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性格は変えられる

アドラー心理学シリーズ 基礎①

【ライフスタイル】

日本語ではちょっとポップな響きだ。
アドラー心理学では、人の性格を形作るその人独自のマニュアルというか、法則というか、生きる癖みたいなものを『ライフスタイル』と言う。

ライフスタイルは言葉で説明するのって結構面倒くさい。
ライフスタイルは、その人が問題に直面した時にどう対処するかで顕著に見えることが多い。
大きな問題であれ、小さな問題であれ、その人がどう立ち回るかで見えてくる。

ライフスタイルは主に
『自己概念』
『世界像』
『自己理想』

この3つで説明されることが多いのですが、実際はそんな単純なものではないんです。
でもまぁ便利なのでこのまま使います笑

『自己概念』
「私は◯◯だ」と思い込んでいること。
「私は怒りっぽい」とか、「私は気が小さい」とか、「私は変わってる」とかね。

『世界像』
「世の中の人は◯◯だ」「社会とは◯◯だ」と思い込んでいること。
「外界の人々は攻撃的で恐ろしい」とか「他人は私を理解しない」とかね。「だから家に居れば安全だ」とかになっちゃう。

『自己理想』
「私は◯◯でなければならない」「私は◯◯であるべきだ」と思い込んでいること。
「私は人に好かれていなければならない」とか、「私は優秀でなければならない」って感じ。

以上の3つがライフスタイル形成に大きく関係している。まぁこれだけじゃないけど。

そして、敢えて「思い込んでいる」と書いた。
全ては自分の思い込みである。
自分が見ている世界は思い込みの世界なのだ。
思い込みが変われば、見える世界も変わってくる。

自分の思い込みに気づく

ライフスタイルが変わる

性格が変わる

世界が変わる

ってこと。

言葉にすると簡単だな笑

実際はこんな簡単なことじゃない。
少なからず覚悟と努力は必要だ。
思い込んでいることで自分にメリットがあるからやっている。
だから人は無意識に変わりたくない、変わらない方へと行動する。

それでも変わるのよ。
幸せになりたいなら、自分が変わるしかない。
自分が変わるしかないのよ。
だって他人は変えられないんだから(^ ^)


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