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ポンコツだから放っておけない



??:あぁ〜、レポートあるの忘れてたー!


僕は毎朝からこんな大声で目が覚める


○○:頼むから静かにしてくれ、真佑姉


田村:あ、起こしちゃった?ごめんね○○君!

今僕に可愛く謝ってきたのは従兄弟の真佑姉。小さい頃からずっと関わってきていて、最近では一人暮らしを始めた僕の家にずっと入り浸っている。


○○:いや、別にいいんだけどさ、なんで僕の部屋に毎日いるの?笑


田村:だって、同じ大学じゃん!


○○:まあ、そうだけどさ、、、笑


田村:でしょ!あと、私一人暮らしするとダメな人間じゃん?


○○:、、、まあ、否定はできない笑


そう、何を隠そう以前真佑姉は一人暮らしをしていたが、やたらと変なことに巻き込まれる。


例えば、水道代払い忘れ、停電が月1で起こる、ストーカーされる、挙句の果てには火災報知器が誤作動で騒がせるといった感じで何かとツイてない


田村:でしょ!?だから○○君のお家に住んでるんだー


○○:いつの間にか住んでることになってる、、、笑


田村:だって今さら泊まってます!って言えるほどの日数じゃないじゃん!


○○:まあ、かれこれ半年はいるね笑


田村:そ!だからもう住んでるも同然!


○○:まあいいか笑そんなことより真佑姉、レポートやらないとまずいんじゃないの?


田村:あー!忘れてた!早くやらないと!


真佑姉は慌ててパソコンを開いてレポートを始める


○○:じゃあ僕は朝ごはん食べてるね笑


田村:今日は私が作ってあるから美味しく頂いてね!


○○:はいはい笑


真佑姉の用意してくれたご飯を食べると


○○:、、、しょっぱ!ちょっと真佑姉、これしょっぱすぎるよ!


田村:嘘!甘い卵焼きにしたつもりなんだけど!


○○:、、、、、もしかして真佑姉、砂糖と塩選ぶ時、左側選んだ?


田村:うん!砂糖って書いてあったもん!


○○:、、、それ、真佑姉が騙されないようにって自分で書いたやつ、、、笑


田村:えっ!?


○○:真佑姉が迷った時にこれだと分からないから、あえて逆に書いておけば間違えない!って言ってたじゃん笑


田村:あー!そうだった、忘れてた!


○○:、、、まあいいや、早く終わらせないと時間ないよ?笑


田村:待って!○○君とのデートの時間だけは死守するから!


○○:頑張れー笑



しばらく待っていると


田村:終わったぁー!よし、○○君!デート行くよ!


○○:はいはい笑


○○たちは外に出てデートをしていく




○○:真佑姉、今日は楽しかったね


田村:そうだね!すんごい楽しかったよ!


○○:また行こうね笑


田村:もちろん!、、、、、あっ!ドンッ


真佑姉は不意に歩いてきた人に当たってしまう


田村:ご、ごめんなさい!


男:おうおう姉ちゃん、彼氏とデートだからって浮かれて前見てなかったんじゃねえのか?


田村:そ、そんな事ないです、、、!


必死に弁明をしていると


○○:ごめんなさい。僕も浮かれてた部分があったので申し訳ないです。気をつけますので今回は見逃して貰えないでしょうか?


男:、、、、、そこまで言うなら別に構わねえよ。その代わり坊主、この少しばかりポンコツな美人さんを幸せにしてやれよ?


○○:、、、はいっ!ありがとうございます!


そう言い男は去っていく


田村:○○、、、ごめんね、、、


○○:真佑姉、怖かったね。もう大丈夫だよ。


2人は家まで帰っていく道中


田村:私、、、こんなんじゃ○○君に迷惑かけてばかりだね、、、


○○:そんな事言わないでよ、真佑姉らしくないじゃん


田村:でも○○君はなんでこんなポンコツでも離れていかないの?


○○:そんなの、真佑姉の事好きだからだよ


田村:えっ、、、!?

○○:僕は真佑姉の事が好き。だからずっと一緒にいるんだよ


田村:○○君、、、!


○○:真佑姉さえ良ければ、僕と付き合いませんか?


田村:、、、うん!


こうして付き合った2人。大して生活は変わりはしなかったが、真佑姉のポンコツ具合は治るどころかどんどんすごいものになっていったという、、、







ここまで読んでくださりありがとうございます!
今日のヒロインはまゆたんです!


最近まゆたんで書いてなかったから誰で書こうか迷ってました笑


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なかつ
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