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噂なんて関係ない。ただ君を信じる



僕○○が通っている高校にはとある噂がある。


それは同じクラスのマドンナの川崎桜さんがいじめをしているというもの。


もちろんみんなそんな光景を見た訳では無いけど噂というのは非常に強い反映力を持っているから、みんな川崎さんの事を避け続けている。




桜:📱スッ


川崎さんはスマホで何かを確認してから


桜:スタッ


教室を出ていく



それにつられて行くかのように女子が3人ほど出ていく


○○:川崎さんって噂通りなのかな?


誠吾:どうなんだろうな、実はめっちゃいい人だったりしてな


○○:でもみんな噂通りって言ってるし、、、


誠吾:噂は噂、信じるも何も無いだろ笑


○○:それもそうか笑


○○たちは桜の事を少し考えながらも過ごしていき


6限


先生:えー、じゃあ突然だが級長を決めてないから決めようか


誠吾:え、急すぎませんか?笑


先生:悪い、ほかのクラス決めてたの忘れてたんだ笑


誠吾:先生、それなら○○が適任ですよ笑


○○:お前、、、笑


先生:よし級長は○○で決まりだな。あと女子のほうは、、、


先生がそういうと


桜:はい✋スッ


先生:お、川崎、やってくれるか


桜:、、、はいっ!

先生:よしじゃあふたりで決まりだ。級長の2人は今日から日直と冊子を書いて俺のところに提出してくれ。


○○:え、、、めんどくさい笑


誠吾:悪い笑


桜:はい。分かりました

そして2人はみんなが帰ったあとに級長の仕事を始める


○○:川崎さん、○○です。これから宜しくね?



桜:あっ!川崎桜です!桜って呼んでね!

○○:う、うん!分かったよ桜///


○○:(ほんとに噂通りの子なのかな、、、?)


桜:○○君?どうしたの?

○○:い、いやっ?なんでもないよ


桜:そっか!じゃあ早く終わらせよ!


2人は級長の仕事を素早くこなす


そして


○○:終わったー


桜:疲れたね〜


○○:それじゃ帰ろっか笑


桜:うん!、、、、、あっ、でもこの後少し用事あるから、、、ここで待っててくれる?


○○:あっ、そうなんだ、じゃあ待ってるよ笑


桜:ありがとう!じゃあ桜届けてくるついでに用事も終わらせてくるね!

そう言い放ち桜は教室を出ていく


○○:全然いじめしてそうにないけどなぁ、、、


そう思いながらしばらく待っていると


ガラガラガラ


桜:ごめん!待ったよね?


○○:あ、ああ、待ってないから大丈夫だよ。それより、、、桜さん、その腕の傷は?


桜は腕に謎の痣の様なものがあった


桜:こっ、これはなんでもないよ!さっき転けちゃったから!笑

○○:そ、そうなんだ、じゃ帰ろっか笑


○○は少し疑問に思いながらも帰っていく



そんな事があってから数日後


○○:よし、今日の分も終わった!


桜:桜出してくるね!


桜が日誌を持っていくために○○から貰おうとすると


○○:桜さん、今日は僕が持っていくよ?


桜:いいの!桜が持っていきたいし!


○○:そんなそんな笑たまには僕が持っていくよ


桜:いいから貸して!


○○が持っていこうとすると桜が大声を出す


桜:、、、あっ!ご、ごめん。急に大声で怒鳴っちゃって、、、


○○:い、いやっ、こっちこそ頑なに持っていこうとしちゃってごめん、、、


桜:と、とりあえず桜が持っていくね、、、


桜は日誌を持って出ていく


○○:(なんであんなムキになったんだろう、、、なんか引っかかるんだよな、、、)


○○:(付いていってみるか、、、!)


○○は疑問を抱きながら桜へとこっそりついて行く


○○:(あ、いたいた)


○○の目の前には日誌を持った桜の姿


○○:(このまま職員室かな?)


○○がそう考えていると


○○:(ん?職員室を過ぎていった、、、?)


桜は職員室を過ぎ裏庭へと出ていった


○○:(まさかほんとに噂通り?)


○○が気になって裏庭に出ると


女1:遅せぇよ!このクソ女!バシッ


女2:ほんと使えないなぁ!バシッ


桜:ご、ごめんなさい、、、

女1:このクソが!


女2:あんたがいじめられてるなんてみんな思ってもないんだから笑


桜:は、はい、、、すみません、、、


‎○○:(なっ、、、!ど、どうなってるんだ、、、?)


