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モテてないのに急にバレンタイン貰った!?



こ、これあげる!

その一言で僕の普通の(?)毎日が終わりを告げた

遡ること朝

こんな寒い冬は外に出たくもない、それでも

学校に向かおうと家を出てしばらくすると

○○:あ、今日バレンタインか

??:○○にも関係あるかもよ?

○○:そりゃないだろ、姫奈

この子は岡本姫奈。僕の小さい頃からの幼なじみで、僕がモテていない(?)ことを知っている

姫奈:へー、そんなこと言っちゃうんだ

○○:なに、誰かくれるの?笑

姫奈:まあ誰もいなそうだから私があげるよ笑

○○:お、まじ?ありがとね

姫奈:ほら満足したなら、早く学校行くよ!

○○:へいへい

2人は学校に行く

○○:もしかして姫奈以外から貰えたりするのかな?笑

姫奈:さぁ?どうなんだろ笑

○○:ないかさすがに笑

学校に到着

○○:姫奈じゃあね

○○と姫奈はクラスが別なため分かれる

姫奈:貰ったら帰りにまた教えてよ?笑

○○:貰えないから安心して笑

姫奈:(まだ貰えないと思ってるのかな?笑)

○○のクラスにて

茉央:○○おはよー

○○:お、茉央おはよー

この子は五百城茉央。関西弁が特徴的な高身長女子。わりと仲良し

茉央:そういえば今日バレンタインやけどチョコもらったん?

○○:姫奈からならお情けで貰ったよ笑

茉央:へー、幼なじみがいる○○の特権やね笑

○○:まあまあどうせ貰えないんだからお情けでも嬉しいよ笑

茉央:え?貰えないと思ってるん?笑

○○:え、それってどういう、、、

美空:あ!茉央と○○君!おはよ!

茉央:あっ!美空おはよー!

○○:あ、あぁ美空おはよ

一ノ瀬美空。クラス屈指のあざとい子。普通に可愛い。

美空:○○君どうしたと?

○○:さっき茉央が、、、

茉央:○○?(^ ^)(圧)

○○:い、いや、気のせいだったかも、、、

美空:そうなの?ならいいや!

茉央:危ないばれるとこやったなボソッ

美空:茉央!先に突っ走らないってみんなで決めたでしょ!ボソッ

茉央:我慢できひんくて、、、ボソッ

○○:2人とも?だ、大丈夫?

美空:うん!大丈夫だよ?

茉央:てか、○○今日この後予定ある?

○○:いや、別に無いけど

美空:じゃあ?放課後に教室に待っててくれる?

○○:美空も?別にいいけど

ガラガラガラ

美空:あ、さくたんもさつきもおはよー!

咲月:みんなおはよー!

菅原咲月。ドジでおっちょこちょいな部分と真面目な部分のギャップが魅力の子。

桜:○○君もおはよぉ

川崎桜。スケート女子。美空とは違う自然な感じのあざとい系。声が可愛い。

○○:あ、桜おはよー

咲月:○○!今日予定ある?

○○:美空たちに教室に残れって言われたことくらい

桜:あ、じゃあ私たちもそれに合わせるから待っててくれる?

○○:あ、一緒の用事?笑

茉央:どうやらそうらしいで

○○:全然構わないけど笑


??:じゃあ私も用事一緒でもいい?

○○:うわっ!?びっくりした、、、なんだ和いたんだ笑

和:いまさっき来たばっかだよ笑

ガラガラガラ

担任:ほらみんな席に着け〜ホームルームやるぞー

茉央:もう来たんかあいつめ

桜:もうちょっと○○君といたかったのにぃ

美空:じゃあお昼みんなで食べよ!

○○:え、ちょっと僕の意見は、、、

咲月:別にいいでしょ?(圧)

○○:は、はいぃぃ、、、

時は進み

茉央:お昼やでー!

美空:○○君、隣で食べよー!

桜:桜も○○君の隣で食べるぅ

咲月:ちょっと桜!毎日隣はずるいでしょ!

茉央:ほんまや!

和:たまには譲りなさいよ!

美空:あれー?みんななんでそんなに○○の隣に座りたいのかなぁ?

茉央・咲月・和:ぐぬぬ、、、!

○○:って言いながらなんで毎回美空と桜は隣なの?

美空:○○君はー、美空ん隣、嫌と?

桜:もしかして桜の隣嫌なのぉ?

○○:(か、可愛いっ///)いやっ?むしろ嬉しいまであるよ?

