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【014】「音と時間と焦燥が遅れて聞こえてくる」2023年4月の日記➀
あれ……4月の日記を……遅れて……書いてるよ……。
5月も末の末で「4月の日記➀」を書こうとしてるこの胆力を褒めて欲しい。なんとか来月あたりでこの周回遅れを解消したいものだけど、それは非常に難易度の高い課題設定だと言わざるを得ない。この日記は別に誰に読ませるものでもないわけで、〆切の焦燥感とも無縁の書きものであるからだ。
なんなら趣味仕事問わず〆切があっても破ることが多いのだから、〆切のないこの日記をコンスタントにアップするのは、むしろ不誠実というものではないだろうか。
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4月、なにやってたんだっけなぁ。
中旬に「応用情報技術者」の資格試験があったので、前半はその勉強に費やした。去年の10月にも受験したのだけど、勉強期間と趣味のイベントの準備が見事にバッティングした結果、趣味を取ってしまった。
当然、不合格だったわけですけど、その時は惜しいことに5点足らずの不合格だった。ただそれが実力なわけもなく、運の悪いことに非常に軟化した回だったらしく、今回は難易度が元に戻ってしまっていた。結果発表は6月末。記述試験も含まれてるから仕方ないのだろうけど、結果発表までの空白が長すぎやしませんかね。
落ちてたらまた10月に向けて勉強しないとだし、受かってたら次はネットワークスペシャリストの勉強をしたいのだ。いやこれは綺麗ごとですね。月一回の日記更新も間に合ってないのだ。結果発表が少し早くなったって、勉強の開始時期が早まるわけではなかろう。
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ほら、やっぱりね。こういうことですよ。
閑話休題。
最近は「ゆるコンピュータ科学ラジオ」というYouTubeチャンネルがお気に入りで、バックナンバーをゆっくりと追っている。
元は「ゆる言語学ラジオ」という同じくYouTube上で配信されているコンテンツが先に存在しており、その派生版チャンネルらしい。これがべらぼうに面白い。ジョークの性質というか、ひねくれた言い回しや、絶妙に分かりづらい例え話が僕の笑いのツボのストライクゾーンにぴったりはまっている。
このチャンネルは「応用情報技術者」の対策で過去問の解説動画を漁ってる際に見つけた。当然ながら「応用情報技術者」には直接的には関係ない。しかし技術概念の把握には非常に適しており、ゆるーくIT系のの仕事に関わってる人には強くおススメしたい。
最初に観るならこれがオススメかな。QRコードの発明の歴史の裏側(裏ではないか)にあったストーリーを解説してくれている。
いまでこそURLの共有や、電子決済の媒体として大活躍なQRコードだけど、その発明の発端は「工場の生産管理」にあった。どれだけ汚れていても、どれだけ折れてしまっても、正しい情報を伝達/受信する。その要求からQRコードは生まれた。
今まであまり意識していなかったけれど、確かにQRコードは二次元画像の一部が隠れていても、正しく読み取ることができる。
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たとえばこんな感じで中央に関係のない図形を入れても、問題なく読み取ることが可能だ。この理屈を応用して、ブランドのロゴマークがQRコード上に配置されている例もよく見かける。
こんな感じで「ゆるコンピュータ科学ラジオ」では、面白い「ITうんちく」を大量に摂取することができる。これは良いものですよ。
世の中、どんどん技術が進歩していっているけれど、その成り立ちや構造をちゃんと理解できているものはあまりにも少ない。なんなら電気や水道などのインフラがどうやって成立しているのかもあまりよく分かっていない。
そういう「世界」に対する解像度を上げていきたいなと思う。
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これはクレジットカードの請求書。
このカード、去年の更新で役目を終えたはずなんだけど、水道の支払いだけまだ切り替わっていなかったらしく、隔月で請求が届く。もう支払い機能は剥奪されており、使えなくなってるはずなのに。実際にスーパーで使用しようとするとエラーで弾かれる。
カード会社側ではこういう死んだカードによる支払いってどう管理されているんだろう。いっそのこと打ち切ってくれてもいいのに。でないと焦燥感が足りない。月一回の日記更新もできない男が、水道の支払い切り替えを早々とできるわけもなかろう。
しかしそうも言ってられないか。早く切り替え手続きを済ませてしまおう。
少なくとも日記を書いている場合ではない。
そう、日記なんていくら遅れても構わないのだから。
(おわり)