきました。
それを送ると、 ”いーねー♪” と全肯定してくれた後に、最後に彼はこんな質問をしてくれました。
今描いた未来のような
わたしになっているとしたら
今どんなコンテンツを作り出す?
自分の今出しているサービスを、未来の理想像から点検してみると、また違ったアイディアが出てくる。
この質問を受けて、わたしは今一度改めて、現在自分が出しているコンテンツを、見直しています。
未来の理想像を描き、その自分になっていくなら、今どう考えてどう行動していくのか。
こんな風に、未来から今を見て、思考・選択・行動を行っていく。
そのためには、以下にその未来のイメージを自由度高く描き、そこにリアリティを感じられるかが、とても大切になってきます。
つぐさんは、関わる相手がそれができるように導くことに関しては、突き抜けた力量の持ち主だなぁと思います。
だからこそ、彼が関わった人たちは、短期間で目を見張るほどの変化を遂げていくのだろうな、と。
さて、今回、自分でも想像もつかなかったようなスケールの大きな未来をイメージしたわたしに、つぐさんが、言ってくれたこと。
なれるかどうかじゃなくて
どうやってなるかでもなくて
その理想像に向かって
毎日歩み続けるだけでいいんだよ
自分ひとりだと、どうせ無理だと諦めてしまいそうな希望。
それを丁寧に組み上げてリアリティのあるものにイメージできるまでに導いてくれ、そしてそれができるのが当たり前であるかのように接してくれる存在のおかげで、わたしも足取り軽やかに、また次の一方を踏み出していくことができそうです。
つづく。
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