美空:ほらね!

桜:○○君がそう言ってるから私たちは隣だもーん

茉央:ぐぬぬ、、、!

咲月:やっぱり無理か、、、!

和:今度こそは座ってやるんだからね!

美空:まあせいぜい頑張りなさい?

○○:美空、そんなに煽ったらダメだよ笑

美空:はーい、ごめんね?

○○:とりあえず食べようよ笑

茉央:そうやね

一同:いただきます!

○○:てかさ、みんな僕になんの用なの?

茉央:えっ!そ、それは、ねぇ?

美空:そ、そうだよ!

和:き、聞かなくてもいいんじゃないかなー?

桜:た、楽しみは取っておくもんだよぉ?

咲月:さ、桜の言う通りだよ!

○○:そ、そういうもんなの?笑

美空:そ、そうやけん!

茉央:ほ、ほらっ!違う話しよ!

○○:てか、桜のお弁当めっちゃうまいんだけど

桜:ほんとぉ?朝から頑張ったんだぁ

咲月:なんで交換してるの!

○○:なんでって、隣に座った時にさりげなく変えてたよ

和:策士だ、、、

茉央:それは勝てんよなぁ、、、

美空:じゃあ美空は、この手作り玉子焼きあげる!

○○:え、いいの?

美空:もちろん!はい、あーん♡

○○:パクッえ、普通に美味しい

桜:桜のとどっちが美味しいのぉ?

美空:もちろん、美空のやけんね?

○○:いやっ、あのっ、どっちも美味しすぎて勝ち負け付けられないと言うか、、、

和:じゃあ2人とも迷われてるから駄目だね笑

茉央:確かに、それじゃああかんよな笑

咲月:じゃあ2人は脱落ってことだね笑

美空:ちょっと!勝手に決めないでよ!

桜:今のところ桜たちがリードしてるんだからね!

○○:あの、何の話、、、

茉央たち:○○(君)には関係無い!

○○:は、はいっ!すみませんでしたっ!

その後も食べ進み

全員:ご馳走様でした!

○○:なんかバレンタインみたいな感じしなかったね笑

一同:ギクッ

茉央:ま、まあそんな日もあるよね!

桜:ま、○○君次移動教室だから行こぉ

○○:あっ、そうだった、みんな行こ!

美空:あ、そうじゃん!

和:○○の荷物持つよ!

○○:きゅ、急にどうしたの?笑

美空:あれは多分最後に好感度あげようとしとるけんねボソッ

咲月:和も十分策士じゃない?ボソッ

茉央:ほんまやね笑ボソッ

桜:必死なの可愛い笑ボソッ

和:そこっ!何言ってるのかな?

美空:なんでんなかよ?

○○:美空最近博多弁多いよね?笑

美空:そう?気遣わなくて済むから勝手に出るけんね笑

茉央:美空も策士やん、、、笑

茉央:○○は博多弁が好きなん?

○○:うーん別に好きとかは無いけど、方言は可愛いなとは思うよ

茉央:じゃあ関西弁はどう?

○○:うーん、茉央だから可愛いって思うのかもね、博多弁も美空だからってとこあるし

茉央・美空:、、、///

咲月:私なんにもないなぁ

○○:咲月は明るいから一緒にいていつも楽しいよ笑

咲月:そう?頭おかしい行動しかしてないけど笑

○○:そこも含めて可愛いと思うけどなぁ

咲月:そ、そうなんだ///

和:ねえ桜?私たち方言とかないよね

桜:確かに、、、

○○:もちろん、方言だけが全てじゃないと思うよ?笑

○○:だって現に2人とも可愛いじゃん

桜:そ、そんなことないよぉ///

和:ずるいじゃんそんなの、、、///

すると

キーンコーンカーンコーン  キーンコーンカーンコーン

授業開始を知らせるチャイムが鳴る

咲月:あっ!やばいって!

○○:これ間に合わない気が、、、笑

美空:まあもう急がなくていっか!

○○:、、、僕が先に行ってなんとか上手く言っておくね!和、荷物ありがと!

走って先に行く○○

和:あっ!ちょっ、ちょっと○○!

美空:ほんと、そういうところが好きになっちゃうけん///

桜:優しすぎるんだよね///

茉央:ほんまかっこええなぁ○○は

和:荷物、持っていけなかった、、、

咲月:まあ私たちも急ご?

和:そうだね


その時一方○○は


ガラガラガラ

担任:遅いぞ!何してたんだ!

