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癌寛解への道 PERT3

言葉には力があります、それは良くも悪くも多くの人に影響を与えることを、考えて、たとえこのような記事でもSNSでも、言霊を信じて良き言動を発信していきたいと考えております。

自分が人生で最も感銘した一言を書き記します。

「今は亡き母親へ死んでしまえと言った、あの日の自分を殺したい」

抗がん剤を使ってから、いろいろ考えました。
 やはり、原料が毒ガスと同じものを、身体に入れるのは不安が、ありました。

不安を抱えているとそれが身体に表れることは、経験済みですが、やはり、様々な障害が出てきました。
まずは鼻血が止まらない、血小板が少なく貧血気味であるのは、わかっていましたが、鼻をかむと暫くは鼻血に悩まされました。

また、朝起きると歯茎から大量の出血があり枕が血だらけになっています。

歯茎はぐらぐらになり、堅いものを食べると激痛が走り、鏡を見るとまるで吸血鬼みたいでした。

 連日、高熱が続いて、意識が遠のいていくこともあり、このまま死んでしまうのではないかと思うと不安で夜も眠れませんでした。

骨も全体的に弱くなり、缶ジュースのプルを引くだけで、爪が剥がれてしまいます。

ズボンを履くときに足の爪が引っかかり、爪がきれいに剥がれたときには本当に死にたくなりました。

 更には腹水が溜まって、手や腹がパンパンに腫れ上がるなんてことも日中茶飯事です。

 一番困ったのは前にも書きましたが、睾丸が腫れ上がり、まともにパンツが履けなくなり、擦れて痛く出血もあるので、高齢者用のオムツを履いていました。

バイクに乗ると当たって痛いので、立って運転をしたりしました。

更には目眩、動悸、息切れが酷く道場の4階まで上がることが、できず何回も休みながら階段を上がりました。

 寝ていると手足が吊って激痛が走ります、ふくらはぎや、手ならば我慢もできるが、太股が攣ると足が取れてしまうのではないかと思うほど痛くどうしょうもありません。

 そのうち皮膚が肌荒れを起こし、全身痒くて堪らない、無意識に搔いていると、身体中が傷だらけになってしまったのです。

 これは抗がん剤治療の副作用なのか、肝臓機能が低下してしまっているのか、恐らくその両方であると考えました。

 今思うと全ての症状が生きるための試練であったと思えます。

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