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博多弁女子は可愛くない!?



みなさんこんにちは。真面目な優等生、〇〇です。突然なのですが、僕の両隣にはとびきりかわいい女の子が二人座っていまして、、、


??:〇〇おはよー、毎日はやいなー
??:こんな毎朝早く来て、なにしとーと?


〇〇:おはよう、美空さん、茉央さん。


そう今挨拶してきてくれた2人は五百城茉央さんと一ノ瀬美空さんです。

茉央:あ、でも茉央たちが来て勉強やめたから待ってたんとちゃう?笑

美空:あー、ありえるねそれ笑


茉央さんは関西出身のため、関西弁が強い女の子。一方の美空さんは福岡出身だから、博多弁を使う女の子です。個人的にはこういう方言系女子は好きなんですけど、、、


○○:うん、勉強なんかより2人と話したいよ笑

茉央:なにそれ///

美空:ちょっと!朝から照れさせるのは違うでしょ!///

○○:思ったこと言っただけなんだけど笑

茉央:てかさ、○○はうちらと仲良うしてくれるけど、博多弁と大阪弁はどっちが好きなん?

美空:それ美空も気になっとるけん!教えて欲しかね?

○○:うーん、どっちも可愛いけど、、、一概にこっちとは言えないけど個人的には博多弁かなぁ?

茉央:やっぱそうよな!○○もそう思うやんな?

美空:そんなことないよ、○○が優しいから美空に配慮してくれたけん笑

○○:(美空さんが話してるから博多弁好きなんだけどなぁ、上手く言えないな)

茉央:関西弁はわりとメジャーな気ぃするけど、博多弁はわりかし珍しいんちゃう?

○○:確かに、博多弁って言ったら部活の先輩にもいないから珍しいかも

美空:そう?なんか特別んごたって嬉しか笑

茉央:もはや何言っとるかも分からへんな笑

○○:うーん、嬉しいしか伝わってない笑

美空:え?うそ笑特別みたいで嬉しいって言ったんだよ笑

茉央:まあまあ美空が可愛いから大丈夫やろ笑

○○:いいのそんな感じで?笑

茉央:フィーリングやフィーリング笑

美空:、、笑笑

○○:(ん?美空さんなんか反応薄い、、、?)


そんな感じで朝から可愛い2人とお話出来ているのですが、どうも今日は美空さんが元気ないみたいで、、、




どうも、一ノ瀬美空です。実は○○と茉央の前ではなんにもないように振舞ってたんですけど、昨日の帰りに、○○の友達が、
「にしても○○は変な趣味してるよな、〜〜弁が好きなんて」
「わかる、俺だったらまじ無理だもん」って言ってたんです、、、
○○はその場にいなかったけど、○○も嫌なのかな?何弁かは上手く聞き取れなかったけど、男子が関西弁女子嫌いなわけないし、、、
だとしたら同じ学校にいるのは博多弁の私だけ。これだから博多弁女子は可愛くないんだ!
まぁ、そんなわけで朝から沈んじゃってるんですよね、みんなにはバレないように頑張って隠さないと!


授業中

茉央:なあなあ○○、美空なんか元気無さそうやん?((ボソッ

○○:確かに、少し思ってたんだよね((ボソッ

茉央:○○聞いた方がいいんちゃうん?((ボソッ

○○:いやこういうのは女子同士で話した方がすっきり話せるんじゃない?((ボソッ

茉央:確かに!○○頭良いなぁ!ガタン

○○:ちょっ!茉央さん声でかい!

先生:五百城、○○、うるさいぞ〜

茉央:すいません、、、笑

○○:ごめんなさい笑

美空:、、、笑


お昼

茉央:やーっと午前終わったなー

○○:ほんとだね笑

美空:疲れたー笑

茉央:あ、美空ちょっといい?

美空:どげんしたと?

茉央:お昼屋上でふたりで食べん?

美空:え、いいけど、○○は?

○○:僕はちょっと部活の集まりあるから、ごめんね?

美空:なーんだそんな事か!全然よかよ!

茉央:んじゃ○○また後でなー

○○:はーい、楽しんできてー


お昼ご飯を食べに屋上へ

茉央:着いた〜、良い景色やねここ

美空:むっちゃ気持ちいいけん好きっちゃんねここ

茉央:お、元気出てきた?

美空:え、美空は朝から元気やけんよ?

茉央:○○となんか朝から少し元気ないなぁって思ってたんよ

美空:、、、ばれとったんだ、、、

茉央:やっぱり、、、なんかあったん?

