人生再訪①

2020年9月11日、名古屋に住む友達の家の近くの公園でなんとなく立てた「3年後に1億稼ぐ」って目標。
これを指針にここ2年間やってきた。

今年の9月13日には無理だけど、今年度いっぱいならワンチャン狙えるかな、30歳の間になら結構狙えるんじゃね?
とかを考えるここ2〜3ヶ月だった。

(メモ帳で調べてみたら、鬱だったころ、30歳の七夕まで生きるって書いてあったから、30歳の間に1億って目標だったのかも。)


そんな目標を立てたのと裏腹に、結構無為に1ヶ月過ごしてしまった。

なんとなくの原動力じゃ、出力値に限界があることに気づいた。
特に、今は、「現状維持をしつつ、手のかからない楽する方へ」と流れていっている。

僕が、1億稼ぐって決めた動機は、金のなさが心身に堪えたから。

ありがたいことに、今は年間1,000万以上を2年連続で稼いでいるわけだけで、金のストレスはわりと無くなった。
めっちゃ漠然と、仕事切れたらどうしようって危機感もあるし、AIに仕事奪われたら困るからさっさと3億くらい稼いでいつでもリタイアできるようにしたいとかは思っている。(けど漠然としている。)

特定の状態から脱したいという状態は、出力値は高い。それを超えて、何となくの原動力でこれまでよりも高い壁に挑んでいるから、そのチグハグさが不合理を生んでいる。


さっきメモを見返すまで、自分のうつ症状が結構あったなんて忘れていた。
あの気持ちをこれまで原動力にしていたら、ほとんどすっからかんだ。だって忘れてるわけだし。

金を稼ぐこと自体の目標は「選択肢を広げること」「金のない状態を脱すること」だったから、いざ今の立場になって「やりたいことは?」と問われると迷う。
「金を稼ぐ行為自体が楽しい」とは思っていたし、「桃鉄」みたいなモチベーションで働いていたと思っていた。


けど、多分そんなことなくて、
稼ごうと決めた最初の目標を一旦はクリアしちゃった現状、新しい目標が必要なんだと思った。
将来的な選択肢を奪われないために稼ぎまくるのは、自分は無理がある。

ここ2年間でよく問われた。稼いだ先に何をしたいか。
そろそろ、その明確な答えを用意する必要がある。


昨日、寝る前に喫茶店に行って「至高の領域」という本を読んだ。
「使命」から逆算した「服従」を選ぶということを学んだ。
自分の使命を探すために、「人生再訪」という名前で改めて「原体験」を探しにいくことにする。

(前職の岩嵜さんという方に、教えていただいたなぁ、原体験。ないことがコンプレックスだったけど。)

現段階で言えることをつらつら書いていく。

本を読んで寝る間に、今言えることだけを探していた。
「Mediocre合同会社」って名前にしたのは、自分が平凡であるがことを込めた。
平凡だろうと、すごいことはできると。

器用貧乏であることはコンプレックスだ。
一点突破しないと、人に刺さらないし、ビジネス上もそのほうがいい。
クリエイターだってそう。

だけど、そもそもそれが一番苦手な奴にとって、その言葉は半分呪いに近い。

成功論とか、アドバイスとか聞くたびに、その呪いが自分を蝕む。

そのアンチテーゼとして、会社名を決めたし、
実際に、自分の姿で同じように悩む人たちの指針になることが、半ば使命のように感じている。

この辺の感情は自分がYoutubeを通して、クリエイターの領域に足を踏み入れたときに感じたものだ。

ただ、得た教訓はそれだけじゃない気がする。
その辺を文章を書くことを通じて、もっと確固たるものに気づきたい。

備忘録に近いものですが、誰かの一助となればと思い、公開しておきます。

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