【mizuiro株式会社】農業と地域活性化に貢献する、口にしても安心安全なクレヨンを!


幼い頃、ほとんどの人はクレヨンで絵を描いたことがあるかと思います。
持ちやすいサイズと柔らかい素材で、今でも広く使用されています。

しかし、市販のクレヨンの原料は石油由来のものがほとんど。
当然誤って口にしてしまうと、健康を脅かす恐れがあります。

そんな中、野菜から作られ、野菜そのものの色がクレヨンになった『vegetabô(ベジタボー)』が登場。
子どもが安心して使えるこのクレヨンを開発したのは、青森県でデザイナーとして活躍する『デザインワークスSTmind』代表の木村尚子さんでした。


きっかけは「自然な素材そのものの色を表現できるツールがつくれないか」という挑戦から。
企業や法人と協力し、試行錯誤を重ねたところ、野菜そのものの色のクレヨンを作ることになったのです。

また、青森県で栽培される野菜のうち、売り物にできない規格外の野菜や廃棄される部分を活用するということも計画。
そうすることで、青森県の農業の活性化やPRにも繋げることができる考えたのです。


そうして始まった『おやさいクレヨン』作り。

完成までの道のりは、決して楽なものではありませんでした。

滑らかな描き味、美しい発色など…課題は山積み。
一度はプロジェクトが止まってしまったこともあったようです。

しかし、多くの人の協力によって2014年、ついに10色の『おやさいクレヨン vegetabô(ベジタボー)』が完成し、発売されたのです。

発売後、たちまち反響を呼び、大ヒット!!
今では全国に広まり、私も雑貨店などで目にすることがあります。

そして、今回のプロジェクトは彼女たちがもう一つの目標としていた「青森県産で廃棄されてしまう野菜を使うこと」を達成するために行われました。

完成した頃は「キャベツ」「かぼちゃ」「たけすみ」のみが、廃棄される野菜から作られていたのですが、全色で実現するための開発費用を募りました。

多くの反響を呼んだ『vegetabô(ベジタボー)』。
クラウドファンディングにもたくさんの協力が寄せられ、成功となりました。


現在はさらに多くのカラーバリエーションが増え、インターネットでも購入可能なようです。
公式通販サイト


野菜から作られた優しい色味のクレヨン。
パッケージも洗練されたデザインで、贈り物にもぴったりです。

まるで描いているだけで、日本の四季折々、豊かな自然が思い浮かぶようなクレヨン。
ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょう。


●問い合わせ先
総合プロデューサー
デザインワークスSTmind代表 木村尚子さん
【Mail】 info@stmind.info
【HP】http://www.stmind.info/


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