○○は想像もつかなかった光景に呆気に取られる


女1:ほら、さっさと帰れよ!バシッ


女2:帰れクソ女!バシッ


○○:(我慢できない、、、!)


○○は思わず飛び出す


○○:おい!お前ら!桜に何してるんだよ!


桜:ま、○○君!?


女1:おい、何でこいつがいるんだよ!


桜:し、知らないです、、、


女2:嘘つくんじゃねえよ!バシッ


桜:痛っ、、、!


○○:おい、桜に手を出すな、、、


○○は桜たちに近づいていく


女2:おい!級長だからって近づいてくるな!


○○:じゃあ今すぐ桜から離れろ、、、!


女1:お、おい!逃げるぞ!


女2:わ、分かった!


女たちは逃げていく


○○:あっ!おい待てよ!、、、、、逃がしちゃったか、、、


桜:ま、○○君、、、


○○:さ、桜さん、大丈夫?


桜:う、うん、、、ありがとうね


○○:念の為についてきてよかったよ、、、笑


桜:で、でもこれからは、、、桜がまた変な噂がたてられちゃう、、、


○○:大丈夫。僕が桜さんを守るから。


桜:ま、○○君、、、


○○:とりあえず今日は帰ろう。明日のことはまた明日考えよっか


桜:うん!


お互い少し不安な感情を持ちつつ翌日


ガラガラガラ


○○:あ、みんなおはよう


女1:おいお前、ちょっとこいよ


女2:ツラ貸せや


「えっ?級長なんかしたの?」「あいつも川崎さんみたいに虐めてたのか?」


教室からはそんな声が聞こえる中、○○は女たちに連れられる



その時



桜:ま、待って!

○○:さ、桜さん、、、


「おい、なんなんだこの展開は」「あの川崎さんが○○の手助けを?」


桜:○○君を連れてどうするつもりなの!


女1:そんなの決まってるじゃん笑


女2:あんたと同じようにするのさ


女たちが自信ありげにそう言うと


○○:、、、、、ははっ笑
桜:、、、、、ふふっ笑


ふたりが笑い出す


女1:な、何がおかしいんだよ!


○○:やったね。桜さん笑


桜:うん!笑

そう言うと桜は裾に隠していたボイスレコーダーを見せる


女2:そ、それは、、、!


○○:この会話を録音したのさ、、、昨日のも含めてね!


「なんだなんた!級長聞かせてくれよ!」「楽しみー!」


教室が歓喜に湧く


○○たちは録音した音声を再生する


「おいおい、、、これじゃあ川崎さんがいじめてるんじゃなくてよ」「桜ちゃんいじめられてたってことじゃん!」


○○:そうなんだよ。桜さんはこの2人に虐められていたんだ。


女1:そ、そんなことは、、、


○○:もう無理だよ。諦めな。


女2:、、、ちっ!


女たちふたりは逃げるように教室から出ていく


桜:○○君!大成功だね!

○○:うん!良かった!


教室からは歓喜の拍手が沸きあがる


「いいね級長2人ー!」「お似合いかもよー!」


そんな2人に茶化す声か聞こえてくる


○○:さ、桜さん、、、///


桜:は、恥ずかしいよぉ///

そんな中○○は意を決したように


○○:さ、桜さん、、、


桜:んぅ?ど、どうしたの?


○○:、、、好きです


桜:えっ、、、///


「ひゅーひゅー!」「かっこいいよ級長ー!」


○○:噂の話が耳に入ってからだけど、桜さんの事が気になっていて、級長として一緒の時間を過ごしていく内に桜さんの人柄、可愛さに惹かれました、、、付き合ってください!


桜:○○君、、、、、



「桜ちゃんどうするのー!」「こんなにいい男いないぜー!」


○○:さ、桜さん、、、?


桜:、、、、、私も好きです!よろしくお願いします!ギュッ

桜は○○に抱きつく


○○:桜さん、これからよろしくね。


桜:桜って呼んで良いのは○○君だけだよ?コソッ


○○:、、、っ!?///


「ひゅー!おめでとー!」「最高のカップルじゃないかー!」「○○君も桜ちゃんもおめでとう!」


○○:大好きだよ、桜


桜:んふふ、桜もだよ!

無事に誤解が解けた桜たちは学校一のカップルとして大人気になっていったという、、、






ここまで読んでくださりありがとうございます!
今日のヒロインはさくたんです!

ほんとは今日でんちゃん書こうと思ったのですがなかなか構想が思い浮かばず断念しました、、、


明日は、、、誰で書くかは未定です!笑


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