阪大食文化研究会

古今東西老若男女、人種や宗教を問わずあらゆる人々が行ってきた営み―それが食事です。そんな奥深い食事の世界を覗いてみませんか?世界のあらゆる料理を作り、食べ、語らう、そんなサークルです。

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最近の記事

慣れあいすんな、○すぞ

僕、マジでなれ合いしてる奴嫌いなんですよ。 なれ合いって言うのは本当に言語化する価値のないコミュニケーション全般のことを指します。何の生産性も無く何の創造性もない無価値なコミュニケーション。そういう意味の無い会話を楽しげにしてる奴らを見ると、虫唾が走るんですよね。なんかもう寒いよね、普通に。 急に何でキレてるの?と思うかもしれないですけど、それは今日がクリスマスイブだからです。クリスマスっていうものがそもそもなれ合いの純粋結晶だからです。 だって考えてみてくださいよ、ク

    • 狩猟免許の申請をしてきたんだが、俺はもう限界かもしれない。

      こんにちは会長です。今回は長文となります。 当方は夢が星の数ほどある男として神戸市中央区あたりに名を馳せているのだが、その夢の一つに「山籠もりをする」というものがある。山籠もりと言っても空手バカ一代みたいに熊やら牛やらをぶちのめす類のものではなく、山の中で山菜やら野鳥やらをとるサバイバル生活がしてみたいということである。美しい自然と触れ合い、様々な困難も己が手一つで切り抜け、神羅万象のすべてを噛み締めようというのはまさに漢のロマンでしょうが。 すればいいじゃんと思うかもし

      • 森見登美彦を語りたい

        先月より、カドブンにて森見登美彦著「四畳半タイムマシンブルース」の連載がスタートしました。当方の青春を決定づけたことで知られるあの名作「四畳半神話体系」の続編と言うことで、当方も即カドブンのアカウントを作り、amazonで本作の先行予約を行いました。手元に届くのが死ぬほど楽しみです。 さて、皆さんはこの本の作者、森見登美彦氏についてご存じでしょうか?前述したとおり、当方の青春はこの作者によって完全に分解・再構築されており、その際異常なまでに歪曲した精神性と、尋常ならざる(キ

        • コロナで暇な大学生かく語りき

          どうも、ゴミ人間です。 突然ですが、大学生とは暇な生き物です。本当に暇です。当方も最近はマクドナルドで八時間ほどオンライン麻雀をしていたり、自転車で意味も無く家の周りをぐるぐる回ったりしています。もし阪神間でほぼ半壊した自転車に乗っているデブを見かけたら、それは当方です。挨拶代わりに石でも投げといてください。 この通り一般に大学生は暇なのですが、しかし、暇な時間にも様々な使い方があります。試しに大学生に時間を与えてみると、次の3パターンのいずれかのアクションが発生します。

          【食文化研究】眠れなくなるほど面白い中国の食文化③(最終)

          こんちは。 今回でラストですね。ここまで読んでいただいてありがとうございます。 さて、前回までの範囲をおさらいします。中華料理には山東料理、上海料理、四川料理、広東料理という4つの料理がありましたね?それぞれの特徴をもう一度書いておきます。 山東料理 山東料理と聞いてもピンとこない人も、北京料理と聞けばなんとなく分かるかもしれません。山東料理には肉や小麦を用いた料理が多く、北京ダックや饅頭、餃子などが代表的なメニューとなっております。 上海料理 読んで字の通り海産物を

          【食文化研究】眠れなくなるほど面白い中国の食文化③(最終)

          【食文化研究】眠れなくなるほど面白い中国の食文化②

          どーも、前回の続きです。中華料理の代表、山東料理、上海料理、四川料理、広東料理という4つの料理が、果たしてなぜ、どのように分かれていったのかということが疑問点でしたよね? まずは前回最後に説明しました、チンリン=ホワイ川ラインについてご説明いたします。高校地理を習っていない方でこの言葉を知っている人はそうそういないでしょうし、習った人でも「あったような無かったような…」という感じでしょう。安心してください。当方が簡潔に説明いたします。 中国にはチンリン(秦領)と呼ばれる山

          【食文化研究】眠れなくなるほど面白い中国の食文化②

          【食文化研究】眠れなくなるほど面白い中国の食文化①

          こんちは。 今日は中国の食文化について語っていこうと思います。思えばまともに食文化について語るのはこれが初めてですね。一体食文化研究会とは何なのか、名ばかりか、という至極まっとうな疑問を持った人間は、ロボトミー手術を受けに北朝鮮にでも行ってきてください。 さて、早速参りましょう。中国の食文化と聞けば、思いつくのはやはり中華料理でしょう。中華料理はフランス料理、トルコ料理と並んで世界三大料理の一つであり、バーミヤンや餃子の王将など中華料理専門のチェーン店が多数存在することか

