ソーセージとウインナーの違い
ソーセージとウインナーの違いを言えますか?
みなさん、一度は思ったことはありませんか?
ウインナーなのか?ソーセージなのか?
これは明確に違いが決めれていて、規格(JAS)まで存在しています。
まず、ウインナーはそもそもソーセージです。
ウインナーの正式名称は「ウインナーソーセージ」です。
ちなみに、このウインナーという名称は、オーストリアの音楽の都ウィーンから来ていると言われています。
(なぜ、ウィーンがウインナーの名称の元になったかは、また解説したいと思います。)
明確な規格、定義を説明します。
ウインナーは「羊の腸を使用した太さ20mm未満のもの」と定義されています。
じゃあ、20mm以上のものがソーセージ?
ではないんです。
20mm以上のものは、フランクフルトとされ、フランクフルトの正式名称は「フランクフルトソーセージ」です。
ちなみに、フランクフルトの由来は、ドイツのフランクフルトから来ています。
(こちらは、なんとなく分かりますよね?ドイツはソーセージが有名ですから)
JASでは、豚腸を使用している。または、20mm以上36mm未満のものをフランクフルトとしています。
ではでは、やっときましたか!!36mm以上がソーセージ?
ここでお知らせ
SYOKUTSUではこの様な「へぇ〜」と思えるような食についての豆知識や雑学を掲載しています。
よろしければご覧ください。
では続きです。
36mm以上がソーセージなのか?
いや、それが違うんです。
36mm以上はボロニアです。
ボロニアの正式名称は「ボロニアソーセージ」です。
ちなみに、ボロニアの由来はイタリア北部のボローニャ地方とされています。
JAS規格では、牛腸を使用したもの、または36mm以上のものとされています。
まとめます。
羊の腸 + 20mm未満 = ウインナー
豚の腸 or 36mm未満 = フランクフルト
牛の腸 or 36mm以上 = ボロニア
あれ?ソーセージがないですね。
ウインナーもフランクフルトもボロニアもソーセージの一種です。
ソーセージとは、ひき肉に味付けをして、腸に詰めたもの。
これがソーセージの定義です。
あれ?どっちだったっけ?となれば、ソーセージと言えば基本的に正解だということですね。
「食」をテーマに様々なジャンルを越えたまとめサイト
「SYOKUTSU」
よければご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?