【ベジLIFE!!】畑は農業を魅せる場所!子どもが安心して過ごせる農園へ育てたい


今年の春、千葉県のとある農家さんへ落花生の種まきのお手伝いをしに行きました。
落花生の畑は、その農家さんが暮らしている場所から車での移動になるのですが、辺り一面、畑、田んぼ、そして畑。

下水が引かれていないので当然トイレはなく、休憩時間に車を走らせ、コンビニのトイレを借りにいくということをしました。
「トイレがなくて、申し訳ない…」との話も伺いました。


実はこのトイレ問題、農業体験を実施している農家さんの多くが抱えている悩みのようです。

千葉県我孫子市で農業を営む『ベジLIFE!!』代表の香取岳彦さん。彼もそのひとりです。

一念発起し脱サラ。お祖父様とお祖母様が営んでいた農園を継ぎ、無農薬・無化学肥料で野菜を栽培している香取さん。
少子高齢化による農業後継者の減少を危惧し、農業の魅力を伝えるために様々な活動をしていらっしゃいます。

そのひとつが、農業体験。
幼児から小学生、社会人まで幅広い年代を対象に行っています。

中には、海外からの体験希望者も。農業を通して国境を超えて、人と繋がることができるのです。

この活動を始めて、4年。
来園者が増えるにつれ、発生したのが『トイレ問題』です。
トイレがないのが原因で、来園を断念せざるを得ないということもあるそう。

特に、幼稚園や特別支援学校などの子どもたちにとっては、致命的な問題なのです。

トイレがないことが原因で、農業の魅力を伝える場が減ってしまう。
農業体験を通して、人と人が繋がる機会もなくなってしまう。

なんとかしてこの問題を解決させるために、香取さんは今回のクラウドファンディングに挑戦しました。

日本の未来を担う子どもたちが使いやすいトイレの設置を目指して。
このプロジェクトは多くの共感を呼び、見事成功となりました。

実際に畑に行ってする農業体験は、老若男女問わず何にも代えがたい貴重なものになると思っています。
トイレができることによって、農業に興味を持った人たちが体験に行きやすくなり、その人たちがもっともっと魅力を広げていく。

そうして日本の農業がもっと元気になっていければ良いなと思います!

このプロジェクトは、最近終了したばかり。
これから本格的に始まろうとしているところです。

トイレの設置だけでなく、野菜を使った加工品や野菜ソムリエとのイベント開催など、ワクワクするような活動が目白押し。

パワフルに活動を続ける『ベジLIFE!!』さんの農業体験、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ベジLIFE!!さんHP】【クラウドファンディングページ


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