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[秋のこだわり中華]里芋の魅力を引き出す「里芋のクミン和え(芋头孜然)」

秋になりましたね
季節ごとの食材と向き合うのは私にとってすごい喜びです!
今回は「里芋」に注目してレシピを考えました。
レシピのコンセプトは「シンプルな里芋中華」としました。

里芋の魅力は粘りと「里芋味」

里芋って何味だと思いますか?
どの食材にも味わいというものがあり、それは説明できない領域の強みだと思ています。
だから里芋の味は「里芋味」。
土の香りと、サラッとした風味。
粘りがその風味を長く維持してくれる。
ねっとりとした甘辛の調味料と相性が良く、潰さずに使うことで触感の違いを作り出し美味しく食べられる。
里芋の魅力は言葉には表せられないところにある。
それを引き出すために様々試しました。

今回の材料たち♪

里芋のクミン和えの材料

里芋  400g
クミンシード  7g(小さじ2)
白すりごま  18g(大さじ3)
醤油  23g(大さじ1.1/2)
米酢  7g(大さじ1/2)
上白糖  9g(大さじ1/2)
ごま油  6g(小さじ1)
葱油  18g→なければサラダ油や米油を使用してください。

作り方

①.里芋はたわしで土の汚れを落とし、水から皮ごと竹串がスッと通るまで茹でる。

ポコポコっと水面がなっていれば大丈夫!

②.醤油・米酢・砂糖・胡麻油を大きめのボウルに合わせておきます。
このボウルでそのまま里芋を和えるので、ボウルの大きさに注意!

③.クミンシードをフライパンで焦げないように乾煎りしていきます!
徐々に温度を上げて、クミンシードをよくかき混ぜながら全体がこげ茶色になるまで行っていきます。

乾煎り前のクミンシード
乾煎り後のクミンシード♪
ぱちぱちという音共に香りが良い!

④.乾煎りしたクミンシードを③の合わせ調味料に合わせる。
※火を止めた後もクミンシードはどんどん焦げていきます。手早く合わせ調味料に合わせましょう。
その後、調味液の真ん中にすり白ごまを山盛りに乗せます。
※胡麻はまだ混ぜないで!真ん中にこんもり盛るだけ!

こんな状態にしてくださいねぇー

⑤.別のフライパンで葱油を170℃位の目安で熱していきます。
※神経質にならず「熱そー」って思った状態までもっていくイメージです。
熱しすぎると油が悪い状態になってしまうので注意!
④の調味液の白すりごまめがけて垂らしてください!

白いりごまに高温の油をかけて香りをダイレクトに引き出していく。
中華の技法「|《バオ》」といいます」。
爆が終わったら調味液を混ぜてください。

⑥.ゆであがった里芋を熱いうちに皮をむいて一口大に切ったのち、⑤の調味液にさっくり混ぜて冷やしたら完成♪

熱いところから冷めるまでの間に味が染み込みます。
やけどが怖かった場合は皮をむいた後にレンジ等で再度温めたのちに合わせてください!

まとめ

少し手間がかかりますが、香り高い中華副菜は我が家でも大人気!
葱油は本当は市販のものではなく自家製がいいので、また葱油の記事を書きます。
里芋を楽しく堪能しましょう♪


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