頭の悪さは恋愛には関係ないみたいです
僕は人が嫌いだ。いや正確に言うなら、頭の悪くてうるさくてただ騒いでるやつが嫌いだ。とくにあの子、クラスの一軍みたいな女子。名前は確か、、、弓木とか言ったっけな、まあいいやあんまり関わらないようにしてる
弓木:あぁっ〜!もう全く分からないよ〜!
○○:(また1人で騒いでる)
弓木:もうなんにも分からない!このままじゃ留年だ!
女友達:流石にうちらもここまでお馬鹿だと教えられないわ、、笑
弓木:どうするの私留年するよ?!
女友達:こうなったら誰かに教えてもらうしかないよ!
弓木:誰か頭の良さそうな人、、、
○○:(自業自得だ、静かに勉強してくれ、、、)
弓木:あっ!○○君!良いところに!
女友達:いいところって言うかうちら同じクラスだし
弓木:あっ!そっか!、、、じゃなくて勉強を教えてください!
〇〇:、、、なんで僕なんですか?
弓木:一番頭良さそうだから!
女友達:なお、〇〇君ってずっと一位だよ?
弓木:嘘!?まじんがーじゃん
〇〇:勉強しないなら帰っても良いですか?
弓木:ごめんごめん!知っての通り私は留年しそうなのです!そこで〇〇君の教えが必要なのでお願いします!
〇〇:(はあ、めんどくさい。手っ取り早く教えて早く一人でやってもらおう)わかった、とりあえず前回のテスト今もう一回解いてみて
弓木はテストを解き終える
弓木:終わったよ〇〇君!採点して!
〇〇は採点を終え
〇〇:はぁ〜、どうやったら2点なんて取れるの、、、
〇〇:(これは相当時間かかるな)
弓木:すみません、、、
〇〇:まあ良いやとりあえず一緒に解いてこ
〇〇は基本の基本から教えていく
〇〇:まずこの問題はーーーーーーーー
かなりの時間が過ぎ
弓木:そういうことか!〇〇君天才!
〇〇:っ!///そんな表情しないでよ、、、///
弓木:ん?なんか言った?なんか顔赤いし
〇〇:い、いやっ!何にもないよ、ほら続きやろ
弓木:〇〇君今日はありがとう!本当に助かった!残りは家で自分でやってみる!
〇〇:とりあえず最低でも今日やった分は復習してね、わからなかったらまた聞いてくれて良いから
弓木:でもなんか安心したな〜
〇〇:何が?
弓木:いやほら、〇〇君ってうるさいの嫌いって知ってたから変に避けられたら教えてもらえないかもって思ってたんだ
〇〇:まあ確かにうるさいのは今も嫌いだよ
弓木:だからこんなに話すなんてなんだか意外だなぁって、あ私こっちだからじゃあね〜
〇〇:(確かに僕もこんな話すなんて思ってもなかった、なんなら楽しいまであったな)
〇〇の家
〇〇:ただいま〜
彩:おかえり!お兄ちゃん!
〇〇:おー彩毎日ありがとうね、今からご飯作るから
彩:あ!今日は彩が作ったからお兄ちゃんは作らなくて良いよ!
〇〇:お!えらいな彩〜、じゃあ食べるか!
〇〇・彩:いただきます!
〇〇:おーうまいよ彩!上手になったな〜
彩:ほんと!ありがとお兄ちゃん!
不意に弓木のことを考える〇〇
〇〇:(ちゃんとやってるのかな、、)
彩:、、、ちゃん!お兄ちゃん!
〇〇:、、え?ああなんだごめん彩
彩:ちょっと今日なんか変だよ?なんかあったの?
〇〇:いやちょっとね
彩:あやに話してみてよ!なんか解決するかも!
〇〇は彩に今日のことを話す
〇〇:ーーーってわけなんだよ
彩:お兄ちゃん、それはずばり!恋してるよ!
〇〇:、、、え?僕が?
彩:そう!不意の笑顔で一目惚れだよ!もうこのまま付き合っちゃえ!
〇〇:それはまだ早いんじゃ、、、?
彩:善は急げ!頑張ってお兄ちゃん!彩にも彼女さん会わせてね!
〇〇:ちょっ、ちょっと彩!?
彩はお風呂に行ってしまった
〇〇:(まさか僕が弓木のこと好きなんて、、、)
〇〇はこのまま考え続け、朝を迎える
〇〇:はぁ、、寝不足だ
彩:お兄ちゃん!おはよ!
〇〇:彩は元気だね、、
彩:お兄ちゃん!そんな暗い顔してたら弓木さんに彼氏できちゃうよ!
〇〇:、、、それはなんか嫌だな。
彩:ほら!その気持ちが大事!頑張って!行ってらっしゃい!
〇〇:彩、、、ありがとう!
〇〇は学校へ向かう、すると
ガラガラガラ
弓木:あれ?〇〇君おはよう!
〇〇:おはよー、、ってゆ、弓木さん!?
弓木:いやあ勉強したくってねえ笑
〇〇:そ、そうなんだ、、笑
弓木:テスト今日だから頑張らないと!〇〇君テスト終わるまで待ってくれないかな?なんかすぐに〇〇君に報告したくて
〇〇:ああ、い、いいよ
放課後
弓木:それじゃあ〇〇君!いってくる!
〇〇:弓木さんなら大丈夫!頑張って!
弓木はテストへ向かう、一人になった途端彩の言葉を思い出す
彩:もうこのまま付き合っちゃえ!
〇〇:彩、、そうだよな!決めた!
1時間後
弓木:〇〇君!受かったよー!
〇〇:おめでとう!
弓木:〇〇君のおかげだよ
〇〇:、、、弓木さん。一つだけいいかな、、、
弓木:えっ、、何?どうしたの?
〇〇:実は、弓木さんのことが好きです!付き合ってください!
弓木:、、、へっ?!私と?!
〇〇:弓木さんに勉強教えてからずっと弓木さんのことばっか考えちゃって、、
弓木:、、、私でよければ!
〇〇:えっ、本当にいいの!?
弓木:実は私もだからさ笑
女友達:いやーなお、おめでとう!
〇〇:なんでここに!?
女友達:なおから聞いてたんだよ、今日テスト受かったら〇〇君に告白するって
〇〇:そうだったんだ笑
弓木:いやー恥ずかしい!やめて!
〇〇:顔真っ赤じゃん笑
女友達:〇〇君!なおのことこれからもよろしくね!
〇〇:ああ、もちろんだよ!
二人で帰っている最中
弓木:にしても夢みたいだよ
〇〇:本当だね笑
弓木:初めて話したばっかだったのに翌日には付き合うなんて笑
〇〇:ほんとおかしいね笑
弓木:まあ!〇〇君のおかげで乗り越えられたし!これからもなんでも一緒に乗り越えていこうね!
ここまで呼んでくださりありがとうございます!本日弓木さんのお誕生日ですね!なかなか面白い発言するなあと毎回笑わせてもらってます笑
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