          【食文化研究】眠れなくなるほど面白い中国の食文化①

          意識低い系かく語りき

          こんちは、すでに英語の単位を落とした当方です。 唐突だが、当方のブログはあまり読まれていない。大学の人間には読まれていないし、読まれるはずもないし、読まれたくも無い。かといって誰からも読まれたくないと言えば嘘になる。一応このブログの趣旨としては、世界中の料理を実食、制作もしくは紹介し、食文化の奥深さを「知ってもらおう」というものなので(すでに大幅に逸脱していることに関しては目をつぶってほしい)、知ってもらう、すなわち読んでもらわなくては書いている意味が無いのである。 じゃ

          意識低い系かく語りき

          インドネシア定番おつまみ「サテ」作ってみた

          どうも、阪大食文化研究会会長です。 今日はインドネシアの屋台料理では定番の南国風焼き鳥「サテ」を作ってみたいと思います。 まずはインドネシアでは必須級の調味料「ケチャップマニス」を作っていきます。ケチャップとは何の関係もありません。 ・濃い口醤油 200cc ・酢 150cc ・みりん 100cc ・砂糖100g  ・しょうが適量 ・ニンニク適量 ・コリアンパウダー(当方は持ってなかったのでパクチーをぶち込んだ)小さじ1 ・ナンプラー 小さじ1 これを全部鍋にぶち込み

          インドネシア定番おつまみ「サテ」作ってみた

          何かしなきゃいけない

          今日久しぶりに外に出た。 それほど晴れていなかったのだが、空気が暖かくて気持ちよかった。自転車で15分ほど走っていると、すでに汗をかいていた。梅雨入り前に夏日とは、異常気象もかくありなんといったところだろう。 何の気なしに走っていた。初めに図書館に向かったのだが、コロナ対策で椅子がすべて撤去されていたため本を読むことができなかった。しぶしぶ図書館を出て北のほうに走っていったのだが、あてもなく、結局どこにも立ち寄らずに帰ってきてしまった。あ、帰りにプロテイン入りアイスを買っ

          何かしなきゃいけない

          クリスタの説明分かり肉すぎんか?

          当方は学生なのになぜか大学に行かないおもしろ人間である。よって日々退屈なのである。退屈な日に何をしているかというと、上手くもない絵をシコシコ描いているのである。 昔から当方はイタイ設定のイタイ絵を描いてひそかにほくそ笑むイタイイタイ病患者であり、周囲からは病の感染を危惧され若干遠巻きにされていた哀れなピエロ君であったという。この病が最近、と言ってももう半年前だが、ついに末期症状を迎えたらしく、当方はなんと、ワコムの液晶タブレットとCRIP STUDIO EX(クリスタ)(総

          クリスタの説明分かり肉すぎんか?

          誕生日祝いに友人と飲みに行った。

          タイトルの通り。メンバーはいわたい君、キノカツ君という中高からの友人である。何故中高の友達と行くのかと言うと、大学に友達がいないからである。 キノカツ君とは3か月ぶりくらいに会った。彼は東京の某大学へ進学し、アメフト部でマネージャーを務め、学部でも人気者らしい。他のマネージャー女子ともにゃんにゃんしているようだ。当方は半ギレで話を聞いていたが、いわたい君に「お前、浮いてるよ。」とガチ顔で言われて少しかわいそうだった。かつてはR高アメフト部にこの男ありと言われ、関西大会で全国

          誕生日祝いに友人と飲みに行った。

          今日成人を迎えました

          はい、タイトルの通りである。なぜTwitterやインスタグラムではなくこんなところで報告を行うのかという疑問に対する答えがあるとすれば、俺が20になろうが90になろうが、俺のフォロワーである130有人のツイ廃にはなんの興味もないだろうということが明白だからであり、またこのような狭いフィールドに現在の心境を吐露することで、別に当方がヘラっているわけではないということを証明したいからでもある。今から書くことは、20歳という人生の節目を迎えたうんち大学生たる当方の心境を、午前0時半

          今日成人を迎えました

          【1-2】カタルーニャ料理作ってみた(実食編)

          前回までのあらすじ…カタルーニャ料理を作った ではメインディッシュとサラダを盛り付けていこう。それぞれ大きさに合った皿を用意し盛り付ける。タラの皮をフライパンから剥がすのに時間がかかったので、オリーブオイルは多めの方がいいかも。 それぞれ盛り付け終わる。ウォー、完成だ! さて、コップにはウェルチをついで(ワインがなかった)…どっからどう見てもスペインの小さな港町のごく普通の家庭で食べられている昼食だろこれはッ 私の想像したものとドンピシャリである。我ながら未だつきること

          【1-2】カタルーニャ料理作ってみた(実食編)

          【1-1】カタルーニャ料理作ってみた(制作編)

          どうも初めまして。私が大阪大学食文化研究会会長である。 このブログは世界各地にある様々な料理を制作、実食し、私の誰得うんちくも書き連ねていくという、美味しく学べるブログとなっている。食事という日常的な行為の文化的側面に着目し、それを公に発信することで、諸兄の異文化に対する価値観が一変するであろうことを私は信じてやまない。 さて、口上は置いておいて早速作っていこう。今日作るのはずばり、カタルーニャ料理である。カタルーニャ地方はスペイン北東部に広がる広大な地域であり、スペイン

          【1-1】カタルーニャ料理作ってみた(制作編)