【ゲストハウス『フェイテ』】八百屋付きゲストハウスを展開し、旅行者と地域の方を繋げたい。



近年、都内を中心に急増しているゲストハウス。

一般的なホテルや旅館とは違い、ドミトリー式の部屋だったり食事がつかない代わりにかなり安価で宿泊できることから、若い世代を中心に人気を集めています。

また、安価だけが魅力ではありません。
オープンスペースなどが設けてあり、スタッフや宿泊者同士での交流が生まれるのです。
海外旅行客も多いため、国際交流の良い場にもなりそうです。

特に東京都墨田区は人気観光スポットということもあり、ゲストハウスが顕著に増えています。
今回ご紹介する『フェイテ』の岩本秀央さんも、両国で2年ほど前からゲストハウスを営んでいます。
そこには年間およそ8,000人の宿泊客が訪れるだけでなく、毎晩イベントを開催して活発的な交流を図っています。
たった一晩でも何か素敵な出会いがあるかもしれない…そんな温かい場所を目指しているそう。

しかし、たくさんの人と関わろうとすると、それだけ悩みが増えるもの。
大きな悩みの1つは、食に対する制限。
海外のゲストにはヴィーガン主義の方も多く、彼らが安心して楽しく食事のできる場所をどうにか作れないものかと考えます。

そしてもうひとつは、ゲストハウスのある地域住民の方との交流。
宿泊客同士の交流はもちろんありますが、一方地域の方々は興味を持ちつつ、なかなか入ることができない…といった状況だったのです。

なんと、その2つをまとめて解決できる方法を思いついた岩本さん。
それは野菜を通して、ヴィーガンの方が美味しい食事を摂れ、地域住民の方も繋がろう!というものです。
具体的にはゲストハウスの1階で農家さんから取り寄せた新鮮な野菜を販売したり、ヴィーガンメニュー対応のカフェを併設すること。
また、毎晩夕食のシェアイベントを開催して、さらなる交流を広げていこうと考えました。

その野菜を販売するスペースやカフェの工事費用を募るために今回のクラウドファンディングに挑戦したのです。

多くの出会いの場となるゲストハウス。
世界中の人々が食べる野菜をかければ、可能性が無限に広がっていくような気がします。
このワクワクが止まらないプロジェクトに多くの共感が集まり、無事に達成することができました。

毎日何かしらのイベントを開催しているという『フェルテ』さん。
宿泊でもそうでなくても、輪を広げたいという興味のある方は一度覗いてみてください。

ゲストハウスfete
【HP】http://fete-guesthouse.com
【クラウドファンディングページ】https://camp-fire.jp/projects/view/119507



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