フォークとナイフでご飯を食べるときのマナー。それ間違えてますよ
今や、ファミリーレストランなどが広がり、百貨店の最上階の洋食屋におめかししてご飯を食べにく行くことが、子どもの頃に特別な体験だと思う人が減ってきましたね。
新幹線の形をしたお子様プレートの器、ご飯が富士山の形をして、その上に国旗が刺さっている。
そんな風景もあまり見かけなくなりました。
私の子どもの頃は、百貨店といえば特別な場所でした。
そんな時に母親から言われた「あるマナー」に関して、この歳になり間違いだったことに気づいてしまいました。
みなさん、白色の平たいお皿にご飯が盛られ出てくると「塩」をかけたくなりませんか?
「かけたい!」となる人は、たぶん関西人です!!
これはマナーと関係ないんですが、関西人はライスプレートにご飯が盛られて出てくると「塩」をかけたくなるみたいです。
と言っている私も塩をかけた人です。
本題に戻りますが、ライスプレートにご飯が盛られ、フォークとナイフでこのご飯を食べるとき、どうやって食べますか?
私は、母親にフォークで上手にフォークの背に乗せて食べなさい。と教わりました。
つい最近まで、そうやって食べていました。
実は、このご飯の食べた方は微妙にマナー違反だとご存知だったでしょうか?
いや、私は、フォークの腹に乗せて食べます。
いやいや、フォークの背に乗せて食べるのがマナーって聞いたよ。
ここで少しお知らせ
SYOKUTSUではこの様な「へぇ〜」と思えるような食についての豆知識や雑学を掲載しています。
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では続きです。
実は、その食べ方は、どのジャンルのお店で食べているかで、正解が変わります。
フォークの腹に乗せて食べるマナーはフランス式
フォークの背に乗せて食べるマナーはイギリス式
が正しいということです。
ようするに、お店がフレンチならば、フォークの腹にご飯を乗せて口に運ぶのがマナーです。
では、イギリス料理って・・・
思いつかないですよね?
イギリスの飲食店と言えば、アイリッシュパブとかになりますし、イギリス料理って・・・
フィッシュアンドチップスとかで、そもそもご飯が出てこない。
もっと言えば、フレンチでも基本ご飯は出てこない。
冒頭で、「微妙にマナー違反」とお伝えしたのは、結局どっちでも良いというのが現在のマナー解釈になっています。
イギリス式と言っても、日本が明治時代の頃の古いマナーで、今のイギリス人やグローバルスタンダードは、フォークの腹に乗せて食べる。のが主流です。
イメージとしては、豆を食べる時に、フォークの背に乗せて食べませんよね?ご飯も同じ解釈で考えていただければ、イメージしやすいかと思います。
ただ、フォーマルなフレンチコースやイギリス料理店で、そもそもご飯が出てこないので、結果古いマナーですが、アップデートされていない。からどっちでも良い。
と曖昧な状態になっています。
それでも、サフランライスなど稀にライスは出てきますので、その際は「フォークの腹」に乗せて食べるのが無難なマナーだと言えます。
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