○○:すみません先生!普通に遅れました!

担任:ったく、他は?

○○:まだ来ないですけど、怒らないであげてください。僕が彼女たちの時間を奪ってしまったから悪いんです、だから何も言わないであげてください。罰として今日掃除しますから笑

担任:まあ○○がそこまで言うなら不問にする。だが今度からは気をつけること、いいな。

○○:はいっ!ありがとうございます!

担任:ほら、じゃあみんな、今日はDVDみて感想書いてもらいます

クラスメイト:はーい!

ガラガラガラ

美空:すみません!遅れました!

担任:おう、じゃあ紙もらってDVDの感想書いてくれ

和:は、はい。

茉央:あれ?怒ってこーへんけど?

咲月:もしかして○○が?

和:桜どう思う、、、って、もう○○のとこいるし!

○○:怒られてなくてよかったね

桜:○○君がちゃんと説明してくれたのぉ?

○○:いや?別になんにも説明してないよ?桜たちが可愛いから許されたんじゃない?笑

桜:だからそんな事ないってぇ

○○:まあまあとりあえず書こ

美空:○○君ありがとね!

○○:僕何にもしてないけど笑

茉央:ほんま!?

和:じゃあただただ怒ってなかっただけかもね笑

咲月:それならいいんだけど、、、


こうして時間が過ぎ

キーンコーンカーンコーン

担任:よしっ、これで7限を終了する。あとは○○が掃除するから、みんなもう帰っていいぞ。

○○:雑巾取ってきます

○○は雑巾を絞りに教室を出る


美空:えっ!なんで○○君が!?

担任:なんでって、お前らが遅れたのを怒るのを止めておく代わりに僕が掃除しますってさ

和:そんなこと言ってくれたんだ、、、

茉央:ほんまずるい男やなぁ

担任:ほら、手伝ったら早くチョコ渡せるぞ?笑

美空:確かに!先生早く出てって!

担任:お、おう笑

○○:あ、みんな少しだけ待ってて、掃除するから笑

桜:桜たちも手伝うよぉ

○○:え、いいよ別に笑

美空:○○に申し訳ないからだめ!

○○:あ、ばれちゃったのか笑

和:ほらっ!早くおわらせよ!

6人で掃除をすぐに終わらせる


○○:みんなありがとね手伝ってくれて

美空:当たり前じゃん!

桜:そうだよぉ

咲月:助けてくれたんだからね!

○○:てか、みんなそろそろ用事って何?

和:もう、渡しちゃう?

茉央:そうやな、時間かけてもしゃーないもんな

桜:だ、誰から行く?

咲月:じゃあ私から行こうかな、、?

○○:もう18時超えてるから寒いんだけど笑

咲月:ああっ、もうっ!はいっ!こ、これあげる!

○○:え、これって、チョコ、だよね?

咲月:うん、、、私の本命だからね!

○○:え!?ほ、本命なの!?

咲月:あ、当たり前じゃん、、、

○○:知らなかった、、、けど、ありがとう!

咲月:へ、返事はみんなが終わってからでいいから、、、

○○:え、みんなってことは、、、?

和:じゃあ私からも、はい!これあげる!

和:もちろん、私も本命だからね?

○○:な、和もなの!?

和:ほんとこの男は、、、笑

茉央:茉央だってこれ!

○○:ま、茉央もー!?

茉央:当たり前やんか。ずっと好きやったんやで?

○○:あ、ありがとう、、、

桜:じゃあ桜もぉ、○○君!これあげる!桜の本命、受け取ってくれる?

○○:もちろん受け取るよ!てか、で、でかくない?笑

桜:○○君の幸せそうな顔考えてたらこんなふうになっちゃったんだぁ

茉央:で、でかすぎる笑

和:顔より大きいね、、、笑

美空:じゃあ最後は美空だね!てことで○○君!ずっと好きやったけん、受け取ってくれん?

○○:もちろん、ありがとう!けど、その博多弁は反則でしょ、、、///

美空:頑張って作ったけん、きっとうまかはずばい!

○○:みんな、、ありがとう!僕自身こんなに可愛い子たちから貰えるなんて思ってもなかった。気持ちはとっても嬉しいし、この中から選びたいんだ、、、

美空:、、、ううん。選ばなくていいけん。

和:そうそう。そうやって焦られても一瞬の気の迷いで全員が崩壊する可能性だってあるからね

桜:桜はいつでも待つよぉ

茉央:茉央も、待ち続けるよ!

