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開運名刺始めました、なんて言わないからね、絶対。

名刺を作って20余年(名刺デザイン専門家ではありませんが)、家に家相、手に手相があるように名刺に名刺相なるものが有ることを初めて知りました。

そもそも名刺の由来は紀元前3世紀の中国で、目上の人ん家に訪問した際に、取次を依頼する時にそこの使用人に氏名と来訪要件を記した竹木の板を渡していた事が起源だそうです(wiki調べ)

そこまで歴史が古い中国産の文化なら、ソレに卦も付随するのも頷けます。

名刺相なるものは、そもそも方位学がベースらしいので(wiki調べ)、風水的な何かかな?って思ってあちこち調べてみたら、風水は「周りの山や川、水流などの有り様から住むところやお墓の場所を決める手段」であり、方位学は「九星気学をもとにし、吉凶や運勢などを方角を使って運勢の流れをコントロールする学問」との事。

風水は手段であり、方位学は学問。
方位学の基となる、九星気学は「星が示す方位をベースに運勢を切り開いたり、凶運を避ける相術」で、まぁ風水も九星気学も占いで、方位学は九星気学を理論的に体系づけた学問…と言う感じでしょうか。

まぁ、どっちゃにせよ占い感は強いですね。

で、反響狙う系デザイン屋の僕としては、名刺相により売上や問い合わせなどに本当に影響があるモノであれば、到底無視できない事になります。

僕個人としては、占い等には関心も薄く依存度もゼロで、せいぜい気休め程度のイメージしか抱いていません。圧は感じてもオーラは感じないタイプ。「運が悪かった」と思うことはあっても、「運気」と人に言われてもピンとこないタイプ。なんだったらわずか4種類の血液型で人を分類するのはさすがに無理アリすぎじゃね?とか思ってる奴です。
でもそれは僕個人の感性、考え方であり、時に占いに最終判断を委ねらたり、ちょいちょい気にされる方がいらっしゃるのも充分理解していますし、僕の回りにもいらっしゃいます。そしてそれら(彼ら)を否定することも全くないです。

理屈や科学で説明のできない事象は多く存在してて、それらが何かしら実生活にも影響は及ぼしているだろうなぁ…とは薄っすら思うこともあります。
「幽霊なんていない!」って思ってても「真っ暗な部屋の片隅」が妙に怖かったりするのも事実です。

僕が占いに心を持ってかれていないのは、再現性が見えずらいのと(見てないだけですけど)イマイチ理屈が理解できないから。
それでも「嘘だ!」って言える明確な理屈もないので、否定も肯定もしずらい…と思ったりしています。なんだったら興味本位というか面白がって「お告げ」的なものを試してみたくなったりはします。
もっとも「占いは統計学で、今回も過去の統計データを参照したところ、〇〇のような結果が出てますよ」…と言われると俄然、信じたりします。や、そもそも信じるという言い方が間違いで、データとして活用しなきゃ!と思います。

そんな訳で「名刺相に則った開運名刺デザイン、いかがっすか?」なんて絶対に言えないのですが、もし仮に名刺相が、過去の膨大なデータ集計に基づいた(多分基づいていると思う)、レウアウトの指標であるなら、ちょっと真剣に考える必要が出てくるわけです。

長々とここまで書き記して来ましたが、結局のところ何が言いたいのか…と言いますと、名刺相に則った名刺デザインを自社用に作成しました。

これで「上場企業まっしぐら!」となるかも知れませんし、「いざ倒産」となるかも知れません。
いずれでもないかも知れませんが、なんにせよ自ら体験しないと気が済まないタイプですので、名刺相効果を試してみたいと思います。

結果が出たら、またご報告します。

もし結果が良ければ「名刺相に配慮したデザインもできますが、どうしますか?」と実践報告付きでご提案ができますね。
(「開運名刺、はじめました」なんて絶対に言わないですけど)

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