美空:実は、、、


私は昨日あったことを全て茉央に話した。


茉央:なるほど、、、そんな事があったんか、だから茉央がどっちの方言が好きって聞いた時、ちょっと嫌そうだったんか

美空:うん、だから、今まで○○に嫌われてたのかなって不安で、、、

茉央:○○に限ってそんな事あらへんと思うけどなぁ

美空:そう、だよね、、、笑

明らかに作り笑いをし、沈んでいく美空。

茉央:あー、美空、大丈夫やって!そんなに心配なら本人に聞かん?

美空:そげんこと聞いて迷惑やなかかな?

茉央:さすがに大丈夫やって!○○の本音も聞けたら満足するやろ?

??:もしかして呼んだ?

茉央・美空:?!

ふたりが驚いて振り返ると、

○○:お二人さんもう授業始まってますけど?笑

○○が来ていた。

美空:○○、どうしてここに?

○○:美空さんたちがチャイムなっても来ないから、僕が2人を探しに来たんだよ

茉央:○○、うち先生に言ってくるな、美空を頼んだで!

○○:ああ、頼んだよ茉央さん

美空を○○に任せ、茉央は去っていく。

○○:、、、で、どうして僕の話してたの?

美空:、、、なんでもない

○○:もしかして、朝から元気ないのと関係あったりする?

美空:、、、、、

ずっと下を向いて俯く美空。

○○:美空さん、一つだけ信じて欲しい。仮に僕の事で美空さんを傷つけてしまっているのなら、それは絶対に僕に非があるに決まってる。だからそれは素直に謝らせて欲しい。けど、もし話してみて、違うことだったら、きちんと話し合いたい。僕はどんな時でも美空さんの味方。だから、話してくれないかな?

美空:○○、、、

美空:実はね、、、

○○にも昨日起きたことを話す


すると


○○:あははっ笑

美空:ちょっと!なんで笑うと!

○○:いや、美空さんが聞いたの多分、
       「抗弁」の話だよ?

美空:、、、え?

○○:僕が人の意見とかあんまり聞きたくないから、口答え的な感じが好きって言った話だと思う笑

美空:じゃあ美空、勘違いしてたってこと?!

○○:そうなるね笑

美空:え、ばり恥ずかしいっちゃけど!///

顔を真っ赤にする美空。

○○:大丈夫、真っ赤になってても美空さんは可愛いよ

美空:もうっ!からかうのはやめてよ!///

○○:でもさ、美空さんが違う人でも僕が考えずに探しに来たと思った?

美空:えっ、、?

○○:僕は美空さんが困ってたから自分から動いてここに来た。美空さんが違う人だったら絶対にここに来てない。それくらい美空さんは僕にとって大切な人なんだよ。

美空:○○、、、

○○:だから、美空さんには僕の隣でずっと笑顔でいて欲しいんだ。

美空:○○、それってつまり、、、

○○:僕は美空さんが好きってこと。

美空:○○、、、!美空も○○が好きっ!ギュッ

○○:うん、やっぱり美空さんには笑顔が似合うよギュッ

○○は美空を抱きしめる

美空:もしかしてだけど○○、照れてる?笑

○○:当たり前じゃんか、、、!こんな可愛い子と付き合えたら嫌でも照れるって、、、!///

ガチャ

屋上のドアが開く

茉央:お二人ともお待たせ〜って、茉央お邪魔やった?

慌てて離れる2人

○○:いやっ!大丈夫だよっ!

美空:う、うん!大丈夫大丈夫!

茉央:ええよ別に隠さんでも笑まぁとにかく2人ともおめでとうやね!まさか抱き合っとるとは思わんかったけど

○○・美空:、、、///

茉央:はよ戻らんと、先生にも謝らんといかんし

美空:確かにそうやけん!?

○○:よしっ!急ごっか!ギュッ

美空の手を繋いで引っ張っていく○○。

茉央:ええなぁ、茉央も彼氏欲しなってきたわ

○○:ほら茉央さん?遅れるよ!

美空:早く行かないと!

これ以上無いくらい幸せそうで固く繋がれた手。
ちなみに教室に戻るまで、手を繋いでいたためクラス中から美空たちが質問の餌食にされたのはここだけの話、、、

美空:みんな気にせんとって?美空は○○のこと一生離さんけん!チュッ

○○:え!?美空!?

この後クラスメイトからいじられ続ける○○たちであった、、、






ここまで読んでくださりありがとうございます!今日はみーきゅんで書いてみました!さくみく推しなのでかけて大満足です!明日はてれぱんかなぁ、頑張ってみます!お楽しみに!
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