咲月:わ、私だって!

○○:美空、みんな、、、!ありがとう!ただ、そういう訳じゃなくて、、、

一同:ん?

○○:そのー、僕と付き合うってなったら、妹の審査が必要でして、、、

一同:、、、は?

○○:いやあのとりあえず僕の家まで付いてきてもらっていいですか?

咲月:き、急だね

美空:ま、まぁとりあえず行くけん

6人で○○の家に到着

ガチャ

○○:ただいまー

ドタドタドタ

??:おかえりー!お兄ちゃん!って、誰?

○○:ただいま、彩。えーっと、この人たちは彩の審査を受けに来た人って言った方がいいかな?

彩:あ、皆さんはじめまして!○○の妹の彩って言います!皆さん彩の審査受けるってことでいいですか?

和:あの、審査って一体何を、、、

彩:まあまあとりあえず、お兄ちゃんは長めにお風呂入ってて!

○○:あ、ああ、分かったよ

お風呂に向かう○○

彩:まあ審査と言っても、○○にふさわしい程の実力があるのかっていうのを確かめるだけです。

美空:なーんだそんなことか!

茉央:なら簡単やね!

咲月:危なー!変なことされるかと思った笑

彩:、、、ふうっ。皆さん、覚悟はいいですか?

一同:え?


その頃お風呂では


○○:彩は何をする気なんだろう、、、さすがに変なことはしないよな、、、

ドタバタドタバタ

○○:ん?なんか騒がしいな、、、もう出るか

○○が浴室から出ると

○○:み、みんなどうしたの!?

そこには彩以外の5人が倒れていた

彩:あ、お兄ちゃん早いよ!まだ勝負はこれからなんだから!

○○:一体なんの勝負してるの?審査は?笑

美空:ま、○○君、彩ちゃん手強すぎる、、、

桜:あ、彩ちゃんに勝てるところがない、、、

茉央:よっぽど○○のこと好きなんや、、、

咲月:私たちも負けないと思ってたのに、、、

○○:え、彩何したの?

彩:うーんとね、チョコの美味しさ勝負、料理力、家庭力、お兄ちゃんクイズとかかな!

○○:あ、そ、そういう感じなのね笑

和:誰1人彩ちゃんに勝てなかった、、、

彩:彩のお兄ちゃんなんだもん!負けるわけない!

○○:あの、なんかその、みんなごめんね?

美空:ううん、大丈夫。それより、、、美空決めた!

桜:桜も多分同じこと考えてるよ

和:みんな一緒だね多分

咲月:私たちは!

茉央:今日から!

一同:彩ちゃんに勝つために毎日○○(君)の家で修行します!

○○・彩:、、、へ?

美空:みんなに勝つよりまずは彩ちゃんに勝つことだから!

桜:もうまずは彩ちゃん倒さないと!

彩:別にいいですけど、負けないですよ?

○○:もう普通に僕が決めれればいいんじゃ?

一同:そういうことじゃない!!!

彩:彩がいちばんお兄ちゃんのこと好きなんだから、彩が選ばれるように好きにさせないと!

咲月:私たちだってそうよ!

和:もうライバルね、、、!

美空:こうなったら今から彩ちゃんに弟子入りよ!

○○:え、ええ?笑

彩:いつでもどうぞ?彩はどうせ負けないので!


こうして○○の平和だった日常が終わりを告げたバレンタインの日でした。
その後、学校帰りにいつも6人で○○の家に行ってた事により、
学校中ですごい話題となり彩に「お兄ちゃんの事も考えられないの!?」と怒られ、また彩に勝つための1歩が遠ざかった美空たちなのでした。

咲月:○○!待っててね!

和:またその時がきたら言うから!

茉央:茉央の想い、忘れたらいかんよ?

美空:○○君のために美空頑張るんだから!

桜:○○君とずっと一緒にいる為に、、、!

彩:彩だって、簡単には負けないんだから!


○○:(こんなんじゃ余計に選びにくくなる、、、)





ここまで読んで下さりありがとうございます!
今回はバレンタインということで、超乃木坂スター誕生の中のあまいおき師匠の内容を自分なりに学生っぽくアレンジして書いてみました!
少し長過ぎたのは反省点です、、、
そして今回の作品はカルパンさんの企画
#2024カルパン雪祭
に参加させていただきました!
ちょうどバレンタインと絡めたかったので楽しかったです!
筆者の僕は全然貰ってないですけど笑
また明日も普通に書きますのでお楽しみに!
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